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楽土創世のグリモア  作者: しらたぬき
Chapter1:群青の群像
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●世界観設定

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●ノークタリア

このお話の作中世界の名前。


宇宙空間の何もない岩の塊に”原初の涙”という超巨大クリスタルが衝突したことによって生物が生まれた。


それがさらに他のクリスタル、オーブ、スフィアなどを呼び寄せ、万物を作った。


異世界のように思えるが、基本的な文化は地球とよく似ていて、双子星である。


ホウキに乗って空を飛ぶだの、魔女狩り、アイドルなどものによっては現実世界とリンクしているところも。


それもそのはずで、地球からの星の記憶、メモリー・スフィアがノークタリアに落ちて来たから。


パラレルワールドではなく、平行で存在しているという設定。


どちらの文明も宇宙に出る能力に乏しい為、接触することは現段階ではあり得ない。


作者としては物語の中の人々は全くの作り物でなく、私達と同じ宇宙の何処かで生きてると思いを膨らませてもらえると幸いです。


楽土創世らくどそうせいのグリモア

生き物が星に生まれた頃からずっと「発動できれば生けとし生けるものへの楽園が創られる」と伝わる伝説のマジックアイテム。


グリモア(魔導書)はというものの、形状は一切不明。


だが、やはり本の形をしているのではと一般人からは思われているようである。


既に前回の発動から1400年あまり見つかっていない事から、おとぎ話と思っている人も少なくない。


ただ、敬虔けいけんなルーンティア教徒は実在すると信じている。


前回は群雄割拠の”ガレフディア”という世代だったが、楽土創世のグリモアによってほとんどの存在が失われたという。


現代では誰でも知っている話だが、にも関わらず、誰もその内容への危険性や破壊性への認識がない。


もっともおとぎ話だと思っている者にとってはタダのホラでしかないというのもある。


次にいつ出現するのかは不明だが、極めて謎多きマジックアイテムである。


創歴そうれき(P.E パラダイス・エラ)

前回に楽土創世のグリモアが発動してから数えての年数。


レイシェルハウトがウルラディールの屋敷で平穏な日常を送っている時点では創歴1436年である。


今まで何回か発動したことがあったらしいが、そのたびに世界崩壊を起こしている。


それ故に、今が何度目なのか誰もわからないし、文献にもなにも残されていない。


楽土創世のグリモアは発動できれば楽土(楽園)が創られると信じられているが、皮肉にも現実はその真逆である。


それでも人々がそれを欲するのは欲深い人間の性なのか。


表裏季獣ひょうりきじゅう

ノークタリアの暦や時間の概念は地球と双子星なだけあってほとんど変わらない。


ただし、1月、2月、3月のような数字で月を考える風習がない。


代わりに各月に動物の名をつけている。表の月と裏の月がある。


赤山猫(1月)→亀竜(2月)→首長蛙(3月)→満月クラゲ(4月)→巨大怪鳥(5月)→鼠閣下(6月)→


→裏赤山猫(7月)→裏亀竜(8月)→裏首長蛙(9月)→裏満月クラゲ(10月)→裏巨大怪鳥(11月)→裏鼠閣下(12月)→赤山猫へと戻る……


という暦の数え方をしている、月の日数は地球と同じで一年365日である。


ノークタリアは暦によって夜空に浮かぶ月の色が変わる(後述)


●ティラレ月

表の月はオレンジ色の寒暖色で優しい印象を与える光で、裏になると青がかった白い月の光になる。


光の色が変わる事でマナの流れや性質が変化するため、ありとあらゆるものに影響を与える。


作物や、鉱山などで採れる物が変わったり、動物、モンスターの生態が変化したりするのだ。


六ヶ月間の間も光に変化が無いので採れるのが希少なものをシーズン外の時に買おうとすると非常に高価になったりする。


また、全く採れなくなってしまうものも中にはあるので食材の備蓄が必須なケースもある。


貧しい村に関してはかなりティラレ月の影響を受けているといえるだろう。

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