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第58話 対黒龍戦決着

 そして3分後


「すまないメルト!今代わるぞ!」

「うむ、流石は私の孫だ!よくぞ持ちこたえた!」


 神器と呼ぶに相応しきチート装備に身を固めたグレンとジルベストが、遂に戻って来た。

 とは言っても、やったことはただ装備を外して、異空間収納の付与された指輪から装備を出しただけなんだけどね。

 しかもこの装備は、指輪から出すと同時に装着されるように設定されているし。

 それはともかく、グレンとジルベストは、白を基調とした多少デザインの異なる鎧にそれぞれ身を包み、全長5mの巨大な槍を持っていた。

 グレンの鎧は『シヴァ』で、ジルベストの鎧は『ゼウス』という銘がある。

 メルトの魔導装備に『オーディン』の銘を付けたことを知った2人が、自分達のにも付けろ!と手紙を寄越して来たため、渋々レオが付けてあげた。

 流石に武器の銘までは考えたくなかったようで、手紙を送る前に断られてしまったが。

 この世界の人は知らないけど、神器並みの性能だから地球の神様の名前を借りてるなんて言えないからね。

 とは、レオナルドの弁です。

 さて、この神器並みの装備の凄い所は、全ステータスが+5万になり、専用の武器を同時に使うことでSTRが10万まで跳ね上がるということだ。

 つまり、VITが13万の黒龍にとって、STRが+10万になった2人の攻撃は、今まで以上にダメージを負う、ということだ。

 さらにこの装備は、さっきまでのSTR以外が+1万の装備の5倍の補正がかかっている。

 さっきの状態でも攻撃が全く当たらなかったのに、さらに2人のAGLが5倍になっている。

 その結果、


「どうしたドラゴンよ!逃げてばかりでは我らは倒せんぞ!」

「わっはっはっはっ!そんな鈍い攻撃など、カスリもせんわ!」


 黒龍では対応できないスピードで動き回る2人は、どんどん黒龍を追い詰めていく。

 2人はすでに刀身が3mの大剣に持ち替えていて、5mの槍は、それぞれ黒龍の左右の翼と貫いたまま、体に刺さっている。

 しかもこの2人、巨大な大剣を振り回しているはずなのに、STRとDEXが高すぎる為、普通に剣を振るうのと同じ感覚で大剣を振り回している。

 そして攻撃が始まって10分後、


『GYAOOO・・・・・』


 体中を切り刻まれた黒龍が、遂に倒れ、そして動かなくなった。

 1分以上経過し、それでも黒龍は動かない。

 念のため、グレンとジルベストが1撃ずつ攻撃をするが、それでも動かない。


「勝った・・・・?」


 城壁まで避難していた内の誰かが漏らした一言が、近くにいた全員の耳に響いた。


「え?勝ったのか?」

「勝ったんだよな?」

「黒龍、もう動かないよな?」

「さすがに死んだよな!?」

「じゃあ!じゃあ!?」

「ああ、間違いない!」


 その言葉が聞こえたかどうか分からないが、グレンとジルベストが同時に大剣を掲げた。

 そして、吠えた。


「「勝ったぞ~~~~~~!」」

「「「「「「うおおおおおおおおおおおおつ!」」」」」」


 そして、全員が吠えた。

 黒龍が襲来してから3時間以上が経過していた。

 ここに、後に『王都黒龍事変』と呼ばれることとなる壮絶な戦いは、アステリア王国の勝利で幕を閉じた。

 その後、緊張の糸が切れたのか、ほぼ全員が座り込み、だが、この勝利を全員で喜び合った。

 この戦いの第一功は間違いなくスティード家で、次いでスティード騎士団だという事は、この場にいる全員が認めていた。

 もし彼らの到着が遅れていたら、きっと王都は黒龍によって蹂躙されていたことだろう。

 不幸中の幸いにして、この黒龍はまが自我が芽生えていなかった為、目の前にいる敵に集中してくれていた。

 もしこれが成熟し、自我を持ったドラゴンであったら、状況に応じて戦い方を変え、きっと王都は多大な被害を被っていたことだろう。

 これは後に判明したことだが、たまたま彼らスティード家が、西方面から回り道して帰ろうとした時に森から飛び去る黒龍を見つけ、これを追って来たために間に合ったのだ。

 このあと、黒龍による被害状況を調べたり、負傷者の治療をしたりとやることは山積みだが、今は全員がすぐに休みたい気持ちだった。

 それだけの激闘だったのだ。



 全員が地面に座り込んで休んでいると、王都から1台の馬車がやって来た。

 今更どこの貴族がノコノコやって来たのかと思い、そちらを向いた者が見たのは、馬車ではなく、王家全員が乗ったオープンカーだった。


「こ、国王陛下!?」


 その声を聞き、慌てて膝を着こうとする面々に、国王エドワードは


「いや、皆の者。どうかそのまま、楽な姿勢で構わない。今はとても疲れているのだろう?無理をしないでくれ」


 そう言って、皆を休ませた。


「諸君らの健闘は、城壁の上からずっと見させてもらっていた。この国を、王都を守ってくれて、ありがとう!」


 そう言って一国の王が頭を下げた。

 それに慌てまくる騎士や魔導士達、さらに戦いに参加していた貴族達。


「今日、この戦いに参加してくれた全員に、必ず褒美を出すことを約束しよう。だが今日は皆疲れただろう?後のことはこちらで手配するから、今はゆっくり休んでくれ」


 そう言って、この場は解散となった。

 重傷で動けけない者を、動ける者が肩を貸し、複数人で抱えるなどしながら、ちょっとずつではあるが、人が街の中に戻っていく。

 そんな中、王族を乗せたオープンカーはスティード騎士団の所まで進んだ。


「すまないなグレン。助かったよ」

「気にすんな。この国の貴族として、そして騎士として、当然の事をしたまでだ」

「はは、相変わらずだな。それよりも、お前達も王都で休んでいくんだろ?」

「ああ、そのつもりだ。だが、明日にはここを発つぞ?何せ、キロアスの街に妻と娘を残して来ちまったからな」

「そうなのか?だが、少し帰るのは待ってくれないか?今回の論功行賞を行うんだが、間違いなく第一功と第二功はお前達なんだからな?」

「そんなもんいらねーよ。そんな褒美を出す余裕があるなら、今回の犠牲者の補償にでも使ってくれよ」

「はぁ~・・・、じゃあせめて、このドラゴンは好きにしてくれよ。こいつを売れば、それなりの金になるだろう?」

「だーかーらー、要らねーっつってんだろ?その金こそ、補償に使ってくれよ?それにこいつは俺達だけで倒したんじぇねーぞ?今日戦った全員で倒したんだ。そこん所、間違えんなよ?」


 この場所にはスティード家とアステリア家しかいない為、グレンの口調はエドワードの前だけで見せる砕けきった物になっていた。

 そして、言っている内容はいつも通りのスティード家だった。

 ドラゴンを討伐し、王都を守ったにも関わらず、決して自分の手柄を自慢せず、褒美も求めない。

 相変わらず欲のない男であり、だからこそエドワードの親友でもある。


「ああ、分かったよ。お前がそういう奴だってのは理解しているからな。だが1つだけ、どうしても聞いてもらいたいことがある。いいか?」

「ん?何だ?」

「メルト」

「はい?何、エドおじさん?」

「明日必ず王城へ来てくれ。いいか、絶対に来てくれよ?」

「え?何で?」

「お前とはどうしても話したいことがあるからだ」

「そうですね。メルト君?必ず来てくださいね?」


 いつの間にかエドワードの横に立っていたアメリア王妃から、有無を言わさぬ迫力というか、オーラが出ていた。


「え、あの、僕だけですか?」

「出来ればグレンと、メルトの母であるジェシカにも来てもらいたいと思っているんだがな?」

「なあエド。それって重要な話か?」

「ああ、物凄く」

「ええ、将来に関わるお話しですよ」


 国王と王妃にそう言われては、臣下であるグレンには嫌とは言えない。

 それ以前に、親友の真剣な頼み事だから、聞いてやろう。


「分かった。じゃあ、今からキロアスの街に行って家族を連れてくるから、しばらく王都に留まるよ」


 と、いう事にした。


「そうか!助かるよ!」

「ああ、じゃあ早速騎士を30人くらい連れて行ってくる。父上とメルト、それと残った騎士は、ここの片付けを頼む」

「うむ。任せろ」

「分かりました父上」

「よし、じゃあちょっと行ってくる」


 そう言ってグレンは家族を迎えにキロアスまで向かい、途中で王都に医療班を連れて向かっていたニコラス子爵に出会った。

 そして幸運なことに、その一行の中にスティード家が全員いたのだ。

 自分達にも何か出来ることがあるはずだと、自ら同行を申し出て、一緒に向かっていたようだ。

 王都までの道中、何があったかを説明し、明日王城に呼ばれていることも伝えた。

 そして王都を離れて4時間後、再び王都に戻って来た時には、黒龍の死骸は運搬され、そこかしこに散乱していた黒龍の犠牲者たちも、全て運ばれた後だった。

 やることも終わったスティード家一行は、騎士達は宿を手配したのでそこに向かい、護衛の騎士と家族は屋敷に向かった。

 今は殆どの住民が避難しているから静かだが、明日になれば人が戻り、またいつもの賑やかさが戻ってくることだろう。

 そして屋敷に着くなり、護衛の騎士とグレン、ジルベスト、メルトは寝室に向かい、そのまま爆睡を始めた。



 そして翌日、論功行賞が行われた。

 昨日の参加者全員はさすがに謁見の間に入りきらない為、騎士団の訓練場でだった。

 昨日負った傷が深く、まだ動けない者もいたため、この場に集まれたのは1万人にも満たない。


「では、昨日の黒龍討伐における論功行賞を執り行う!」


 そう宣言したのはカルナバル宰相だ。

 集まった全員の前に国王と共に立ち、褒美を渡していく。


「まず、今回における第1功、スティード伯爵家当主、グレン=シオン=スティードの意向により、スティード家は賞を受ける権利を放棄したため、この場にはいない」


 ざわめき立つ会場。

 どう考えても、今回の最大の功労者はスティード家とスティード騎士団だ。

 なのに、彼らがどこにもいない。


「よって、今回スティード家とスティード騎士団に渡す予定だった褒賞は、今回参加した全員で山分けすることになった。さらに、討伐された黒龍は売り払い、得た金額の1/4は今回犠牲になった者達の遺族補償に、3/4はこれも参加した者で山分けとする!おおよその試算ではあるが、1人金貨1枚以上になる予定だ。これに関しては時間が掛かる為、まずは今日、金貨1枚を渡し、残りは後日渡す予定だ!ああそれと、今回の戦いでケガをしたものは、国立の病院にて無料で治療できるように取り計らったので、治療が必要な者はこの後残って申請をしてもらいたい。また、重傷の為動けない者は、こちらから出向く用意もあるので、そういった者を知っていたら教えてほしい!」


 今回の戦いに参加したのは総勢で3万人ほどで、戦死者は5000人以上になる。

 金貨1枚は日本円にして約100万円なので、参加報酬だけで250億円も払うことになる。

 そして例の黒龍だが、そもそもドラゴン自体が超希少種であり、さらにドラゴンの体は全てが良質な素材となっている。

 鱗、爪、牙、角、骨は超上等な武器防具の素材となり、肉や目玉や舌、血ですらも、高級な錬金術の素材や薬の材料となる。

 そして、15mの巨体だ。

 売れば1体で白金貨500枚、つまり500億円は確実らしい。

 今回の論功行賞は以上で終わり、この後参加者に金貨1枚を渡し、残りを後日渡すため、全員の名前を記入する作業に時間がかかった。

 同時に、治療関係のあれこれもやっていた為、朝から始まった論功行賞は、最後の名前の記入が終わった時には、もう日が暮れていた。

 さすがにこの程度の作業で、国王と宰相がいつまでもいる訳にもいかず、名前の記入が始まった段階で退席している。

 国のトップは、やることが盛りだくさんなのだ。

 国の中枢にいる多くの貴族達も避難していた為、昨日黒龍との戦いに参加していた貴族達も手伝いに来ていた。

 その最中、1人また1人と人が戻って来て、王都も活気が戻って来ていたが、さも当然のことのように真っ先に逃げ出していた貴族達は、どこまで逃げたのか、しばらくは帰ってこなかった。

 領地を持っている者は、自分の領地まで逃げていったのかもしれない。



 さて、今ここは王城にある応接間だ

 かつてレオが頻繁に案内され、ついには空調装置を設置した、あの応接間だ。

 ここには今、スティード家からは当主のグレン、第1夫人のジェシカ、嫡男のメルトが並んで椅子に座っている。

 対面には、アステリア王家から国王エドワード、第1王妃アメリア、第1王女クラリスが座っている。

 呼ばれた理由が全く分からないジェシカとメルトは緊張し、グレンは慣れているためいつも通りだ。

 対してアメリアはメルトをガン見していて、クラリスはチラチラとメルトを見ては下を向いたり横を向いたりしている。

 エドワードはグレン同様、いつも通りだ。


「さて、今日ここに来てもらったのは他でもない・・・」


 とエドワードが切り出した。


「まずはメルトに聞きたいことがあるんだけど、良いかい?」


 名を呼ばれたメルトはビクッとしたが、それでも何とか


「な、何でしょうか・・・」


 と、掠れた声で答えた。

 メルトが緊張していることに気付いているエドワードは、しかしこれを放置して話しを進めることにした。


「うん。あのさ?メルトは好きな女の子はいるのかな?」

「・・・・・・・・はい?」


 質問の意味が分からず、ついつい間抜けな返事をしてしまった。

 それはそうだろう。

 国王に呼ばれ、王城に来てみたら、なぜか王妃と王女を交えての話し合いになっているのだから。

 ちなみにグレンも何のことだかさっぱり分かっていないが、とりあえず黙って話しを聞くことにしていた。

 スティード家で唯一ジェシーだけがその質問の意図に気付き、驚愕した。

 改めてこの場にいる者を見て、その表情や仕草を見て、なるほどと納得した。

 そして、アメリアもまた、ジェシーが気付いたこと察していた。

 だが、今は国王陛下が話している最中な為、口を挟むことはしない。


「だから、メルトは好きな女の子はいるかい?例えば将来を誓い合っている、的なさ?」


 よく質問の意味が分からなかったが、取りあえず答えることにした。


「いえ、そんな女の子はいませんにょ」


 緊張のため、ちょっと噛んでしまった。

 その答えを聞いた瞬間、エドワードとアメリアはほっとした顔をし、この質問の間中、ずっと目を瞑って手を組んでいたクラリスは、とても嬉しそうな、そう、本当に嬉しそうな顔をした。

 この段階で、この会談の意味を流石のグレンも察した。

 そして、ニヤニヤして息子、メルトを見ていた。


「そうかそうか。それは良かった」


 ただ1人、メルトだけが理解できていなかった。

 そのことの、何が一体良かったというのだろうか?


「あの、エドおじさん。それは一体・・・」

「ああ、ごめんよ。今から説明するから」


 そう言ってエドワードは1拍置き、


「ねえ、メルト?僕の娘、クラリスの婚約者になる気はないかい?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」


 突然な、余りにも突然な提案に、メルトの脳はフリーズしてしまった。

 そんなメルトに代わり、グレンが質問をする。


「おいエド。どういうことだ?余りの事態に、メルトが固まっちまったぞ?」

「ああ、そうだね。説明させてもらうとだね・・・」


 そこでエドワードは、昨日の黒龍と戦っているメルトを見てクラリスが惚れてしまったらしく、ずっとメルトばかりを見ていたこと。

 戦闘終了後、城に帰って来てからアメリアが確認してみた所、やはりクラリスはメルトに一目惚れしてしまっていたことが発覚したこと。

 そして、エドワードとアメリアは、さらに第2王妃のエリザベスも含め、娘には好きな男性と結婚してもらいたいと思っていることを伝えた。

 それで、メルトは次期伯爵家の当主であり、貴族としての格がちょっと低いかもしれないが、その武勇は国家騎士団団長にも匹敵し、更に魔法は宮廷魔導士団にも余裕で入れるほど卓越した稀有な人物であることが判明している。

 そんなメルトにならクラリスを嫁がせても大丈夫だろう、と判断し、今ここに至る、と言う訳だ。

 その話を、何とか復活していたメルトは聞いていて、大体は理解した。

 その後、この場にはメルトとクラリスの2人きりにして、大人は席を外し、ゆっくり話をする時間を作った。

 まるでお見合いだな・・・・

 そして1時間後、大人達が戻って来て、


「それでメルト、どうだい?」


 代表してエドワードが聞くと、


「はい、クラリス王女との婚約、お受けします」


 ここに、スティード家嫡男メルティウム=シオン=スティードと、アステリア王国第1王女クラリス=アステリアの婚約が成立した。



~ちょっと余談~


 もし黒龍襲撃時に、今のレベルのレオナルドが王都にいたらどうなったか?


「王都の西からドラゴンが来るぞぉっ!戦える奴は全員西門へ!戦えないなら急いで避難しろー!」


 王都に怒声や悲鳴が響き渡り、人々が街の中を慌ただしく駆け抜ける。

 そんな中、レオナルドはと言いうと、混雑している道など通らず、空いている建物の屋根から屋根を走っていた。


「ドラゴンか~、どんなのが来るんだろう?早く見たいな~」


 そしてあっという間に城壁の上に辿り着いた。


「あれですか、ドラゴンは!?」


 支配圏を展開し、ドラゴンを観察する。

 そしてドラゴンが充分近付いた頃、観察も終わった。


「あれ?あのドラゴン、そのまま攻撃してくるみたいですね?」

「キミは何を言っているんだ!?ドラゴンなんだから、襲ってくるのは当たり前だろ?って何で子供がここにいるんだ!?急いで避難しないと、ここは危険だ!」


 僕に気付いた兵士が、慌てて僕を非難させようと誘導を始める。


「さあ、こっちだ!」

「いや、あの、あんなの別に危険でも何でもないですよ?」

「何を言ってるんだ君は!相手は最低でも超級の魔物のドラゴンだぞ!?この戦力でも勝てるかどうか怪しい相手なんだぞ!?」

「いやいや、そんなことありませんよ。あんなの1撃で落ちますから」

「バカを言うな!」

「本当ですって。ホラ」


 そう言ってレオは、魔導銃を抜き、撃った。

 魔導銃から放たれた魔力の弾丸が、飛んで来たドラゴンの頭に直撃し、そのまま吹き飛ばした。

 悲鳴を上げることなく絶命し、地面に墜落したドラゴン。


「ね?」


 無邪気に笑いかけてくるレオに、この兵士はただただ、口を半開きにして固まることしかできなかった。


 つまり、瞬殺でした。

番外編はこれで終了です。

また次からは本編に戻ります。

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