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辺鄙な国に就職した俺は勝ち組だった  作者: エトセン
第1章
33/37

33

注意!!


この話の内容はほとんど根拠のない、作者の想像によって書かれています。


こんな考え方もあるんだ程度に思ってくれれば助かります。





俺たち三人は店舗の方に行く前に、露店を巡っている。



「いつ来てもここはすごい熱気ですね〜。」


「だな。」


「そうなんだな。」


「初めて来たアクトにしたら、たくさん露店があって迷いますよね〜。」


「まあな。」



右を向いて、左を向いて、右を向いて、左を向いて……


本当にすごい数だな…


値段も比較的安いな…



「アクトに聞きたいことがあるんですが、剣を選ぶ基準ってどんなのですか?」


「そうだなぁ…材質とか、重さとか、斬れ味とか、頑丈さとかいろいろだな。だが、ここでだと試せないんだよな。」


「そうだな。露店だと、武器の性能が試せないから好きじゃないんだよな。店舗の方だと試せるんだがな。」



「なあ!そこのお兄さん達!ちょっと来いよ!良い剣あるぜ!寄ってみないか!」



声をかけられた…



「ほー、見せてもらおうか!」



イワンがそう答えると、こっちを見てコッソリと、



「お前の目利きも見てみたいぜ!」



こう言ってきた。さらに、トップスも、



「楽しみです!」



はぁー…


まぁ、いいか。本当にいい剣ならそれでいいし…



「さあ!この剣を見てみな!これが俺の最高傑作だ!!」



と、出された剣は一般的な片手剣だ。



「持ってもいいか?」


「いいぜ!よく見な!」



渡された剣を持った…


どれどれ……ふむふむ……


これは………



「で、どうだ!俺の剣は!いい剣だろ!今ならなんと「ああ、確かにいい剣だ…」だろー!で、今な「俺の話はまだ途中だぞ」っな!」


「続けるぞ。確かにいい剣だぞ。()()()だけな。もう一度言うぞ。()()()だけだ。…ただ、まあ、見かけは大事だからなぁ。仕方ないがな。うん。まあ、頑張れよ。じゃあ。」


「ちょっ!ちょっい!せめて、隣の2人も見てくださいよ!」


「俺、槍しか興味ないから。」


「私も杖しか興味ないです。」


「そんなあぁー!」



俺たち三人はその場を立ち去った。



「それでどこがダメだったんだ?」


「私も気になります。」


「あの剣は軽すぎるんだ。」


「なるほどな。軽い剣だと力が入らないよな。」


「そういうことですか。しかし、それだけなんですか?ダメな理由は?」


「ん?どういうことだ?」


「ただ軽いだけだったらアクトはそこまで()()()だって、強調しませんよね。」


「まあな。俺も軽いだけだったら見かけについて強調はしなかったさ。」


「そうですよね。つまりこういうことだと思うんです。軽いことよりも決定的な欠点があるって!」


「よく分かったな!その通りだ!」


「あー!気付かなかったぜ!そんなこと!で、どこがダメだったか教えてくれよ!」


「あの剣の柄と刀身の間が錆びていたんだ。」


「本当か!(ですか!)」


「ああ。見た感じいい剣だったろ。だがな、よくよく見てると、手入れが行き届いていないんだ。」


「ちょっと待ってくださいよ!あれは店主の最高傑作なんですよね!おかしくないですか?」


「いいや。ちっともおかしくないさ。」


「あっ!アクトが言いたいことが分かった気がするぜ!」


「じゃあ、イワン答え合わせだ。イワンの説明を聞かせてくれ。」


「つまりこういうことだよな!いつ作った剣だろうが最高傑作は最高傑作だってことだよな!極端な話、一番いい剣が30年前に作った剣だとしても、それは()()()()だよな!」


「なるほど!そういうとでしたか!」


「本当の名剣でなければ、剣はいつかは錆びる。まあ、手入れをきちんとしていたり、すぐに作った剣だったら錆びないだろうがな」


「アクトが目利きに自信がある理由が分かった気がするぜ。」


「ですね。」


「まあ、目利きができるようになったのも、小さい頃に騙されたことがあったからな。」


「さすがのアクトも小さい頃はそうでしたか。」


「俺を何だと思ってたんだ!?」


「それはちょっと…言うのが。ねぇ…」


「だな…」


「おい!…まあ、いいか。騙されて買わされた剣がすぐ壊れてしまってな。それで、悔しかった俺は剣の目利きを先輩の冒険者や職人に聞いたんだよ。それで、目利きを学んだんだ。」


「そんな過去があったんだな。」


「まあ、これも今では懐かしい思い出だけどな。」


「アクトの昔話は聞いていて面白いですね。」


「そうか?皆んなそんなもんじゃないのか?」


「いやいやいや!」×2


「そうか…そうだ!今度2人の昔話を聞かせてくれよ!」


「そんな面白くないですよ、」


「そうだ、そうだ!お前ほど面白くないぞ!」


「いやいや!すごく気になるって!」


「…そのうちお話しましょうか。イワンもいいですよね。」


「しゃあないか。」


「楽しみにしてるぞー!」



俺たちは駄弁りながら、露店を巡っていった。



もう一度。


こんな考え方もあるんだ程度に思ってくれれば助かります。


読んでくださりありがとうございました。


誤字脱字等ありましたら、お知らせください。



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