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注意!!
この話の内容はほとんど根拠のない、作者の想像によって書かれています。
こんな考え方もあるんだ程度に思ってくれれば助かります。
俺たち三人は店舗の方に行く前に、露店を巡っている。
「いつ来てもここはすごい熱気ですね〜。」
「だな。」
「そうなんだな。」
「初めて来たアクトにしたら、たくさん露店があって迷いますよね〜。」
「まあな。」
右を向いて、左を向いて、右を向いて、左を向いて……
本当にすごい数だな…
値段も比較的安いな…
「アクトに聞きたいことがあるんですが、剣を選ぶ基準ってどんなのですか?」
「そうだなぁ…材質とか、重さとか、斬れ味とか、頑丈さとかいろいろだな。だが、ここでだと試せないんだよな。」
「そうだな。露店だと、武器の性能が試せないから好きじゃないんだよな。店舗の方だと試せるんだがな。」
「なあ!そこのお兄さん達!ちょっと来いよ!良い剣あるぜ!寄ってみないか!」
声をかけられた…
「ほー、見せてもらおうか!」
イワンがそう答えると、こっちを見てコッソリと、
「お前の目利きも見てみたいぜ!」
こう言ってきた。さらに、トップスも、
「楽しみです!」
はぁー…
まぁ、いいか。本当にいい剣ならそれでいいし…
「さあ!この剣を見てみな!これが俺の最高傑作だ!!」
と、出された剣は一般的な片手剣だ。
「持ってもいいか?」
「いいぜ!よく見な!」
渡された剣を持った…
どれどれ……ふむふむ……
これは………
「で、どうだ!俺の剣は!いい剣だろ!今ならなんと「ああ、確かにいい剣だ…」だろー!で、今な「俺の話はまだ途中だぞ」っな!」
「続けるぞ。確かにいい剣だぞ。見かけだけな。もう一度言うぞ。見かけだけだ。…ただ、まあ、見かけは大事だからなぁ。仕方ないがな。うん。まあ、頑張れよ。じゃあ。」
「ちょっ!ちょっい!せめて、隣の2人も見てくださいよ!」
「俺、槍しか興味ないから。」
「私も杖しか興味ないです。」
「そんなあぁー!」
俺たち三人はその場を立ち去った。
「それでどこがダメだったんだ?」
「私も気になります。」
「あの剣は軽すぎるんだ。」
「なるほどな。軽い剣だと力が入らないよな。」
「そういうことですか。しかし、それだけなんですか?ダメな理由は?」
「ん?どういうことだ?」
「ただ軽いだけだったらアクトはそこまで見かけだって、強調しませんよね。」
「まあな。俺も軽いだけだったら見かけについて強調はしなかったさ。」
「そうですよね。つまりこういうことだと思うんです。軽いことよりも決定的な欠点があるって!」
「よく分かったな!その通りだ!」
「あー!気付かなかったぜ!そんなこと!で、どこがダメだったか教えてくれよ!」
「あの剣の柄と刀身の間が錆びていたんだ。」
「本当か!(ですか!)」
「ああ。見た感じいい剣だったろ。だがな、よくよく見てると、手入れが行き届いていないんだ。」
「ちょっと待ってくださいよ!あれは店主の最高傑作なんですよね!おかしくないですか?」
「いいや。ちっともおかしくないさ。」
「あっ!アクトが言いたいことが分かった気がするぜ!」
「じゃあ、イワン答え合わせだ。イワンの説明を聞かせてくれ。」
「つまりこういうことだよな!いつ作った剣だろうが最高傑作は最高傑作だってことだよな!極端な話、一番いい剣が30年前に作った剣だとしても、それは最高傑作だよな!」
「なるほど!そういうとでしたか!」
「本当の名剣でなければ、剣はいつかは錆びる。まあ、手入れをきちんとしていたり、すぐに作った剣だったら錆びないだろうがな」
「アクトが目利きに自信がある理由が分かった気がするぜ。」
「ですね。」
「まあ、目利きができるようになったのも、小さい頃に騙されたことがあったからな。」
「さすがのアクトも小さい頃はそうでしたか。」
「俺を何だと思ってたんだ!?」
「それはちょっと…言うのが。ねぇ…」
「だな…」
「おい!…まあ、いいか。騙されて買わされた剣がすぐ壊れてしまってな。それで、悔しかった俺は剣の目利きを先輩の冒険者や職人に聞いたんだよ。それで、目利きを学んだんだ。」
「そんな過去があったんだな。」
「まあ、これも今では懐かしい思い出だけどな。」
「アクトの昔話は聞いていて面白いですね。」
「そうか?皆んなそんなもんじゃないのか?」
「いやいやいや!」×2
「そうか…そうだ!今度2人の昔話を聞かせてくれよ!」
「そんな面白くないですよ、」
「そうだ、そうだ!お前ほど面白くないぞ!」
「いやいや!すごく気になるって!」
「…そのうちお話しましょうか。イワンもいいですよね。」
「しゃあないか。」
「楽しみにしてるぞー!」
俺たちは駄弁りながら、露店を巡っていった。
もう一度。
こんな考え方もあるんだ程度に思ってくれれば助かります。
読んでくださりありがとうございました。
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