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自分第一主義  作者: 悠架
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1、私の理想の最期なんだ。

私はいわゆる『前世』というものを覚えていた。




『前世』の私は事なかれ主義の猫被りで、


クラスではいつも大人しく読書をして、


イジメられないようにとひたすらリーダー格の女子に媚びて、


当たり障りの無い返答をし、


本音を隠して建前で生き、


陰で悪口を言われても知らないフリをし、


両親にすら愛想笑いを向けて生活していた。




がめついというか、狡賢いというか。


あ、やっぱりがめついは違うか。



まあ、周りから見ればちょっと大人しいだけの普通の子だったと思う。


・・・いや、最期は自殺なんだけどね。




中三くらいのときに、もう面倒くさくなって屋上から飛び降りたんだっけ。


ふふふ、すっごくスリルがあって楽しかったなァ!


下からも後ろからも「やめなさい!」っていう焦った声がして、


私が一歩踏み出したらドカーンって爆発みたいに悲鳴が聞こえたの!!


その後すぐに空気の圧力?みたいなので気絶しちゃったんだけどねっ






今度の人生も、そうして終わろうかな?







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