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2023 短歌ノート

「日溜まり」をお題に

作者: 名無しのオプ=アート

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日溜まりに

籐製(とうせい)の犬

初夏の風

小さな向日葵(ひまわり)

差し込んでいく


 作り物の犬の隙間に、花を差し込んだというだけの歌です。犬の姿勢には言及していません。


 「籐家具(とうかぐ)(いぬ)」を「籐製(とうせい)の犬」に修正しました。


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日溜まりの

ホットコーヒー

ベンチの上で

蓋も開けずに

冷たくなった


 ペットボトルのホットコーヒーの場合、何故か罪悪感が生じます。缶の場合は、そういうことはないのですが。


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日溜まりが

冬の街へと

落ちてゆき

白い吐息も

暖かになる


 寒さで幻覚を見るようになると、服を脱ぎだすそうです。


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葉漏(はも)()

日溜まり揺れて

蜜蜂は

動きもせずに

出入(ではい)りをする


 アニメーションの技法なのでしょうか。


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