第二話 あおられる…
私は琉里私は今あおられているんです。
優也に!
昨晩私は優也とやった…でもできなかった。
【私はいつからあんなウブになったんだろ】
【優也と付き合ってから全然先に進まない…】
【このまま表面上清いカンケ―で終るんじゃ…】
…っいや!そもそもあいつのムダなだだもれフェロモンが
あたしの羞恥心をあおるんだって!!
…~トントン~…
【…肩をたたかれた…】
えっ?…優也じゃん!!
学校でそんなことしないでって言ってるしょ!!
いやじゃないくせに
はい?!
お前今日夜バイトあんの??
ないならメシ付き合えよ
・・・・・
―――・・つ…つき合ってあげてもいい…けどぉぉ
…な…何よ!
今日のグロスの味はな~に??
あててみれば?
ふ~ん?…
メロン味
正解。
…って外でやるの嫌じゃなかったの??
う…うるさいなっ
素直じゃないやつ…
えっ?
んじゃあ行くか?
行くって……
ラ・ブ・ホ♡
え!!!
ふっ!ジョーダンw
くっ……やしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~っっ
そう何が悔しいかって??…あいつのあの態度…!!
H未遂の後だっつーのに…
気持ち的にデリケートな時だって言うのに…
私の気も知らないでドキドキさせといてからかうし!
【A】ポテトM1(ワン)BLTバーガー1(ワン)入りまーす。
お前はかっぱえびせんかっ
【A】はっはい?!
琉里先輩スマイルッ…先輩っスマイルないっすよ笑って!
ホント悔しいなぁ~…
なんか自分だけ優也のこと好きみたいで嫌だ…
何でいっつも私だけ…あおられるのかな??