41話
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
多人数戦闘を頑張って書きました。
ちょっと表現がどうかなと思うところがあるので頑張って読みましょう。
うわぁ!びっくりした!お肉食べてたらいきなり前の木が吹き飛ぶんだもん。おかげで肉を1つ落としちゃったよ。
あれ?何か沢山プレイヤーがいるや。む!あいつか私の肉を落としたのは。
「私からお肉をとった分返してもらうよ!」
そういうとアキはすぐさまこのイベントで愛用のミスリルナイフを取り出しフォレストベアに向かっていきました。
『あるじさま!そいつ別にお肉とってないの!』
知らんな。
「よくわからんが、俺達も続くぞ!」
アキがナイフをベアに突き刺しそのまま横へと凪ぎ勢いのまま走り抜けていきそこに
「スイッチ!」
と言ってジグとグラスが出て来てジグがハンマーでベアの側頭部を叩きつけ、グラスの二刀流斧で上から下へ思いっきり斬り下げ、そこに攻撃してこようとするベアをタンク部隊が受け止め、レンや母─藤花─の魔法部隊が魔法を放ちました。
「グゥアアァァァァァァァ」
残りのHPが3割をきったことによりベアの周りに紫色のオーラが出てきました。
「こっからが勝負どころだ!気ぃ張ってけよぉ!」
それまでのベアの動きとは明らかに違い野生の勘が万全に活かされそれまでとは難易度が2段階ほど上がっていました。
「私が…行く。」
ファナは駆け出し人と人の間を勢いを殺さず駆け抜けベアの前に出るという寸前で「《気配遮断》」と呟きベアは完全に見失うがそれよりも脅威な火力が高い者を次々と狙っていきます。
上から下への叩きつけでタンク部隊をスタン状態にして、そこから来る2段構えの衝撃波により周りも一時的にスタンになるがそこに一筋のきらめきがベアの首へと突き刺さり、それにより少しできた時間で離れていきベアは邪魔してきたやつを倒そうと踏み込むが兄─蓮斗─の斧、ジグのハンマーで体をプレスされその事に驚いた一瞬でグラスが顔に向けて二刀流斧を叩き込み
「スイッチ!」
そう言ったのは右に聖王、左に姉─立夏─真ん中にアキという陣形で突っ込んで来ました。そして聖王が大剣でベアの右手から右足に向け剣で斬りつけ立夏がベアの左手から左足に向けて剣を突き刺しながら走っていきアキは顔を下から上に斬りつけ終着点でナイフを突き刺しそのまま上から下へと顔を抉りながら斬りそしてついでとばかりに左周りに回転し回し蹴りを顔に当てそのままどき
「ナイスだよ!お姉ちゃん!」
ベアの顔からその人物に向けて一直線に人が割れておりベアも避けようとするが「そんな事…させない。」頭の上から声がし、ファナが小太刀と短剣の二刀流でアーツ[スラッシュ]を同じタイミングの完璧な状態で繰り出し1秒のスタンを取りました。
たかが1秒だがされど1秒である。
この戦闘が始まってから妹─奏─がずっと溜めていたアーツである。
「【スキルリンク】《弓王》《チャージ》《必中》貫け[フェイルノート]!!」
普通は溜め込むことが出来ないがスキルを作れるこのゲームではそんな事は関係ない。無いなら作ればいいじゃない。ということである。
ほんの少しのスタンでも《弓王》の放つ弓は直ぐにそこにたどり着き眉間に吸い込まれるように入っていくが約30分も溜めていた簡単には終わるわけもなく顔の肉を抉り体も抉りながら進んでいき後ろにちょこんとついていた尻尾も巻き込み抉りながら貫きそのままキラーンと消えていった。『仕事はきっちりこなしたぜ!』みたいな感じで。全員が呆然としているがフォレストベアが音をたてポリゴンとなったときに全員我に帰り歓声が上がった。
フォレストベアよ南無三。
ポーン
おっ!アイテムにフォレストベアのひき肉がある。…………ひき肉………ひき肉かぁ。そりゃあんなんになってたらひき肉でもしょうがないよね。
逆に残してくれた運営に感謝かなぁ。
そんな事を思いながら私はみんなの元に向かうのだった。
『あれ?でばんが無いの!』
「白夜~何してるの~置いてくよ~。」
『……マッテー。』
白夜、入れるの難しかったから。ごめんね?
メイドの性格、名前募集中ですのでよろしくお願いします。m(__)m
弓王は弓術の進化の進化版です。
フェイルノート、必中。どっちも意味被っちゃうけどフェイルノートはただのOAで必中は弓王になれば殆ど取れるスキル。
気まぐれですがこれからもよろしくお願いします。




