飛び領地邸の仮面夫婦

――それは、一人の元娼婦が抱いた、譲らぬ想いの物語。
　
帝国の端に位置する辺境の街グロウ・ゴラッド。壁の外の「捨てられた街」で娼婦として生きてきたミラナは、ある日、帝都から来た帝国軍官僚エフィムと出会う。
　
その日から、ミラナの人生は一変する。
　
身請けされ、エフィムの夫人となったミラナは、グロウ・ゴラッドに建てた彼の別邸に居をうつす。だが、ミラナもエフィムも、互いにどう接すればいいかわからないまま時が過ぎる。
　
そんな二人にも、やがて転機が訪れる。それは、本来なら混じりあうことのない帝国民と辺境民とを招いての舞踏会という場面。そのクライマックス、招待客たちの視線を集めながら二人が踊ろうとしたその時に……

※ もう最近は月一更新が当たり前になりつつありますが、もう少し更新間隔を狭められるよう頑張ります（頑張ってはいるのです（爆
予定文字数も当てになっていませんが、全１０章か１１章かそのくらいになると思いますので、いましばらくお付き合いのほどを……（2022年中完結、二十万〜三十万字の作品を目指していましたが無理でした。2023年中には完結させたいと願っています）（2023年どころか2024年も約三十万字〜五十万字の作品となるかなぁと思いながら頑張ってましたが、無理でした。2025年も書き続けます）

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