表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
導きの暗黒魔導師  作者: 根立真先
番外編
157/160

ep151 商いの猫娘②

 そして...


「......ここでいいのか?」

「この地図を見る限り、そうみたいね?」


「なんだかこう、なんというか......趣のある建物だが...」

「でも、看板もあるわね?」


「ああ。し、しかも......猫カフェだと!!?」


 コーロにぃとユイねぇが、ウチがわざわざ宿屋のおばさん経由で渡した手紙(案内状)を見て、そこへやって来たんや。

 そう。

 ウチが考案・開発・実装した...(?)

 猫カフェ『NEKOYASHIKI』に!


 ガチャッ


「いらっしゃいませ~!コーロにぃ!ユイねぇ!」


「おっ」

「アミ」


「ここ、カフェっていうか...家じゃないのか?」

「普通の屋敷よね」


「にゃっふっふ。それはどーかにゃ?とりあえず中まで案内するわ」

 ほんでウチは二人を食卓のある広い部屋へ案内したんや。


「ここや!」


「...お、おおお!!」

「こ、この子達は??」


「ニャーニャー」

「ニャーニャー」

「ニャーニャー」

「ニャーニャー」

「ニャーニャー」

 ...その他大勢。


「...ね、猫だらけだ!!」

 興奮しよるコーロにぃ。


「 ほ、本当に猫屋敷ね」

 ぎょうさんおる猫達に圧倒されるユイねぇ。


「さあ、ここからが本番やで!」

 ウチはまず二人を席に着かせて猫達に合図した。


 ほんだら、広いテーブルに向かい合って座る二人のもとへ、水の入ったグラスが乗ったお盆を背中に乗せて、二匹の猫がトコトコ歩いていく。


「ね、猫の給仕係!?」

 さらに興奮するコーロにぃ。


「か、かわいい...」

 ユイねぇも手応えありや。


 ウチはもうこの時、イケると確信したんや!

 ほんで自信たっぷりに言ったで!

「コーロにぃ!ユイねぇ!ほんだらこっから当店のおまかせコースでいってもええか!?」


「え?まあ、俺はそれでいいけど」

「私もそれで構わないわ」


 こっからは、怒涛のサービス展開や!


「まずは当店自慢のメニューをご馳走するで!」


 また二匹の猫達が背中に皿を乗せてトコトコやって来る。

「前菜はこれや!!」


「こ、これは......!」

「ちょっとアミ。これ、ただのかつおぶしよね?」


「せや!猫カフェやからな!さらにまだまだ続くで!」

 

 また二匹の猫達が背中に皿を乗せてトコトコやって来る。

「次はこれや!」


「こ、これは......!」

「ねえアミ。これ、ただの生魚よね」


「せや!猫カフェやからな!まだまだ行くで!」


 また二匹の猫達が背中に皿を乗せてトコトコやって来る。

「次はこれや!」


「こ、これは......猫じゃらし!」

「ただの植物......もはや食べ物ですらないわね...」


「まだまだ続くで!ほな次は...」


「待て待てアミ!も、もう食事はいいから!」

「そうよ!私達、お腹空いていないし!」


「ホンマ?ほな、次は猫カフェならではのサービスに行こか!ニャンズ!カモン!」


 ウチの呼びこみに従って、わらわらと猫達がコーロにぃとユイねぇのもとへ集まる!

 当作品をお読みいただきまして誠にありがとうございます。

 感想やいいねなどいただけますと大変励みになります。

 気に入っていただけましたら、今後とも引き続きお付き合いくだされば幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ