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毎月私の彼氏は私に、”生活費と言って10万円を渡してくれます“ これって? どんな関係なのでしょうか?

作者: 七瀬





毎月私の彼氏は私に、”生活費と言って10万円を渡してくれます“ 

これって? どんな関係なのでしょうか?




私は勝手に彼とは、”恋愛をして付き合ったと思っていたのですが、“

彼と付き合いはじめて直ぐに彼から、”来月から百美に生活費として

10万円渡す事にするから“ と言われてしまいました。

この時は何故? と思ったんですが、正直私の給料だけでは生活して

いくのが難しく、彼の優しさだと思いお金を受け取る事にしました。

でも? 付き合いが長くなるにつれて、彼が私にくれるお金が多く

なってきてるんです。

最初は10万円から半年後には、20万円。

今現在、1年付き合って30万円になりました。

お金を彼から渡してもらえるのは凄く嬉しんですが、、、。

お金が増えるにあたって、”なかなか彼と会いたい時に会えなくなって

いくのが凄く私にとって辛くなっていったんです。“

だから彼には、”少しお金を減らしてもらっていいから、会いたい時に

貴方と会いたい“と思い切って彼に言うと、、、?

”ごめん、それが出来ないからせめてお金だけでも百美にはお金を受け

取ってほしい“ と彼に言われてしまったんです。



・・・彼は私が働いていたスーパーの社長です。

彼とは付き合って分かった事なんですが、私と出会う前から結婚を

しており、子供もいる事が分かったんです。

それが分かっても、私は既に彼の事を ”愛し始めていたから“

直ぐに別れる事もできず、ズルズルと今も彼と付き合っています。

いつか? ”彼の奥さんにもバレる日が来ると分かっていても、

私は彼と別れられません。“

たまにスーパーに、”彼の奥さんと子供を連れて彼に会いに来る時も

あるんですが。“

それを見ているのが私は辛くて......。

ただただ私は、遠目でその姿を見ているだけです。

彼が子供を見る時の顔が”そのまんまパパの顔でステキだなと思う反面、“

彼が奥さんを見る目が、”愛する妻を見ている顔なのが凄く嫌なんです!“

絶対に私は彼の奥さんに勝てないと思いました。

何一つ私は彼の奥さんに勝てるモノがないと私自身がよく知っています。

”そのうち私は彼から捨てられるのでしょうか?“

ただただ今はそれが怖くて......。




『どうした? ボーっとして!』

『えぇ!?』

『”他の男の事でも考えてたか?“』

『そんな訳ないでしょ! バカ!』

『・・・ごめんな、百美には寂しい想いをさせてるよな。』

『・・・・・・』

『”いいんだよ、いつでも百美のタイミングで俺と別れても、、、。“』

『そんな事、もう言わないで! 絶対に別れないから!』

『そっか、それならこれからもずっと俺の傍に居てくれるんだな!』

『・・・ううん、』





・・・こうやってまた私は彼と別れるタイミングを逃し、

彼の都合のいいように使われているんだと思います。

彼は私と会う時は、必ずと言っていいほど私の家に来ます。

そこで体の関係を私と持って、それが終わると彼は奥さんと子供が居る

家に帰って行くんです。

何度か私が彼に、”もう少しだけココに居て“ と言うと?

1時間ほど居てくれて、私の体をギュッと抱きしめてくれていました。

そんな彼をまた私は好きになって余計に彼とは別れられなくなるんです。






 *





・・・でも、彼と付き合って1年半になろうとした頃。

彼の奥さんが”妊娠“したと言う話を職場で聞いて、私はショックでその日、

お昼までで体調が悪くなったと言い早退して家に帰ったんです。

家に着いて直ぐに彼に連絡をして、彼からその事を”彼の口“から聞きたかった

私は彼を家に呼び出す事にしました。




『”今日、職場の人に礼司さんの奥さんが妊娠したって話を聞いたんだけど、

本当なの?“』

『・・・ごめん、本当だ! でも妻を好きで抱いたわけじゃないんだ!

その日どうしても妻が俺の体を求めてきて抵抗できず仕方なくしただけだよ、

そうしたら妊娠したって妻から聞いて俺もびっくりしたぐらいなんだ!』

『・・・な、なんで、ひ、酷過ぎるよ、』

『すまない! 本当にすまない! 俺が全部悪いんだ! ごめん。』

『・・・・・・』

『”俺が心から愛してるのは百美だけだよ。“』

『・・・ほ、本当?』

『”あぁ本当だよ、だからこれからもずっと俺の傍に百美には居てほしい!“』

『・・・ううん。』






彼が嘘をついているのが分かっているのに私はやっぱり

彼と別れられないんです。

”私が彼を好きだから仕方ないとは想うのですが、、、。“

このまま私は彼と付き合っていていいのでしょうか?

今も私はどうしたら良かったのか、ずっと分からずにいます。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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