36話
お待たせしました。
先週はテスト期間でそれに加えて風邪などの色々な状態異常にかかってましたので投稿できませんでした。今日テストが終わりなので後は風邪とかを直すだけです。
楽しんでくれると嬉しいです。
「グラァァァァ!」
ハングリーベアによる叩きつけの攻撃から始まった。
「危ない!」
アキは大きくバックステップでかわした。
その直後ハングリーベアに火球が飛んでくるがハングリーベアは体を捻り避けた。
『むぅ、当たらないの!』
「白夜、もっと冷静になりなさい。そうじゃなきゃ当たるものも当たらなくなる。」
『ごめんなさい。冷静になるの。』
(このハングリーベア体の割にかなり素早い。だけど攻撃とスピードに振ってる感じだから苦戦はするけど勝てなくはないか。)
次はハングリーベアが体当たりをしてきた。
(ここはカウンターを叩き込む!)
それをアキは紙一重で避け、足を振り上げ首に当ててその反動で自分は後方へ跳び、ハングリーベアはいきなり頭が上がり驚きましたが直ぐにアキにやられたことに気付き怒り心頭といった感じでアキを見ています。
そこに白夜が飛び出していきまたもや火球放ちました。ハングリーベアはそれを軽々と避けたがそのせいで白夜に目がいってしまい、アキから目を離して離して離してしまいました。
その隙をアキは見逃さずナイフで頭を斬りつけました。
『やったの!』 フラグ
「まだやれてない。」
「グゥアアァァァァ」
もう完全に怒ったようで、めちゃくちゃに暴れその辺に生えていた木を折りそして手に持ち突っ込んできました。
「リーチが長い。それに木を投げられたせいで足場がとられる!」
ハングリーベアは怒ってはいたが無謀に突っ込んでも勝てないことがわかっておりその辺に生えていた木を投げて相手の足場を悪くしてから突っ込んできていたのです。
「グルアァァァァ」
「ヤバい……………………………………なーんてね!」
ハングリーベアは一番ダメージを与えていたアキに最大限の警戒をしていたので完全に白夜のことを忘れていました。
『あるじさまを傷つけるなー!』
白夜は飛び上がり狙いを定めて火球を放ちました。そしてその火球は吸い込まれるようにハングリーベアの頭に当たり、そしてポリゴンとなりアイテムをドロップして消えていきました。
ポーンポーンポーン
「ふふふ、食材ゲットです!」
『とったのー!』
「さて、さっさと拠点となる場所を見つけて料理しようか。」
それからアキたちは少し開けており森の中から出ている煙の中間地点を陣取りテントをセットし調理を開始しました。
料理セット・上級を出しまして。
料理ブックを立て掛けまして。
食材を用意しまして。
さぁ調理開始!
まず熊肉は沢山あるから今回はステーキ風にします。
まずは尻尾で調理器具を持ち、熊肉をステーキの形に切っていきその間にフライパンの準備を尻尾でしておき、それから一気に焼いてけー!
後は調味料かけたり、色々し終わってお皿に盛り付け、アキさん特製ソースをかけてさぁ出来上がり。 (作者殆ど料理したことないです。ゲームだからという無理やり料理なのです。)
「さぁ、食べようか白夜。」
『……たべるの!』
(あるじさまの料理しているときの尻尾の動かし方が怖かった。料理の最中に邪魔しちゃいけないと思ったの。)
~食べ終わり~
「んー美味しかったなぁ。まだ沢山あるから色んな料理に挑戦していこうかな!」
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ちょっと説明
アキの料理スキルはかなり高いですがちゃんと理由があります。
生産スキル全般に言えることなんですけど料理などを作ってスキルレベルアップっていうのも味気ないと思ったので、他の人に食べてもらってその感想をしっかり聞くと経験値が沢山貰えるようになってます。作りまくってレベルアップもできますが生産は他の人に喜んでもらえるようにした方が楽しいんじゃないかということでこのようなことをいれています。アキは食材を手に入れたらその辺にいるプレイヤーや住人を巻き込んで料理を食べてもらい感想等を聞いてるのでかなりのレベルとなっております。プレイヤーはバフがついて住人はお腹が膨れてアキは感想が貰えるというwinwinの関係です。
伝わってるといいんですけど。
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このマップってどんな感じなんだろう?
大陸なのかな?島なのかな?私有地なのかな?
こういうアウトドアな感じのはいいなぁ。私キャンプなんて行ったこと無いからなぁ。
今頃皆何してるんだろ?
もう一回説明簡単過ぎますけど。
アキの場合
料理作る→食べてもらう→感想もらう→アレンジしてく。というループ
料理作る時に経験値が入る。感想もらう時に経験値が入る。という感じです。
気まぐれですがこれからも頑張ります。




