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気づいていたけど 気づかないふりをしていた

それが 幸せを守るためだと信じていた

普通を普通として生活するのは難しい


登場人物


姫・・・主人公 35歳 主婦


殿・・・姫の旦那 36歳 サラリーマン

結婚したら殿の両親たちと同居するものだと思っていた。

しかし 殿の祖父や祖母 結婚していない妹や弟が実家に住んでいて

私たち夫婦が住める場所がなかったので

実家の近くのアパートに住んでいた。


近所だということもあり 孫たちの顔をみせるべく 毎日 実家に顔を出していた。

実家には広い庭もあったので 息子たちをその庭で遊ばせていた。


「出してくれるやろ」

「ないもんはない。絶対だしてくれない。嘘だと思うんだったら話に行ってきたらいい」


自分で親と話したくない殿は あきらめたようにみえた。

勝手に仕事を辞めると決めて 会社たてる金のお願いを私がしなくてはいけないのか?


怒りで倒れそうになったが金の工面ができないと

会社は立てることはできないので そのまま放置しておくことにした。


それでも くぎを刺すために毎晩ダメ出しをしていた。

バカな夢を抱かないでほしい。

ただそれだけだった。


毎日、出勤する殿を疑心暗鬼な気持ちで送り出していた。


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