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辺鄙な国に就職した俺は勝ち組だった  作者: エトセン
第1章
32/37

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遅れて申し訳ありません。






俺、イワン、トップスの三人は朝食を済ませ、寮を出た。



「そういえば、アクトってこの国で買い物するのは初めてですか?」


「いや、一回だけあるぞ。だけど、その時はゆっくりとできなかったな。」


「そうですか。それじゃあ行きたいところはありますか?案内しますよ。ねえ、イワン。」


「ああ!どこでも案内してやるぜ!」


「そうだな、今行ってみたいところといえば…武器屋と雑貨屋、薬屋ぐらいかな。」


「アクトって今、武器ねえのか?」


「あるぞ。ただ、いつ壊れるか分からないからな、一度見てみたいんだ。予備の武器も欲しいしな。」


「流石ですね。では、残り2つも同じですか?」


「ああ。」


「最初はどこに行きたいですか?」


「んー、武器屋で。」


「了解!それじゃあ、行こうぜ!」




―――――――――――――――――――――




「へい!らっしゃい!」


「安いよ!安いよ!」


「どうよこの剣!俺の最高傑作だ!!」


「さあ!買った!買った!」


「おっ!そこの旦那!いい時に来たなぁ!」


「そこの坊ちゃん!よってみてくだせ!」




俺の目の前には、活気に溢れた光景が広がっている。



「ここからが武器屋通りだな。」


「武器屋通り?」


「武器屋通りというのは通称で、見ての通り武器屋がたくさん並んでいることから武器屋通りと呼ばれています。」


「へぇ。」


「手前は露店で、奥には店舗がありますよ。」


「露店で売る人って、どこで武器を作ってるんだ?」


「ほとんどの人は職人組合の共同作業場を借りていますね。」


「職人組合?」


「職人組合とは、職人同士の互助組織ですね。鉄や資源を融通し合ったり、共同作業場を設けたりしてますよ。」


「そんなのあるんだなぁ。」


「職人組合で思い出したぜ!年に一回職人組合主催のオークションがあるんだぜ!それが楽しくてな!どれもこれもイイ武器が並んでよ!そりゃスゲーんだぜ!今度ある時一緒に行こうぜ!」


「ああ!その時はよろしくな!」


「ああ!任せろ!」


「そういえば、2人はいつもどこで買ってるんだ?」


「私はいつも奥の店舗で専用の杖を作ってもらっています。」


「俺の場合は、最初の頃は露店で買ってたが、今は店舗の方だな。」


「そうなんだな…そういえば、トップスって純粋な魔法系だったんだな。」


「はい。といっても、あまり戦いませんけどね。」


「聞きたいことがあるんだが、露店の武器はやっぱりイマイチなのか?」


「そうだなぁ…一概にそうとはいえないな。」


「なんでだ?」


「中には掘り出しモノがあってだな、それがイイ武器がたまーにだがあるんだよなぁ。」


「面白そうだな。」


「だろ!」


「私は…露店はやめといた方が良いと思ってます。一回試しに買ったことがあるんですが、その時の杖が一回魔法を撃っただけでヒビが入ってしまいまして…」トホホ…


「…残念だったな。」


「…はい。」


ゴホン…「まあ、トップスみたいに武器の目利きが上手くない人はやめといた方がいいな。アクトはその辺どうよ?自信あるか?」


「まあ、自信がある方だとは思ってるぞ。」


「そりゃ楽しみだ!」


「とりあえず、露店から見て周りましょう。私ももう一度挑戦してみます!」


「はは!頑張れよ!」


「はい!」


「さーて、良いのがあるかなぁっと。」







読んでくださりありがとうございました。


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