表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/88

第一部 三章 無明を照らす灯火 好奇心の行方4

それだけではない。

守り神様は時々、拾い集めたカラフルな板の欠片をいくつか手に取り、左腕の手首近くにある小さな隙間に、一枚一枚押し込んでいく。 不思議なことに、押し込まれた欠片は腕の中に吸い込まれていくように見えた。


そうしていくつか入れた後、 守り神様は左腕の一部を開き、そこから柔らかくなったような、ドロリとした色のついたものを出して、 それがみるみるうちに固まって変な形や、複雑な形になる物を作っていた。

そして、拾い集めた黒くて小さな部品を、その作り出した部品や、体の内部にある板のような部分に、取り付けていくのだ。


(自分で…自分を直してる…!? あの光る線は何だ? 自分で何かを作ってる? 腕に色のついた欠片を入れて…柔らかいものが出てきて形に…? それに、あの小さな黒い物は…?)


僕は、目の前で起きている出来事が、まるで夢のように感じられた。守り神様は、ただの像でも、ただのからくり人形でもない。僕の知らない、ナニカで、自らの傷ついた体を自分で修復しているのだ。その光景は、畏敬の念と共に、僕の好奇心をさらに強く掻き立てた。


一体何なんだろう?


守り神様の驚異的な自己修復の光景は、僕の頭に強く焼き付いていた。あの存在は一体何なのか、知りたい気持ちは山々だったけれど、今は村に残してきた人たちのことも気がかりだった。

僕は急いでガラクタ山を後にし、村へと戻った。


村の入り口付近は、言葉を失うほど悲惨な状況だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ