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導きの暗黒魔導師  作者: 根立真先
異世界の章:第一部 魔物の森編

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ep29 賢者vs守護獣、勇者vs謎の者

賢者エヴァンスと守護獣レオルドも加わり、戦いはどうなるのか。

 コーロとユイリスのやり取りを横目に、場から一歩退いたエヴァンスは落ち着いていた。

『やはりユイは......。では僕もさっさと始めるよ』


 エヴァンスは再び戦闘の構えを示す。

「森の守護獣よ!僕達も始めようか!」


 レオルドが応える。

「こっちは早く始めたくてウズウズしてるところだぜ!」


 レオルドはエヴァンスに襲い掛かった!

 レオルドの闘気に空気が震える!

 彼は足を引きずっていたのが嘘のように怒涛の肉弾攻撃を繰り広げる!

 ドン!ガン!という轟音が辺り一帯に鳴り響く!


「す、すげえ...」

 眼前の戦闘に圧倒されるコーロ。

 

 心配そうにレオルドの戦いを見ながらエルフォレスは考える。

ーーーレオルドは強い。心配はないはずですが......それに、先ほど私を攻撃してきたあの者...あれはやはり......以前に私を襲って来た者!一体あれは何なのでしょうかーーー


 ユイリスはエヴァンス達の戦いを視認し、すぐにまた自分が戦うべき相手を見据えた。

 それからコーロに向かって話しかける。

「ねえ、貴方はなぜ人間なのに闇の魔力を扱えるの?」


 コーロは答える。

「自分でもわからないんだ。ただ、俺は別の世界から来て、この世界で暗黒魔導師になった、らしい......」


「暗黒魔導師!?貴方が!?世界が混沌に陥ると現れると言われる、あの暗黒魔導師なの!?」


「あ、ああ。一応そうみたいだ」


「信じられないわ。実際に暗黒魔法を使う者なんて、私は魔王以外には見たことないから」


「そうなの!?」


「少なくとも普通人間には扱えない魔力なのよ?その昔、300年前に人間の暗黒魔導師が現れて、その時代の勇者や魔王と互角に渡り合ったという話はあるけども」


「300年前の暗黒魔導師...?(...ん?それってエルフォレス様と一緒に魔物の森を作った暗黒魔導師のことか?)」


 二人の会話が互いに驚きを与え合っていると、(にわか)に人ならざる妖気を醸す騎士の姿をしたアレがぬらりと動き始める。

 それを察知したユイリスは即座にすっと剣を構えた。


 睨み合う両者。


 アレはゴムのような瞬発力で前方に跳んだ!

 勇者に向かい凄まじい勢いで斬りかかる!

 強烈な剣撃が勇者を襲う!


 ガキィィィィン!!!


 剣で攻撃を受け止めたユイリス!


「くっ!!」


 その衝撃で、ユイリスは防御の構えのままザザーッと後ろ十メートルは吹き飛ばされた。

 コーロは驚き「ユイリス!」と叫ぶ。

 

「な、なんて衝撃なの!?......はっ!」

 ユイリスが言葉を漏らしたのも束の間、アレは間髪入れず勇者に追撃して来た!

 再び強烈な剣撃が勇者を襲う!


「うっ!!」


 ユイリスは両の手でしかと剣を握り必死に防御した!

 だが、アレの攻撃は止まらない!

 勇者は防戦一方である!


 その一方で、レオルドとエヴァンスの戦いも続いていた。

 レオルドは怒涛の肉弾攻撃を繰り返していた。

 その攻撃は嵐のような激しさだった。


 エヴァンスもユイリス同様防戦一方だったが、全ての攻撃に対しすんででかわすか魔力の盾で防御していた。

 その表情には余裕が見られる。

 レオルドは怒涛の肉弾攻撃を繰り返しながらも相手の様子に妙だと感じる。


ーーーコイツ、何を考えてやがる?わからねえ。それに、さっきの不意打ちのせいで力が中途半端にしか出せねえ。クソッ!ーーー


 だが、敵を倒すより他はない。

 レオルドは肉弾攻撃を続けた。

 当作品をお読みいただきまして誠にありがとうございます。

 感想やいいねなどいただけますと大変励みになります。

 気に入っていただけましたら、今後とも引き続きお付き合いくだされば幸いです。

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