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辺鄙な国に就職した俺は勝ち組だった  作者: エトセン
第1章
20/37

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「あっ、いらっしゃい!」


「アクト君、まずは見ててね!」ヒソヒソ



俺はマリーさんの言う通り、先輩の接客を見学した。



「ギルドカードの提示をお願いします。…ありがとうございました。本日はどのような御用でしょうか?」


「依頼を受けたいぜ」


「かしこまりました。希望する依頼はありますか?」


「無いぜ、なんかオススメあるか?」


「はい、私がお勧めさせていただくのは、大魔豚の討伐です。そちらのパーティーランクより低い討伐ランクではありますが、報酬も高く、あなたのパーティならば効率よく討伐してくれると期待しています。」



へー、こんな感じに言うんだ…


俺も今まで冒険者として活動してきたが、気にしていなかったな…



「これだけじゃないんだよ!」ヒソヒソ


「また、この前の依頼ではひどくお疲れだったご様子でしたので、気分転換を図るのはどうでしょうか?」



すごいな、


そのパーティーを覚えているだけじゃなくて、そのパーティーの状態や、以前受けた依頼のことを覚えているなんて…



「そうだな、それを受けよう!」



「かしこまりました。」


「ありがとな!よし、オマエら行くぞ!」


「どういたしまして、依頼頑張ってください!」




「てな、感じ!分かった?あっ、次のパーティーが来た!このパーティーは依頼を終えて、今依頼完了の報告に来たらしいね。」



「お疲れ様でした。」


「おう、ありがと。これが依頼完了書とギルドカードだ。」


「ありがとうございます。…はい。たしかに受け取りました。カードの方、お返しします。報酬の金貨4枚です。討伐品はギルドに売却しますか?」


「ああ、そうしてもらおう。」


「はい、かしこまりました。討伐品は劣化竜でしたね。ここでは、入りきらないので、解体場の方はお願いします。」


「おう、分かった」



「こんな感じにお願いね!討伐品が大きすぎる場合は、解体場の方は持って行かせてね!場所はこの部屋の隣だから、アクト君もすぐわかると思うよ!ちなみに、報酬は後日渡すことになるからね!…あと、分からないことある?」


「薬草や宝石の類と小型の討伐品は、基本的にカウンターで鑑定して、報酬を払うってことでいいんですよね?」


「うん!そうだね!」


「分かりました。」


「じゃあ、早速アクト君も始めてみよう!アクト君はそこで受付してね!最初のうちは、冒険者、パーティーそれぞれのことが書かれたメモがあるから、それを参考にしてね!」


「はい。」


「おっ、早速来たね!笑顔が大事だよ!アクト君やってみよう!」



俺の方へ、近づいてくる冒険者。様子を見る限り、依頼を受けにきたらしい。


「おっ、新入りか?」


「はい、初めまして、これからよろしくお願いします。」


「ああ、よろしくな。もしかして、俺が最初の冒険者か?」


「はい、そうですね」


「そうか、そうか。じゃあ、俺が実験台になってやろうじゃないか!」


「嬉しいです!ありがとうございます!」


「気にすんなって!オマエら、少し待ってろ!」


「おう!」×3


「それでは、冒険者カードを提示していただきますか?」


「ああ、はいよ」


「ありがとうございます。ええと、ガットさんで、パーティー名はバーニングですね。少々お待ちください。」



ええと、どれどれ…バーニング、バーニング…っと、これか?



パーティー(バーニング)ランクS

リーダー:ガット

評価:上 評判:上

依頼達成率100%

パーティー構成:大剣、盾、回復、魔法(火)

最終依頼達成日:昨日

内容:魔蛇討伐、討伐ランクS。



さすがだな、Sランクパーティー。信用があるパーティーなんだろう。



「はい、確認しました。それでは本日はどのような御用でしょうか?」


「依頼を受けにきた」


「かしこまりました。希望する依頼はありますか?」


「そうだなあ、一応決めてはあるんだが…よし、そっちのオススメを聞いてみようか?」


「そうですね…」



そうだなあ、昨日が魔蛇討伐だったから…


確か、あれはソロだと少しキツイが、回復系と魔術系がいると、難易度が下がるはずだ。


だから…何があるかなぁ、


魔蛇討伐、劣等竜討伐、魔豚討伐…


んー、微妙だなぁ…


…魔熊討伐、



これだ!



これならどうだろう?討伐ランクはS。ランク的に問題ない。それに、パーティーの構成的にも問題なし。



「魔熊討伐はどうでしょうか?魔熊は討伐ランクSの魔物です。ソロだと厳しいですが、バランスの良いSランクパーティーだと、問題なく討伐できると思います。」


「へー、やるな!ちょうど俺も同じことを考えていたところだ!よし、それにするぜ。」


「かしこまりました。それでは、お気をつけて!」


「おう、そっちも頑張れよ!さあ、行くぞ、オマエら!」




ふう、合ってたか…良かった。



「お疲れ!アクト君!その調子でどんどん頑張ってね!」


「はい!」




読んでくださりありがとうございました。


誤字脱字等ありましたら、連絡ください。

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