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例えば、生命を物語る感動。

例えば、怒りに安堵するという現実。

作者: corno

 いつからだろうか。何も言えなくなってしまったのは。


「──はい」


 目の前に浮かぶ光景はあまりにも無情だった。


「もう、大丈夫です」


 何かに見捨てられるような疎外感に包まれていく。まるで世界は僕一人を除いて安堵しきっているように。


 ただ淡々と怒りだけが煌々としているのだから。


 夜、公園のベンチに座り空を眺めていた。


「明日は晴れるかな?」


 空には何も、見えなかった。結局は何もないのだ。


 ただ淡々と怒りだけが煌々としているのだから。

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