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第16話 クイズ大会!

今日から2月です!

投稿も頑張っていきます!

俺達の優勝で幕を閉じたファッションショーが終わってすぐ、次のイベントが始まった。

「あの子達大丈夫かしら?」

「大丈夫。あいつらを信じよう!」

心配する夏美先輩を健介先輩がなだめる。そう、次は幹夫と下川ツインズの出番だ。

「よお、兄ちゃん達!」

すると、さっきともに戦った山口さん達が俺たちのところに来た。

「あ、山口さんどうも。すみませんねぇ、なんか勝っちゃって…。」

俺は少し気まずかったが、笑顔で挨拶した。

「いやぁ、気にすんなや!ホンマにすごかったし、兄ちゃん達に負けるら本望や!」

「あ、ありがとうございます!」

「とにかく楽しめたわ!おおきに!これからも仲良くやろうや!」

「はい!」

俺と山口さんは固く握手し、互いの健闘を称え合った。

「じゃあ、このあとも楽しもうや!」

そう言い残し、山口さん達ドラゴンボール三人組は何処かへ行った。さぁ、こっちも幹夫達を応援しに行かなきゃな!


「さぁ、いよいよ始まりました!プログラムNo.2!コスプレだらけのクイズ大会です!まずは出場者を紹介しましょう!」

MCのお兄さんがさっきにも増してハイテンションで盛り上げている。幹夫と下川ツインズが出場するのはクイズ大会だ。出される問題はアニメや漫画に関するものばかりだが、とにかくマニアックな問題が多く、相当知識がないと優勝はきつい。だから今回はあの三人に出てもらった。このクイズ大会は三人一組っていう規則があるからな。次々と出場者が紹介されていき、幹夫達の番になった。

「続いての出場者は、西東京国際大学からお越しの安西幹夫君、そして下川優太、蒼太君の双子の三人です!」

「皆さんよろしくでござる!」

幹夫が笑顔で手を振りながら大声で挨拶する!緊張はあまりしてないようだ。下川ツインズは二人共緊張してるのか表情が少し強張っている。そうこうしているうちに、クイズが始まった。

「では、第一問。フルメタル・パニックからの出題です!」

フルメタか。随分懐かしいなと俺は思った。

「主人公相良宗介が転校してきた時、好きな歌手を聞かれましたが、彼が答えたのは誰と誰でしょう?」

うわぁ、いきなりマニアックなのがきたね。

「アタシ、フルメタ見たことあるけど、こんなの分かるわけないじゃない!」

俺の横で寶藍が愚痴る。俺もよく覚えてないけど。しかし、幹夫達はいち早く早押しボタンを押し、回答する。

「これは知っているでござる!答えは五木ひろしと…」

「「SMAPです!」」

三人は自信満々で答えた。どうだろう?合ってるかな?

「正解です!すごいですね!さぁ、クイズ大会は安西君達の見事な回答で幕を開きました!」

良かった。正解だった。さすがは幹夫だ!ミキペディアと言われているだけある。双子もすごいな。勉強できるのは知ってたけど、ここまで知識が豊富とは。

「タクト!あの三人やるじゃない!感心したわ!」

「そうだなステイシー。だかまだ一問目。勝負はこれからだぜ。」

ステイシーは嬉しそうにしているが、油断は禁物だ。このクイズは全問題早押しで、先に15問正解したグループが優勝である。つまり追いかけっこだ。だからいくらリードしていても油断するとあっという間に追い抜かれていまう何とも恐ろしいシステムである。その後も次々とマニアックな問題が出されていった。回答者グループは今回は全部で五チーム。どれもこれも個性的なコスプレをしてるが、見かけに似合わずすごく知識が豊富で、クイズの方は一進一退。幹夫達はリードをしては他のグループに追い抜かれ、その後再び抜き、追いつかれるということを繰り返しており、中々突き放せない。そして、別のグループに王手をかけられてしまった。

「さぁ、次の問題です!これに正解し、チームベースボールは優勝できるか。」

王手をかけているのは、人気漫画MAJORのキャラに扮している男女混合の三人組だ。幹夫達は現在13問正解で、ここで正解すればダブル王手になる。

「問題。勇者警察ジェイデッカーからの出題です。第31話で夜の女子校にて主人公達は敵ロボット、サイコガンナーと戦いました。しかし、デッカードが前の戦闘で照準システムをやられてしまいまい、ファイヤージェイデッカーに合体後、ロックオンが出来ずに相手を撃てませんでした。さて、ファイヤージェイデッカーはどうやって敵を倒したでしょうか?」

どうしよう?勇者シリーズはガオガイガーしか見たことないから分からない。ってゆうか下川ツインズは世代的に勇者シリーズを知っているのだろうか?万事休すだ。しかし…ピンポーン!早押しボタンを押したのは幹夫だった。

「これはこの前DVDで見たから覚えているでござるよ!正解は頭を叩いて照準を合わせてマックスキャノンを放ち、倒したでござる!」

そう答えた幹夫。正解かどうかもわからない俺はただ祈る事しかできない。しかし…

「正解です!素晴らしい!西東京国際大学の三人も王手です!」

おお、土壇場で追いついたぞ!これで次正解すれば逆転優勝だ!

「では問題!遊戯王デュエルモンスターズからの出題です!バトルシティ編で城之内とインセクター羽蛾が対決した際、城之内が勝利しました。さて、彼は最後、どのような方法で決めたでしょうか?」

う…遊戯王見てたし、この回知ってるけど、どうやって勝ったか覚えてねぇ。幹夫、下川ツインズ、頼む!答えてくれ!ピンポーン!

早押しボタンを押したのは下川ツインズだった。

「「カード関連のことなら僕達自信あります!このデュエルは城之内が墓荒らしで殺虫剤を奪い取り、インセクト女王クイーンを破壊し、ギアフリードが卵を攻撃して勝ちました!」」

たしかそんなだった気もするが、頼む…正解してくれ!

「正解です!なんと、西東京国際大学が逆転優勝!先程のファッションショーに続き、早くも2冠です!」

「やったでござる!二人共、素晴らしいでござる!」

「「やったー!優勝した!幹夫先輩こそありがとうございます!」」

優勝を喜ぶ幹夫と下川ツインズ。俺も嬉しくてついつい飛び上がってしまった。健介先輩もこれまでにないくらい大声で喜び、他のみんなも笑顔で抱き合っている。いやぁ、でも見事だ。そろそろお昼だが、その時は美味い飯を食いながら笑顔であの三人を讃えないとな。そしてステージではトロフィーを受け取り、大喜びする三人が見える。その笑顔は快晴の空を照らす太陽よりも眩しかった。

こんにちわ!

今回は幹夫君達の活躍を書きました。

僕個人的にはサブキャラにも活躍の場を与えたいのが本音です。

でもどこでどうやろうかが一番の悩みですね。

とにかく頑張ります!

次回もお楽しみに!

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