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導きの暗黒魔導師  作者: 根立真先
異世界の章:第一部 魔物の森編
38/160

おまけ~設定資料

次期シリーズに入る前に設定資料の一部を上げました。

ちょっとした時間潰しにでもご覧になってみてください。

【魔法について】

~魔法教科書より抜粋~


 魔法とは、いわゆる「唱える魔法」を指す。

 一方、魔導とは、もっと大きい概念だ。

 例えば、魔力を使って己の武器などを使用し独自の技を繰り出す事は「魔導」である。

 また、魔力を利用した魔動設備も「魔導」だ。  

 したがって、広義の意味で「魔法」というときは、魔導と同義である。反対に、狭義の意味での魔法というときは「唱える魔法」を指す。

 

 なお、魔導とは、近代的な概念である。

 魔導という概念が生まれる以前は、いわゆる「唱える魔法」しか存在しなかった。

 その時代の魔法を指す道を「魔道」と呼ぶ。

 魔道は、現在では失われた概念だ。

 魔道の時代の魔法は複雑難解で、扱える人間は極端に少なかったと言われている。

 つまり、「魔道」が「魔導」となり、魔法が一般化されたと言えるだろう。もしくは、魔法が一般化され魔導となったとも言える。


ーーーーーーーーーーーーーーー


[作者より] 


 今後、「魔導」を駆使した様々な技が繰り広げられることとなります。

 多くのバトルものを書いている作家様もおそらくそうであるように、私自身、わくわくドキドキしている書きたい「必殺技」がたくさんあります。

 今後の登場、展開をお楽しみいただければと存じます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー


【通貨について】


銅貨 10円

中銅貨 50円

大銅貨 100円


銀貨 500円

中銀貨 1000円

大銀貨 5000円


金貨 10000円

中銀貨 50000円

大金貨 100000円


聖金貨 500000円

王金貨 1000000円


 上記は、一枚につき、我々の世界に換算するといくら、という意味。

 例えば、10金貨(=1大金貨)なら10万円分となる。

 なお、大きさは、大金貨で五百円玉程度。中以下はもっと小さい。意外と小さいのである。ただし、聖金貨と王金貨はもっと大きい。

 なお、金(銀・銅)の含有量の割合が小・中・大で異なる。(本編で語られることはおそらくない)


ーーーーーーーーーーーーーーー


[作者より]


 私自身は、元々は我が国の江戸時代の通貨制度をイメージして設定しました。

 それをわかりやすく世界共通通貨として極めて単純化し、ゲーム的に設定を固めました。


 余談ですが、実際の歴史的事実としては、十七世紀には紙幣の発生や藩札の流通は起こっていました。(日本銀行金融研究所:貨幣博物館・近世貨幣史参照)

 ちなみに、江戸時代初期の、金属通貨として金銀を用いる貨幣制度のことを、金銀複本位制といいます。

 そして、現在我々が生きる世界では管理通貨制度が採用されています。

 また、江戸時代にも現代の管理通貨制度の本質をつくような画期的な経済政策が行われたこともあります。


 なお、次期シリーズ以降では、作中に会社と「銀行」も登場します。金融や投資という言葉も出て参ります。

 この辺りは、中世~近世のヨーロッパがイメージの元になっています。

 また、魔法による独自の文明が発展しているということもあり、現代的な要素も盛り込んでいます。


 以上、これらは世界観を固めるための土台作りの一部です。

 本作はあくまで異世界ファンタジーですので、その仕組みの詳細を作中で細かく掘り下げることはないと思います。

 しかし、設定上は、このようになっています。


 余談もございましたが、引き続き『導きの暗黒魔導師』とお付き合いくだされば幸いです。

次話から、本格的に次期シリーズに突入します。

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