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37話

今回はアキ視点では無いです。


数話程アキ視点じゃなくなるかもしれません。


楽しんでくれると嬉しいです。

タケ視点~


俺はイベントが始まる直前までずっと今回の課題についてと機嫌を治させることに頭を使っていたため全然イベントのカウントが頭に入っていなくて、いきなり転移させられたため完全にびびってしまった。


「うわっ!なんだ!?」


「転移したんだよ。」


「何で?」


「イベントだからだろ。何いってんだ?」


「しょうがないんじゃない?さっきまでご機嫌取りに必死だったし♪」


「まぁ…いつものこと…今さら遅い。」


いや、まぁ答え見せてもらわないと出来ないしやる気すら起きないけど、いつものことは無いんじゃないかなぁ?


「いつもご機嫌とってるんだから仕方ないだろ。」


「こころ読まれた!?」


「顔に出やすいだけだ安心しろ。「何に安心しろと?」……まぁそんな事はどうでもいい。」


「転移してきて直ぐに自分に手紙など諸々が渡っただろうからまずは最初にこのボスを倒しにいく。」


「そのために山の麓にある森でキャンプの準備をするが何か役立ちそうなもの持ってるやつはいるか?」


え?手紙なんか知らんけど。………………あ!あったわ。


おう、支給物資もあるな。


「まぁ、殆どのやつは持ってたな。………でだタケお前何か持ってきたか?」


おぉ、俺の最初のランダムアイテムは帽子か。子供っぽい感じのやつだった。


おぉ色々アイテムが貰えんじゃん。


あれ?ステータス制限されるし、木の槍×50しかないってやばない?え?他のは持ってきちゃいかんやつだったのか?


あ!そういえば最後の最後に色々アイテムぽいぽいしてた気がする。まぁギルメン頼ればいいし?余裕で乗りきれちゃうし?だからそんな生ゴミを見るような目で見るのを止めよ?泣いちゃうよ?


「戦力外がいたが気にせずに空気と思っておいておこう。さてそれじゃあ行きますか。」


─パーティー移動中─

この頃アキは自然の美しさに見とれてます。(ボッチで)

─パーティー戦闘中─


「敵だ!ベア1スライムドッグ(青)3の編成だ。」


「「「「了解」」」」


スライムドッグ(青)とはスライムの特性とアクアドッグの特性をあわせたやつだ。


スライムは打撃軽減、斬撃無効、魔法防御低下で、アクアドッグは水属性魔法強化が合わさったのがスライムドッグ(青)になる。


「よっしゃ俺がぶちこむぜ!くらえ《投槍》」


「あっ!おいバカ野郎!槍の消費を考えろ!」


投げた槍はベアの頭に吸い込まれていったがスライムドッグが飛び出し身を盾にして防ぎました。


そして投げた槍は消滅したがスライムドッグ、ベアはどちらとも生きていた。


そしてどちらともタケのことを怒りの目で見ていた。


「……え?あんなことすんの?聞いてない。」


「はぁ、君はホントに馬鹿かね?」


「どう考えても火力のあるベアを残して物理が効かない自分達が盾になるでしょ。それにこっちはステータス制限されてるから魔法バンバン撃てないし。」


「むぅ…斬撃無効はきつい。」


「こっちもMP管理しなきゃいけないしなぁ♪」


「ぐぬぬ、打撃が通らん。制限がきついな。」


やっぱりあそこで決めなかったのが痛かったなぁ


ベアを攻撃しようとするとスライムドッグが盾になりジグがハンマーでスライムドッグを飛ばしてもベア自体の攻撃で中々近づけないことが多い。


ぐぬぬ、ベア自体の攻撃は単純なのに。まぁ単純なせいで近づけないんたけど。


「もぅ、後で回復薬頂戴ね♪」


[灯れ、火よ、我が望む形となりて敵を穿て。]


[ファイアーランス♪]


そう、唱えた瞬間レンの周りに火の槍が5本出て来て3つがスライムドッグを貫き2本がベアを守るために行動していたスライムドッグ2匹に当たりスライムドッグは全滅しました。


そして残ったベアは仲間がやられたことによる恨みか目がよりいっそう睨み付けておりかなり怖い感じになっている。


そして一番近くに居たファナに向かって爪を凪ぎ払いファナを吹き飛ばした。


「グゥゥ……何でばれた?……匂い?」


そして追撃をしようとしたところにヒスイが立ちふさがり大楯で追撃をガードした。


「そう簡単にはやらせないよ。」


ベアは忌々しく思いながらも振り下ろし凪ぎ払いなどの攻撃でこちらを中々近づけさせなかったがジグのハンマーが後ろ足を捕らえそして骨折の状態異常になったのでそこからはベアは最後の力を振り絞るも数の力には勝てませんでした。


「いや、ステータス制限が中々きついなこれ」


「やっぱり技術を鍛えろってことかね?運営としては。」


「その可能性もあるけど、現実にはないスリルをってことじゃないか?」


「私は嫌だ」


「何でだ?」


「非常食美味しくない。……アキねぇの料理がいい。」


ファナはソロでクエストを受けてたときにアキに助けられそこで巻き込まれご飯を食べさせられたが凄く美味しかったので美味しいと伝えたら笑顔でありがとうと言われたときに好きになったらしい。


それからも攻略とか買い物とか行ったりしてるとアキねぇと呼ぶようになったらしい。


「あぁぁ、薬が欲しいぃぃ♪」


「おい、完全に薬中みたいだから止めてくれ。」


「俺達には圧倒的にレベルやなにより技術が足りてない。だからこういう時に技術を上げるべきだと思う。」


「これは俺の我が儘だけど皆一緒についてきてくれ。」


「あんたに今までついてきたんだそんな簡単に離れないぜ。」


「その通りだリーダー。安心しろ誰も欠けはしない。」


「ありがとう皆、これからも頑張っていこう!」


「「「「おう(うん)」」」」

来週は修学旅行なので更新出来ないかもしれませんが12月が終わるまでに40話迄あげたいなと思います。


これからも気まぐれですがよろしくお願いします。

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