ものすごいものを見た
「のんのんびより」という作品があります。田舎の分校を中心とした、のんびりのどかな日常を描いた作品です。
原作は漫画のようですが、私が見たのはアニメだけです。
ちなみに一押しは「のんすとっぷ」(三期)10話の「寒くなったりあったかくなったりした」です。あの漫才は最高!
さて。
同じく三期の5話に「ものすごいものを作った」というお話があります。
このお話で蛍さんが作った「メカこまぐるみ」が実際ものすごかったので、色々分析したいと思います。
それでは、斜め上に向けて出発!
【防水性能がものすごい】
メカこまぐるみの構造は、タミヤで出してるっぽい雰囲気の4足歩行キットに発声ユニットを搭載し、外皮として四脚動物(蛍さんいわく、犬)のぬいぐるみを被せて、小鞠さんのぬいぐるみを乗せたものです。
動物のぬいぐるみはお腹にチャックが付いていて、そこから4足歩行キットを入れています。
こんな構造なので、ぬいぐるみ部分が水を吸ったりチャック部分から浸水したりしても不思議ではないのですが、メカこまぐるみは川に転落して7秒ほど水に漬かっていても耐えていました。
普通に作っていれば回路がショートしていてもおかしくないので、初めからお風呂などで遊べるよう耐水性に考慮して作成していたものと思われます。
具体的には、ぬいぐるみの表面に防水加工するとか、防水タイプのチャックを使っているとか、かな。
そうそう、世の中には防水チャックなんてものがあるんですね。今回調べて初めて知りました。
【機動力がものすごい】
メカこまぐるみは赤外線センサーで障害物を検知すると方向転換するのですが、四脚かつ片側の脚がリンク機構でつながっている構造でその場旋回(超信地旋回)できるというのは、どうなっているのかちょっと想像つきません。
左右の脚にそれぞれ別のモーターが付いていて互いに逆回転させたとしても、その場旋回は難しそうに思います。
方向転換はどうにか出来たとして、作中では状況に応じて180度旋回と90度旋回を使い分けているのですが、これもどういう判断をしているのか謎です。
最初の旋回は室内で壁に向かって歩いた時で、この時は180度旋回しています。
二度目は道路に出た後、道端に置いてあった箱?に反応したのですが、この時は90度旋回しているのです。
どちらも赤外線センサーが拾った情報はあんまり変わらないんじゃないかと思うのですが、反応は異なります。
もしかしたら動きが単調にならないように、ランダムで旋回角度を選ぶようになっていたのかも。
また作中でかなりな距離(概算で1km程)を移動していそうなのですが、電源が単3乾電池2本でそこまでの距離を移動できるのもものすごいです。昔の乾電池のCMを思い出してしまいます。
田舎のでこぼこ道でもつっかえずに踏破出来ること、藪を突破できるパワーも含め、ほんと、どうなっているのでしょうか。
【耐久力がものすごい】
メカこまぐるみは、アニメの中で何度か落下しています。
最初は部屋から外に出るときに数十センチ落ちているのですが、まあそのぐらいは普通に大丈夫かな、と思うのです。
しかし、鳥に持ち上げられてから空中で放り出されて、そのまま落下するのに耐えたのはものすごいです。
途中でいったん木の枝にぶつかって、そこから地面に落ちたのですが、最初の落下距離は落下時間から考えて7m程、そこから地面までは9m程と考えられます。
本体重量を500gくらい、脚の材料はABS?等々、推定を交えて計算してみたところ、衝撃力は最大1tを超えるぐらいになりそうです。
4本の脚にきれいに分散したとしても、1本あたり250~300kgくらいの衝撃に耐えたことになります。
あれ?これは断面が数ミリx1センチくらいのABSだと折れそうだな。
という訳で、メカこまぐるみの脚は、何かとんでもなく強度の高い材料で出来ていたのかもしれません。
まさか蛍さん、特注品を入手してた?
このように、蛍さんの作品「メカこまぐるみ」は、アニメの印象以上にものすごい、という事が判りました。
小学5年生で、夏休みの宿題としてそんなものを作り上げた蛍さんが、実は一番ものすごいのかもしれません。




