4話
チュートリアルがかなり続いていますが気長に待っていてください。
私はAIさんの怖い笑みを乗り越えて、一つ聞いてみることにしました。
「AIさんって名前あるんですか?」
『いえ、私には名前はありません。なぜそんなことを?』
「なぜか?えっとAIさんって呼ぶのは何か失礼じゃないですか?だから名前があれば名前で呼ぼうかなと思いまして。」
『そう…ですか…。あっ、ならアキ様が名前をつけてくれませんか?私も名前欲しかったんです。
どうかつけて貰えませんか?』
「私で良ければ、つけますよ。」
『お願いします。』
そうですね、名前ですか、私名前つけるの苦手なんですが!まぁ頑張りましょうか。
おっと、今更ですがAIさんの容姿は、髪が薄い青色で、肩までありますね、目は優しさの感じる目で、緑色の目を持っています。身長は私よりも高くお姉さんって感じなんですよね。
AIからアイにして、アオイなんてどうでしょう?
「名前なんですがアオイなんてどうですか?」
AIさんがうつむいてしまいました。
ダメだったでしょうか?
『あ…ありがとうございます。とても嬉しいです。』
と、満面の笑みでいってきたのでちゃんとつけれてよかったです。
『えー、ではアキ様、これからスキルを選んでいただきたいと思います。』
『ですが、スキルをとっていないものであっても、扱うことは出来ます。例えば剣術の場合、剣を一切持ったことの無い人でも、その人の脳波に合わせて最適な剣術をアシストすることがあります。これはスキルを持っていた場合です。ですが例外もありまして、スキルをとっていたら動きにくい等のこともあるので、マニュアル操作にしていただき、アーツだけを使えるように設定していただければ、それだけでもスキルレベルは上がります。』
『スキルをとっていない場合ですが、アーツは使えないですし、スキルによって上がる補正もなくなります。』
『以上のことを踏まえスキルを選んで下さい。スキルは最初は10個迄です。そしてアキ様は九尾と舞踏士、戦人の種族、職業を持っているので3つは、固有スキルなので変えることは出来ません。』
そこで今の私のスキルがこちら
《妖術》《舞踏》《戦人》《ステップ》《料理》
《》《》《》《》《》
の五つです。
そしてこのスキルを紹介していきましょう。
《妖術》…一応全部の妖術を使える。しかし、魔法に比べると劣っているのは仕方ない。
《舞踏》…舞うことでステータスをアップさせていく、今はATK、SPDが少しずつ上がっていくという効果です。
《戦人》…このスキルの中には、私が選んだスキルが入っています。
武器系統…刀術
回避系統…回避、見切り
体術系統…体術
趣味系統…扇術
このスキル中々強いですね。嬉しいです。
この上の三つは固有スキルなので、私しか持っていないそうです。なんというか、少し優越感がありますね。後防御、回避のところは、防御よりも回避の方がよかったので回避にしました。
《ステップ》…β時代にネタスキルとして上げられていたそうですが、私はプレイスタイルがなんとなく見えてきた気がします。
《料理》…戦人の職業で、料理がかなりおいしく作れるそうです。創作も出来るそうなので、やりたいと思います。
さて残りの五つを決めていきます。
《氷魔法》《回復魔法》《幻想舞台》《魔力操作》
残りの2つはとっておこうと思います。
《氷魔法》…氷を産み出したり、砕いたり、創ったり色々できそうです。
《回復魔法》…MPを消費しHPを回復出来ます。レベルが上がっていくと、状態異常を直せるようになるそうです。
《幻想舞台》…幻想の舞台を造りだし、その中で設定等を決めれば簡易ステージの完成です。無茶なお願いは聞けないそうです。
《魔力操作》…魔法があるなら、魔力あるんじゃないかと思い、やろうとしたらスキルとして取れました。まぁ、アオイさんはかなり驚いていましたが。
あぁ!そうでした、九尾のことを聞くのを忘れていました。スキルも選んだので聞きに行きましょう♪
次は、ステータスと九尾のことをお話しします。
その次に世界設定、ここぐらいでログイン出来るかな?
自分で作った設定なので、行き当たりばったりが、多いですがこれからもがんばります。