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第一部 三章 無明を照らす灯火 守り神様3

削っては再生され、叩いては元に戻る。

まるで、終わりのない消耗戦。


守り神様の動きには、焦りも、怒りも、恐怖も見られない。ただ淡々と、目の前の脅威を排除するためだけに攻撃を繰り返す。だが、その体にも確実にダメージは蓄積しているようだった。装甲トロールの反撃を受け止めきれず、腕や脚の外装が剥がれ落ち、関節部からは火花が散り始める。頭の輪の光も、心なしか明滅の間隔が長くなってきたように見えた。


(がんばれ…! 守り神様…!)


僕は祈るように、その戦いを見守っていた。

守り神様と装甲トロールの死闘は、終わりが見えない消耗戦の様相を呈していた。

守り神様は休むことなく攻撃を続け、確実にトロールの装甲を削り、ダメージを与えていく。しかし、トロールの驚異的な再生能力がそれを上回り、決定的な一撃を与えることができない。


一方、守り神様の体も限界に近づいていた。外装は剥がれ、関節からは火花が散り、その動きは明らかに鈍重になっている。頭の輪の光も、明滅の間隔が長くなり、弱々しくなっていた。


「グ…ゴ…ォ…」


装甲トロールもまた、無傷ではなかった。全身に無数の傷を負い、緑色の体液を流しながら苦しげな息をついている。再生はしているものの、その速度は戦闘開始時よりも明らかに遅くなっている。消耗しているのは明らかだった。

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