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楽土創世のグリモア  作者: しらたぬき
Chapter1:群青の群像
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●キャラクター設定(Chapter1までのネタバレあり)

キャラクター紹介(Chapter1)


●ファイセル・サプレ

CHAPTER1時の年齢:17歳(14歳入学組)

身長:171cm 体重62kg

家族構成:父母、妹

趣味:日向ぼっこ

好きな食べ物:森林パスタ、麺類全般

苦手な食べ物:辛い食べ物

苦手なもの:傲慢な人

性格:心優しい少年。師匠譲りののんびり屋だが、やるときはやる。


ライネンテの南の街、シリルの出身だが、現在はリジャントブイルに合格してミナレートの寮に住んでいる。


C・M・Cクリエイト・マジカル・クリーチャーという能力の使い手で、物体に生命を込めたような動作をさせることが出来る。


特に布類へのエンチャントが得意で、学生服を攻防一体の主な武器としている。


四年生の休暇のある日、突如、師匠であるオルバから使い魔のリーネを送りつけられ、環境が劣悪なライネンテ中部の水質チェックを頼まれる。


水質のデータが取れれば浄化の雲を中部に送り、不死者アンデッドの出現する荒れ地や不毛な土地を改善できるという使命感に燃える。


その話をすると唯一、同じメンバーのリーリンカだけが見送りに来てくれた。


彼女はリーネ用のホムンクルスの瓶を一緒に選んでくれたりしたが、正直なぜ見送りに来たのかファイセルには心当たりがなかった。


一度は旅した行程とは言え、海龍のウロコの発見や、氾濫を起こしそうなダムの解決、オウガーホテル、アテラサウルス討伐、リーネの消失など苦労の耐えない旅路をたどった。


師匠のもとへたどり着くも、リーリンカのカバンから見つかった手紙で事態は一変する。


なんと、リーリンカが無理やり富豪の嫁として”買われる”というのだ。


これは見過ごせないとファイセルは立ち上がり、師匠に頼んでライネンテ東部の都市、ロンカロンカへ”婚潰し”へと向かうのだった。


地元民の着る”ノダール”店の店長夫妻の協力もあって、無事にファイセルは富豪、ラーレンズの結婚式とメンツをぶっ潰す事に成功した。


ただ、婚約を潰すということは婚姻権が潰した側に移るという事だった。


つまり、リーリンカとファイセルの結婚式になってしまったわけである。ファイセルはこれを全く予想していなかった。


瓶底のグリグリ眼鏡を外した彼女は超美少女であった。


これにはまんざらでもないのと、リーリンカが「かねてより好きだった」という猛烈なアタックで彼は結婚を決意するのだった。


その時、互いの首に漆黒のエンゲージ・チョーカーをはめて夫婦の証とした。


初夜はファイセルの泥酔によって”何も”なかった。今になってもあんまり進展してるとかしてないとか……


ともかく、無事にこうして彼女を救出することに成功するのだった……。


●オルバ・クレケンティノス


オルバ・クレンティノス(36)

二つ名:創雲そううん

175cm 66kg

家族構成:一人身。

趣味:空を眺める事

好きな食べ物:ライラマ、ギギマス

苦手な食べ物:熱い食べ物

苦手なもの:人ごみ

性格:天然ボケを装っている


幻魔の力で家の周りに迷いの霧を発生されているため、一般人はたどり着くことが出来ない。


普段は誰とも話すことなく、日がな散歩と昼寝して暮らしている。


ように思えて実は裏で幻魔を操って周辺一帯のをパトロールして事件事故や凶悪なモンスターが発生した時に解決している。


ポカプエル湖という塩湖のほとりの樹をくりぬいてすんでいる。


●リーネ

CHAPTER1時の年齢:2歳

身長:5cm 体重:―

家族構成:父、母、姉妹

趣味:泳ぐこと(特に塩水を好む)

好きな食べ物:栄養ドリンク

苦手な食べ物:お酢

苦手なもの:雷

性格:ひたすらに純真無垢。精神年齢は6~7歳児レベル


5cmほどの美しく水色に透き通った妖精。長い髪をしている。


オルバがライネンテ中部の水質チェックのためにファイセルに寄越した完全お手製のオリジナル幻魔。


チャットピクシーに区分されるが、非常に多機能で様々な能力を持つ。


幻魔ではあるが、夜眠ったりしてベースが非常に人間に近い。


特に役立ったのが液体の複製、増幅、濾過ろかが出来るという点である。


やってきた当初は名前が無かった。


お菓子のような名前を希望したところかつて国中を開放して回った放国ほうこくのリーネの名前を借りることとなる。


オルバのマナを原動力としており、食事は全く要らないが、一応、水分なら味がわかる。


液体に対する感想はまるで食レポで、ファイセルから”液体グルメ”と呼ばれている。


海水(塩湖)が好きでミナレートに来て初めての海での海水浴を楽しんでいた。


その後、ファイセルとタッグを組んで水質チェックを進めていくが彼共々、数々の困難に立ち向かうこととなった。


ダム決壊阻止では泥水を思いっきり吸い込んだし、アテラサウルスの件では能力を使いすぎて一時的に枯れてしまった。


そんな苦労を乗り越えて、彼女の幻魔としてのランクはうなぎのぼりだった。


特に海龍のウロコ跡地の水を入手したことが評価され、ポカプエル湖一派のリーダーとなった。


無事、オルバの元にたどり着くが、ファイセルが手紙を読んでリーリンカがピンチな事を知る。


もちろんリーネも東部行きを希望したが、オルバはそれを止めた。


「水質チェックの結果報告と分析」「東部に土地勘の全くないのでサポートは務まらない」「記憶しておける水源の数も限界に近い」などの理由があったからだ。


大事なことだとわかって吐いたが、おぼろげにファイセルに心を寄せていた彼女にとってそれは酷だった。


ましてやファイセルは結婚して帰ってきたのである。これが彼女にショックを与えないわけがなかった。


その後、彼とは離れ、しばらくはポカプエル湖の守護幻魔ガーディアンを務める事となった。



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