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しるし2(詩集)

星空とオーロラ

作者: さゆみ

涙といっしょに言葉が溢れる

そんなときもあって

それは優しいとかとても寂しいとか

透明なやわらかい星の先っぽが

どこかに触れるようで


でも私には 溢れ出す取り留めのない言葉を

あやつる器用さが伴わなくて

そのまま涙は乾いてゆくから

勇気さえあればそれでいいのに


星空にいちばん近いところに行って

おちてくる星に

まばたきをするのも忘れて

あなたとなら見られるような

口づけするのも忘れて ただ、ただ


目の前には絶望や理不尽さや

虚しさや憎しみやどうにもならない

遣り切れないピースが踠いていて

繋げられない不揃いさに

それを片付ける箱を見つける術もなく

そんなときもあって


そんなときもあって


でも、でも

あなたとなら満天の星空を

超えてしまえるような

そんな気がしてならなくて

オーロラを二人で纏って

地球を飛び出したなら

永久にLove&Peace歌う

私たちすごいねって

笑ったら、キスする





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