~調査~
学校も終わりをつげ、とうとう捜索が始まることになった。
私は赤城と一緒に帰るわけもいかず、後で合流ということになる。
でも赤城は別にいいじゃんとかふざけたことばかり…。
私らで捜索大丈夫なのかなぁ?
不安が心を込み上げたが、いやな考えを振り払う。
まぁ今はロマネちゃんの捜索に力を入れよう!!
ちなみにロマネちゃんは雌です。
私は一度家に帰り、昨日の晩に用意したリュックを担いだ。
本当はものすごい大きさのリュックだったのだが、
万が一逃げれるようにと、少しでも荷物を軽くしたのだ。
でもなんでここまでしているのだ?
手伝うと約束して今疑問に思う。
だから赤城に馬鹿っていわれるのかなぁ…。
首をかしげながら考えるが、いくら考えても答えは特に見つからず、
モヤモヤするまま仕方なく待ち合わせ場所に向かった。
ある意味探検かよって思うけどね…。
合流場所に行くと赤城はもう来ていた。
「ったく、おせぇよ。」
「ごめんごめん。ってあれ?荷物は?」
これだけ十分な対策をしている私なのに、
赤城は抵抗できそうなものを何一つ持っていなかった。
「俺は別にいらねーよ。慣れてるしな。」
ワニという動物に慣れているのがおかしいんだけど……。
そこはあえて聞かないでおこう。
「じゃぁ、行くか。」
「行くってどこに?」
「決まってんだろ。ワニの行きそうな場所やその周辺に住んでいる人に聞き込み。」
「あ~、なるほど。」
何一つやることを知らないことは情けないが、
でもこれからすることにとてもわくわくしていた。




