9話
ごめんなさい、前半と後半で別れます。
戦闘描写まだ下手ですが頑張ったので見てください。
私は飛んできたものを避けるために、《回避》《ステップ》の【スキルリンク】を発動させ右に飛びました。
視線をさっき迄居たところに戻すと二匹の狼が居ました。
灰色の毛並みをもつ狼です。
「まだ他にもいるはずですが様子見でしょうか?頭がいい個体がいるんでしょう。今出てきたら気持ち的に楽だったんですが面倒ですね。」
まだ他にも居るので不意打ちには気をつけておきましょう。
「確実に倒して行きます。覚悟してください!」
そういって私は、正面にいる狼まだ隠れている狼との戦闘を開始しました。
~ワールドアナウンス~
[シークレットクエスト:"グレーウルフの大行進"を受理しました。]ーこのクエストが受理されてからゲーム時間四日目に街に侵攻してくるグレーウルフの大群を倒し、その後出てくるボスを倒すことによってクリアされます。森にいるグレーウルフ達を倒していくと侵攻時に敵が少なくなります。皆さん街を守るために頑張りましょう!ー
そんなアナウンスを聞いた直後に狼二匹が連携して攻撃してきました。《ステップ》で回避し一匹の狼の片眼に鉄扇を刺し抜き、そして左回転で後ろに行きながら刀でもう一太刀加えます。
そして二匹を視界の正面に入れたとたんに私の後ろから衝撃が来ました。
「ぐっ!《妖術・水銃》」
~解説~
《妖術・水銃》…水を圧縮し回転を加えたことにより威力が高い。速度も安定している。
私は咄嗟に妖術を使い私の周りに放ちました。
そして急いで現状の確認をします。HPは2割削られ相手は4匹いてHPが残り4割の狼が目と体を斬ったやつでしょう。1匹は妖術が当たり2割ほど削れています。もう2匹は無傷ですね。
ホントに頭のきれる奴がいましたか。警戒してたはずなのに当たってしまうとは情けない。
HPポーションで直ぐに回復し、残り4割の狼に向かって「《妖術・風斬》」を放ちHPを全損させ、驚いているところに残り8割のやつに先ずは刺突を繰り出し、頭は避けられましたが肩に刺さり首に向かって鉄扇を開いて縦に思いっきり振り下ろし全損させ、残り2匹が連携で1匹が左足にもう1匹が右肩に向かって来ました。
右肩に飛んできたやつはしゃがんで避け立ち上がると同時に左足に向かってきたやつに鉄扇を叩き付けます。そして急いで後ろを向きバックステップで距離を取りました。
~解説~
《妖術・風斬》…風の刃を出し、1回で4発も出るお得妖術。威力もまぁまぁある
「《氷弾》」氷魔法の氷弾を放ち今にも飛びかかって来そうだった右肩に飛んできた狼に向かって、放ち鼻に直撃させました。そして氷弾を当てた1匹が混乱している間に居合い斬りの容量で、鉄扇を当てた方に斬りかかり顔に傷をつけそこから鉄扇の側面を使い殴打で全損させ、急いで《回避》と《ステップ》の【スキルリンク】を使い、見切りを発動させ左右から飛んでくる狼を避け右からきた狼に居合い斬りをして、その場から退きます。今度は4匹登場です。これで5匹。いつの間にか使えた《気配察知》を使い状況を打開する作戦を考えます。
~解説~
《気配察知》…5mの距離の気配を察知できる。
熟練度が上がると効果範囲も増える。
《氷弾》…アイスボールを圧縮し敵に当たる部分を尖らせ当たったら砕けるようにしたもの。威力はそこそこ。
「ガウッ!」
「ワフッ!」
「ガウ!ガウッ!」
「ワンッ!」
新しくきた狼と、ずっといる狼が話し合っているのかな?
「ならっ!ここで決める!《妖術・雷狐》《氷固》《妖術・岩槍》」
~解説~
《妖術・雷狐》…雷の狐を出し一撃当たるまで消えない狐。だが消費妖力が多いため妖力が残っているときに使うべき。
《妖術・岩槍》…相手の上に岩の槍を作り落下させ、ダメージを与える。
《氷固》…氷魔法の1つで部分的に氷漬けに出来る。今の熟練度だと地面に付いているところのみ氷漬けに出来る。熟練度が上がると氷像も出来るようになる。
私は雷狐を出し、相手を固め槍で敵のHP削り雷狐で止めを刺し終えたときに前方から4匹来てそちらに注意がいってしまったため後ろの襲撃に気づけませんでした。
「うぐぅぅ、《妖術・辻風》!」
~解説~
《妖術・辻風》…自分の周り360度に風を出し攻撃を与えます。威力は強くもなければ弱くもないといったところ。 射程は普通に長い。
私は咄嗟に《妖術・辻風》を使い、状況の確認をしました。雷狐は私の辻風にやられ雷狐の相手をしていた4匹も辻風に当たりHPが1割減っていました。雷狐の分を合わせると3割削れています。
これが私から見て右側の状況。
左側は、3匹いて2匹が1匹を守るように壁になっていました。2匹の方は、HPが2割削れていました。1匹は無傷です。
HPポーションを使い体力が残り7割だったのが回復し残り9.5割になりました。
守られていた1匹は今までとは全然違う雰囲気でした。灰色の毛並みの中に黒が混じり魔法を使っているのか緑のオーラが身を包んでいます。
「普通に強いですね。他のと比べると頭がよく周りの状況を理解していますね。」
今度は1:7になってしまいましたがここで死に戻るのは嫌なので、スキルレベルを上げつつPSも磨き勝ちにいきましょうか。
要望が多いなぁ~。
解説は本文に入れていこうかなと思います。
次の次位に掲示板か、別視点をできたらやりたいと思います。
これからも頑張ります。