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短いですが、どうぞ。
俺たちが食堂に行くと、チラホラと人がいた。
「意外と人が少ないですね。」
「ああ、まだ少し早い時間だからな。そろそろ混む頃だぞ。」
今度食堂に行くときは気をつけよう。
食堂を見回してみると、サブマスターがいた。
サブマスターはこちらの視線に気づくと
「やあ、アクト君。解体の仕事は終わったんだね。ご苦労様。カイさんもご苦労様。」
「ありがとうございます。」
「おう。」
「カイさん、アクト君の解体はどうだった?」
「完璧だったぜ。俺が教えたことは、解体場の使い方ぐらいだけだな!」
「ははは、それは良かった。」
「ところで、2人とも。一緒にお昼はどうかな?私も今食べ始めたところなんだ。」
「はい、喜んで。」
「いいぜ。」
どうやらここの食堂も、寮の食堂と同じ形式らしい。値段も寮の食堂の値段と変わらないようだ。
ところで、サブマスターの方を見て、気づいたことだが、サブマスターは俺が見たことがないものを食べるつもりらしい。
それは、白く小さい粒のツヤツヤ光るものだった。
「あの、サブマスター?それはなんですか?白くて光る粒の?」
「ああ、これかい?これはね米って言うんだよ。ちなみに、この状態になったのをご飯って言うんだよ。試験的にギルドの食堂で出してるんだよ。」
「そうなんですね。お味の方はどうですか?」
「美味しいよ。バンも美味しいけど、最近はこっちを食べているかな。特に、肉料理と一緒に食べると美味しいよ。」
「自分も買ってきます!」
「ははは、いってらっしゃい。」
俺は生姜焼き定食と言うものを頼んだ。マクリート王国にはなかったものだ。
楽しみだ。
ちなみに、カイさんも生姜焼き定食にしたようだ。
「はい、お待ち!生姜焼き定食だ!」
おお、これが…
「持ってきたね、食べてごらん。」
「では、いただきます…」ゴクリ…
まずはご飯を一口…
口の中には微かな甘みが広がり、もちもちした食感だ。
「アクト、生姜焼きと一緒に食ってみろ、美味しいぞ。」
と、カイさんの助言に従って、生姜焼きを一口、
なんだろう、この辛さ?そこまで辛くはないけど、肉をよく引き立てている…
そして、ご飯を食べる、
…うまい!凄いな、この料理によく合う!パンだと合わないな!
「どうだい?美味しいかい?」
「はい、美味しいです!」
「それは良かった。」
「ご馳走さまでした。」
「ふう、食ったぜ!アクト、この料理は気に入ったか?」
「はい、とても!」
「今のところ、ここの食堂しかないから、米を食べるときはここで食べるしかないのが、残念だけどね。」
「そうですね、寮の食堂にも欲しいくらいです!」
読んでくださり、ありがとうございました。
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