表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35歳からの非モテの婚活と国際結婚   作者: 坂崎文明


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/14

出会いのきっかけをつくる視線の技術とか、またも「空気を読む力」と「忍耐力」の話

 このエッセイは非常にひどいことばかり書いてきましたが、ちょっともう少し希望の持てることも書いてみます。


 これは過去の実話ですが、現在というか、数日前も同じようなことがありまして、人間、意外とチャンスを見逃してるんじゃないかという話です。


 

 僕は今もメタボ体質で標準体重の倍ぐらいの体重がありまして、20~30キロダイエットしてはリバウンドしてるのですが、大体、食事制限とスポーツジムでの運動でダイエットしたりしてます。


 太りすぎてるんで、間食辞めて運動すれば、結構、簡単に痩せれるんですが、今回はどうなることやらですが。これ一生続くというか、人生は常に戦いなのかもしれないですね。



 それはともかく、スポーツジムとかで、ボクササイズのようなプログラムがありまして、スタジオには50人ぐらい入れます。


 昨年の9月ぐらいからやってるんですが、ほぼ初日にスタジオの後ろの棚に、飲み物とタオルを置けるようになっていて何気なく入口から入って左隅に置いたんです。


 そうしたら、ちょっとスタイルのいい華奢な主婦的(独身かもですが30代前半か?)な女性が来て、僕の飲み物の隣に自分のドリンクを置くわけです。近すぎるというか、10センチぐらいしか離れてないし、僕が自分のドリンクを飲もうとすれば、この女性が飲み終わってどいてくれるまで待たないといけない訳です。だけど、どう考えても置き場所は数十メートルぐらい余ってる訳です。間隔開けろと。何故、そこに置く!と言いたいところです。


 非常に不自然ですが、これこそがその女性の「囲い込み戦略」で、こうやると僕はこの女性に声をかける必要性が出てきて、何かツッコマないといけなくなります。


 なんですが、僕はこの女性がレッスンの休憩中に飲み終わるまで待ってからドリンクを飲んだので、この戦略はさらっと躱しました。これは非常に厄介な女性であるし、大変そうなので。


 この女性は現在、イケメンの彼氏?というか、ジムでの話し相手を確保して幸せになっていますので大丈夫です。いつ行ってもこの女性はジムにいるのですが、もうそんなに痩せる必要ないのに、むしろもう少し太った方がいいのですが(大きなお世話です)、この女性基準ではもう少しスマートになりたいとか、運動が好きだとか理由があるのでしょうね。痩せてる女性の方がよく運動するという事実がありますね。


 これえは僕がモテルという自慢話ではなく、できる女性はこういう戦略を持って、あーた、出会いを強引に作ることもあるというお話です。わかります?そんな無言の駆け引きとか分からない?いや、人生はいつも熾烈な戦いが繰り広げられてます。こういうことに気づかないといけません。


 別に、この女性、痴女ではありません。たぶん、こういうことに気づく僕が異常なのです。ただの妄想、勘違いということもありますしね。




 それで、この同じ日に、もうひとりの女性とも出会いがあったのですが、この子はクールビューティータイプで、背が低くちっちゃくて、すらっとしてるけどトランジスタグラマというか、僕の好きなタイプでした。


 こういうタイプの女性を見ると、ついついチラチラとその女性を見てしまう癖があるのですが、そういことを繰り返していくと、ちょっと面白いから?この遊びに付き合ってしまおうかなという女性がいて、この女性もちょっと僕の隣に寄ってきてくれるようになりました。


 そうこうしてるうちに、この女性も帰りしなに手をかわいく振ってバイバイとかしてくれたりするようになったり、何となくお互い意識して、近づいたり離れたり、不毛な駆け引きなどをしていました。まだ、一言もしゃべってないのに。無言の会話劇が4ヶ月ぐらい続いたり。


 何してるんだ!とツッコミが来そうですが、奥さんいるので付き合えない訳だし、気になっても踏みとどまってる訳です。


 

 数日前に、彼女はついに作戦を決行する訳です。

 新しいウェアを新調して、だいたい、開始ギリギリにくるんですが、僕の隣にぴたっと並んできます。

 

「てめえが私をチラチラ見てるのは分かってんだよ!そろそろ声かけるバーロー!」


 というような感じでしょうか。


 僕もさも気があるようにまたもチラチラ見てしまう訳ですが、結局、最後まで声かけられず。

 レッスン終わってから、彼女の声かけやすいように出口にいくまでモタモタしてて、僕は金魚みたいに口パクしながら声が直前まで出かかって、また、踏み留まり、何とかスルーしました。


 それからシャワー浴びてロッカーでたら、いつもいないのに、すでに休憩スペースでスマホいじりながら待ち伏せ作戦です。これは十分、脈ありということを僕の反応から読み取っての二段構えの作戦を思いついたようです。


 でも、僕は臆病者なのでここは会釈しつつ、スルーして帰ります。

 一応、分かってますよ。でも、申し訳ないということで。

 それで、ここまで女性に誘われてるのにスルーしたら、もう次はないなあと思いつつ、玄関から小さな窓越しに、小さくバイバイの手を振って帰りました。




 これは自慢話ではなく、ある事実を示しています。

 一見、自然な出会いをモテル女性は自分で作ってるよというお話でした。全く自然じゃないじゃん!というツッコミが来そうですね(爆)もう無意識になってる達人女性もいたりする。

 ぶりっことか、鍋やおかずを取り分ける女性とか、その延長線上だと思ってくれてもいいです。


 本命の女性には、緊張してつい声のトーンが下がって低くなるとか、そういうのもあって、比較的低い声を女性は好むとかかもしれませんね。

 

 もうサブリミナル効果の世界ですね。無意識、非言語的仕草の世界と申しましょうか、男女の会話が始まる前に勝負はついてるというか、「空気=非言語的な無意識」を読むというのは、コミュニケーションにおいて65%ぐらいの比率だと言われています。


 男女の出会いは会った瞬間に、非言語的に65%ぐらい決まってしまうとうことでもあるかもしれません。 


 別にこれは超能力ではなくて普通の能力で、女性はかなりレベルが高いです。

 男性はモテル男は感性が鋭いと思います。

 僕は長年の事例研究での努力型というか(ただのあほです)、年取れば誰でも経験から分かってきます。


-------------------------------------------------------------------

コミュニケーションにおいて、非言語メッセージの果たす役割がどの程度重要かは、研究者にとって意見の異なるところである。ある実験結果では、対人コミュニケーションにおいて言語メッセージが占める割合は 35 %程度、残りの 65 %は非言語メッセージによるそうだ。また、別の研究では、 7 %が言語、 38 %が音声の特徴、 55 %が顔の表情によるということである。この数字は驚くべき高さである。非言語的要素は、我々が考えるよりずっと重要な役割を果たしているのかもしれない。

http://kg.kanazawa-gu.ac.jp/kokusaibunka/?p=2169

-------------------------------------------------------------------


サブリミナル効果

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AB%E5%8A%B9%E6%9E%9C


非言語コミュニケーション - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3



 男性も女性も80%ぐらいは彼氏なり、話相手が欲しいと思ってるし、出会いのきっかけ作りはさりげなくしてる。


 どんな容姿的に自信がない人でも、その人がタイプという異性はいるので、僕は容姿的にもそんなにモテルタイプではないのですが、それでも過去を振りると、こういうことは日常的にあります。


 ただ、そういうことに気づく感受性というか、学校や会社で生き残るにしても、暗黙の語られないルールを如何に見抜くか?が重要です。


 ここでも「空気を読む力」(暗黙知=言語化されない情報)と忍耐力が重要です。

 日本社会は全般的にこの力がないと生き残っていけません。

 炎上や嫉妬の力も強大ですし、それに気づかないと足元をすぐにすくわれます。


 女性はこういう能力に長けてるんですが、男性は鈍感だったりするので気を付けましょう。


 かつては出会いの技術とかは、男性の場合、農村とかで「夜這いの習慣」で年長者から幼少の者に伝えられたりしていて、僕の場合は先輩の家の「男女100対100の春のお花見BBQの会」の運営とかでノウハウを共有されていました。

  

 出会い系パーティーに行ったり、恋愛、結婚のお話もこういう男性集団でされて「集合知」として色々な対策が練られます。

 モテまくる男のノウハウも学べる訳ですが、真似はできない場合もあるので、各自固有の必殺技とか、得意技を仲間のアドバイスから炙り出して鍛えます。


 女性の場合は恋愛話が好きなので、女子会とか、友達同士の日常会話で常に共有されますので、孤立してなければ大丈夫だったりします。


 こういう恋愛、結婚、お金の運用とかのノウハウは、最近ではかなり言語化されてますが、情報自体が歪んでたりもしますので、いろいろと難しい問題もありますね。結婚相談所とか、婚活パーティーのブームとかもあたりしましたし。



 出会いについてはこういう技術とかは実はあまり関係なくて、恋愛とかできる人はいろいろとできるというお話でした。


 20~30代ぐらいでさっさとお見合いとか、友達の紹介とか自然な出会いとかで結婚した方がいいというのはあります。変に欲を出すと、30歳過ぎても(ここが売り頃で結婚確率10~20%ぐらい)遊んでしまい35歳ぐらい(結婚確率が5~10%)になると行き遅れて、いつのまにか40代(もう結婚確率1%切ります)というのは実はよくあるパターンなので、男女限らず、早めの結婚がベストです。


 50~60%ぐらいが30代までに結婚してしまうのでこういう厳しい数字になります。30歳過ぎると、もう20~30%の結婚確率の世界に突入してるんです。最近では生涯未婚率が男性では20%とか言われてますしね。



 日本人は恋愛苦手な人は多くて、欲を出さずに、お見合いとか友達の紹介がいいでしょうね。

 最初に自分のことをいいと言ってくれた人に迷わず飛び込むのが実はいいのですが、結構、見逃します。

 もっといい人いるんじゃないか病にかからないように頑張りましょう。


 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ