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001話

のんびり更新

バニーガールが目の前に立っていた。

周りを見渡すと真っ暗だ。

ここは何処だ?

「時空の狭間ですよ」

バニーガールが応えた。

じくうのはざま?

「時間と空間の間の場所です」

うーん……、理解ったような理解らないような?

でも、なんで俺はここに居るの?

「貴方は死にました」

はぁ?

何言ってるのこの人?

「こちらを見てください」

急にテレビが現れた。


テレビには見慣れた交差点が映っている。

家の近くの交差点だ。

よく見たら俺が歩道で信号待ちをしていた。

自転車が歩道を走ってきた。

セーラー服を着た女子校生がスマホ片手に自転車に乗っている。

顔を下に向けスマホを見ながら自転車を運転をしている。

そしてそのまま女子校生の乗った自転車は歩道で信号待ちをしている俺にぶつかった。


ああっ、そうそう、そうだった。思い出した。

交差点で信号待ちしてたら背中に衝撃があったんだった。


テレビの中の俺は自転車に弾き飛ばされて車道に飛び出して、車道の横断歩道のシマシマに四つん這いになった。

そこへ路線バスが!

ここでテレビが消えた。


「という訳で貴方は死んでしまいました。続きの映像はグロすぎて大抵の人はリバースしちゃうのでお見せできません。リバースしたモノを掃除するのは私なので尚更見せたくないです」


うん、そうか、グロいのは見たくない。

死んじゃったのか俺……






「そろそろいいですか?」

えっ、あっ、はい

「このクジを引いて下さい」

目の前に商店街の福引で目にするガラガラがあった。

死んだショックを引きずりつつ言われるがままガラガラを回した。

薄汚れたベージュっぽい玉が出てきた。

「ん?」

バニーガールが玉を摘み上げて首を傾げる。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

「あのー、ちょっと待ってて下さい。上司に確認してきます」

何を?

「直ぐですから、待っていて下さい」

バニーガールはそう言うと消えた。

……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

直ぐと言ったバニーガールは戻ってこない。

……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

「お待たせしまた」

やっとバニーガールが戻って来た。

「大当たりデス! 金玉デス! 一等賞です!」

おおっ、そりゃ凄い!

「凡そ9879京年ぶりに金玉が出ました! キャリーオーバーでこれまで溜まっていたモノは全て貴方のものデス!」

はぁ? キャリーオーバー?

「チート増し増しです。それでは転生して下さい」

チート増し増しって、待て待て待て!

「詳しくはステータスで確認して下さい。それでは次の転生時にお逢いしましょう」

バイバイと手を振るバニーガールが消えた。

書き溜め無しなので亀更新デス

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