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未商業短編

育ちの良い公爵令嬢の復讐

「ジョニス王太子殿下に復讐いたしますわ」


 集められたミルサウザンド公爵家の使用人一同は、大好きなロゼッタ・ミルサウザンド公爵令嬢に開口一番こう告げられた。

 やはり復讐するのか。

 ごくりと皆生唾を飲む。


 なにせ酷かったのだ。

 ジョニス王太子殿下の行った、幼い頃からの婚約者であったロゼッタに対する仕打ちは。


◇◇◇


 半年前、突然浮上したミルサウザンド公爵家の脱税疑惑。

 領地に入る街道に土砂崩れや野盗被害が頻繁に発生するようになり、領民からの苦情が王宮に提出された。

 また公爵家で関知していない謎の娼館や土地が公爵家の所有として告発され、公爵の内部調査も待たないうちに一気に地位と財産を奪われた。


 そしてどうやら令嬢間のあいだでまことしやかに、ロゼッタの素行不良や影の陰湿な虐めの噂まで流され始めていた。火のない所に煙は立たぬと言うが、嫉妬が無から火を生むことがあるのは現実だ。本気で火の無いところに煙は立たぬと思っているなら公正世界誤謬が生じている。なぜならロゼッタもミルサウザンド公爵家も、疑われるような事は一切していないのだから。


 明らかにおかしい状況だったが、王太子は一切ミルサウザンド公爵家に対しても、ロゼッタに対しても対応しなかった。それどころか書類一枚で、幼い頃からの婚約者だったミルサウザンド公爵令嬢に突然の婚約破棄を伝えた。その婚約破棄の手紙はロゼッタとミルサウザンド公爵家を悪し様になじる冷たいもので、流石の王宮の遣いも気の毒さを隠しきれない顔をしていた。

 王太子殿下の新婚約者について噂はすでに広まっている。

 あろうことか出自不明の謎の成り上がり男爵家の令嬢、ケイト・パンネだという。


 結果としてミルサウザンド公爵家は取り潰し。

 ロゼッタは修道女堕ちすることになった。

 ミルサウザンド公爵はすでに親類の元に軟禁状態だ。


 屋敷に残ったのはロゼッタ・ミルサウザンド公爵令嬢と特に彼女と親しくしていた使用人達一同だけ。

 家具が差し押さえられ、なにもかもががらんどうになった屋敷でロゼッタは言った。


「ジョニス王太子殿下に復讐いたしますわ」と。


◇◇◇


「復讐ですか、お嬢様」


 使用人たちは思っていた。

 とても育ちのよくまっすぐな性根で育ったロゼッタは、復讐などしないと。

 右の頬を張られたら左の頬にキスをしてくれるような、そんな優しい人なのだ。

 けれど同時にとても賢い女性である。

 幼い頃からあっというアイデアを思いつき、親に提案して良い領地改革に繋がった。

 学校では常に首席、誰もがロゼッタを愛して生徒会長にまで推薦された。

 その完璧さがかえってジョニス王太子殿下の小さな器を刺激したのは悲劇だ。


「復讐いたします……父も私も、至らぬ所はあったと思います。しかし根も葉もない噂を立てられ、結果として全てを失ってしまっては黙ってはいられません。私は復讐を決めました。……皆様、力を貸してくれますね?」

「もちろんです!」

「お嬢様のためなら、俺たちはなんだってやります!」

「今から王宮にオークをけしかけて滅亡させてやることだってできらあ!」


 使用人は盛り上がった。 

 有能な彼女が「復讐する」といえば、必ず完遂するだろう。

 その確信が、使用人の皆にはあった。


 ロゼッタは凜々しく背筋を伸ばして、小さく愛らしい唇で告げる。


「それではアンナ。あなたは私の親友マーガレットの屋敷に再就職を命じます」

「かしこまりました」


 ロゼッタが赤子の頃から仕え続けてきたアンナは深く頭を下げる。

 アンナはすぐにロゼッタが望むことがわかった。


(マーガレット公爵令嬢はたしかに以前から怪しいところがあったわ。ちくちくとした嫌味な言い方でロゼッタお嬢様を攻撃したり、王太子に個人的に押しかけて会いに行ったり……気のせいかもしれないから黙っていたけれど……。これは『証拠を掴んでマーガレットを破滅させよ』との指令なのね!)


「ロゼッタお嬢様。私はロゼッタお嬢様の為ならなんでもできます。お任せください」

「ええ。しっかり善く働いてきて。ミルサウザンド家での経歴に自信を持って。それがあなたに命じる作戦です」

「はい!(しっかりやれるから自信を持って、という意味ですね! 懐に入り込んで証拠を掴めと言う事ですね!)」


「そしてジム。あなたは王太子殿下の近衛騎士補佐になれるように紹介状を書いておきました」

「はっ」


 ジムは騎士の礼をする。ジムはロゼッタの護衛だった。

 没落騎士の息子だったジムに仕事と就学の機会を与えてくれたロゼッタが、何のために今日ここまで自分を鍛えてくれたか、ジムはすぐに察した。


(あのクズ王太子の近衛騎士ならば、クズ王太子に不満を持つ連中は多いはず。堀を埋めて丸裸にするように、彼らを反王太子派の味方にすればいいんですね!)


「本来私の輿入れと同時に就くはずだった役職です。励みなさい」

「はい!(お任せください、近衛騎士全員をあなたの剣にしてみせます!)」


 ロゼッタは他の使用人たちにも、一人一人今後の身の振り方を命じた。


「コックのロクムアメザーは貴族向けホテルに。コック長には菓子折りを贈っておきましたので、話はすぐに通ります」

「ありがとうございます!(菓子折り……そうか!賄賂の現場を抑えろということですね!)」


「メイドのニア、トーイ、エキチカも、ばらばらになってしまいますが評判の良い貴族家や商家で働けるようにしました」

「ありがとうございます!(ケイト・パンナの素行調査ですね!)」

「すべてお任せください!(噂の出所と首謀者の調査ですね!)」

「お嬢様の雪辱、果たして見せます!!(私が実は暗殺が得意なの、気付いていたんですね!)」


「庭師のゴーンは宮廷の裏庭の管理を……」

「がってん!(宮廷の裏庭まで穴を掘り、オークの巣窟とつなげろってことだな!)」

「馬丁のバークレーはあの貴族家に再就職を……」

「やさしいんだな、おじょうさま(馬は可哀想だから、逃がしてあげてってことだな!)」

「お抱え吟遊詩人のジョニーは、どの街に行っても演奏ができる永久許可証を……」

「ルラララララ(お嬢様の献身と悲劇を、これでもかと歌で広めればいいのですね)」


 そんな感じで自分の世話をしてくれた人たち全員に暇を出し、ロゼッタは大人しくひっそりと最果ての修道院へと向かっていった。


「皆様、またいずれ会いましょう。お勤めに真面目に励んでください、それが私の復讐です。……けっして、はやまらないこと。よいですね」

「はい!」


 使用人一同は涙を堪え、一人修道院へと向かうロゼッタを見送った。


(あの修道院はとある裏社会の重鎮がバックについている修道院と聞くわ……)

(ロゼッタお嬢様は本気だ!)


 使用人一同は円陣を組んだ。

 そして誓う。


「我々でロゼッタお嬢様の復讐を達成するぞ!」

「焦らず、諦めず、虎視眈々と、臥薪嘗胆で!」

「任せていただいた信頼に応えるわよ!」

「「「「「「「応!!」」」」」」」


 そしてミルサウザンド公爵家使用人一同(以下MKS)は復讐のために励んだ。

 ある者は不正な金の流れを掴んだ。

 令嬢たちの噂話の出所と、ロゼッタが追放された理由を突き止めた。

 ミルサウザンド公爵家の改革により、王宮と一部成金商人らの不正な金の流れが露見寸前だったことが明らかになった。

 王太子の新婚約者ケイト・パンナは実は魔物の手先で、王太子を薬漬けにしていた証拠を突き止めた。

 王宮内にロゼッタとミルサウザンド公爵家の名誉回復のために尽力してくれる貴族達を集めた。

 王宮を脅かす闇の勢力の存在を発見し、王墓に眠る特級魔道具を巡る熾烈な決闘を行った。

 王宮を襲うためのオークの巣穴に通じる穴を空けようとしたら、実はすでに空けられていたことが発覚し、すぐに油を流し込んで火をつけた。


 王都に騒乱が訪れた。

 マーガレット公爵令嬢以下ロゼッタの悪評を流布していた令嬢たちは名誉毀損罪でサロン永久追放処分となり、令嬢としての立場を喪失。

 魔物ケイト・パンナは退治され、特級魔道具はMKSにより無事確保。

 王太子は治療院に永久軟禁となり、新たな王太子には第一王女が納まった。

 第一王女は元々ロゼッタと親しく、ミルサウザンド公爵家の名誉回復に自ら尽力してくれた。本来まっとうに職務に当たっていたミルサウザンド公爵家の名誉回復はあまりにあっけなく、そしてミルサウザンド公爵家を追い詰めた敵対勢力は悪魔に薬漬けにされていたことが発覚し、ついには悪魔軍団VS王宮の恐ろしい戦いとなった。


 三年後。

 第一王女エレーナが即位し、女王陛下の治世が訪れた。

 ミルサウザンド公爵家に政治復帰の機運が高まりに高まったこの時、ついにMKSには極秘裏にエレーナ女王陛下よりロゼッタを迎えに行くように命令が下った。


「皆のお陰で親友ロゼッタの名誉を回復できる。……早く連れて帰れ」

「はっ!」


 MKSたちは晴れがましい思いで最果ての修道院へと向かった。

 ロゼッタからは定期的に手紙が届いていて、生活に不自由は無いことは伝わっていた。

 それでも早くあのお嬢様に会いたい。自分たちの女神であるロゼッタ様に会いたい。

 ――三年の短くも長くもある戦いのなかで、全員はすっかりロゼッタを神聖視するようになっていた。心に女神の支えが欲しいほど、厳しい戦いだったのだ。


 修道女の装いをしたロゼッタは、神聖化しすぎていたMKS達をますます心酔させる美しさだった。

 質素な修道服。美しい髪をウィンプルで覆い隠し、化粧気のない顔で微笑むその様子はあまりにも美しく、磨き上げられたダイヤモンドも自壊するほどの神々しさだった。


 彼女は朝日のような眩い笑顔で、膝を折ったMKS一同を見回した。


「皆様、とても良い顔をしていらっしゃいますね。……言葉で聞かずともわかります」


 彼女は言った。


「皆様。幸せですか?」

「はい!」


 全員口を揃えて答えた。当然だ。

 復讐を完璧に遂行して、こうして元気に暮らすロゼッタの元に戻って来れた。

 あとは王都に凱旋するだけだ。幸せに決まっている。


「よろしい。顔をお上げなさい」


 うっとりとMKSは顔を上げる。

 ロゼッタは背筋を伸ばして『公爵令嬢』の顔つきになった。


「私は復讐を果たすことができて嬉しく思います」


 そしてにっこりと、ロゼッタは優しい笑顔で続けた。


「だって私たちが幸せになることが、王太子殿下への復讐ですもの」


 皆黙り込む。

 心の中で、「え?」と口を揃えて呟いていた。


 しかしロゼッタはきらきらと輝く表情をしていた。


「理不尽なことが起きても、全てを奪われても、私たちは心の矜持を守ることはできます。守り抜いた誇りを胸に、強く耐えて新たな幸せを見つける――それが一番の復讐です」


 全員呆然としていた。

 え……幸せになるのが復讐…………え……?


 声を出したのはアンナだ。


「しかし驚きました。復讐という単語を使わずとも……! 私たちそれで驚いてしまって」


 驚いた、という言葉にとどめたアンナ。

 まさかすでに王都で復讐を達成しまくっていることは、今は口に出せなさそうだった。

 ロゼッタは微笑む。


「だって私が復讐するって言わなければ、皆人生をふいにしたかもしれませんので」


 彼女は申し訳なさそうに微笑む。


「ミルサウザンド公爵家はただの働き口でしかないのに、みなさんは我が公爵家の不幸に、まるで親の仇のように怒りに燃えてくれた。あの時私はとても苦しかった……けれど皆さんの怒りを見て、私は目が覚めたのです。恨みと復讐で、皆さんの人生を壊してしまってはそれこそ、ミルサウザンド公爵家の名折れだと」

「お嬢様……」


 MKSは泣いていた。確かにお嬢様はそんな人だった。

 才色兼備のお嬢様。何だって手に入れられるだけの才能も家柄もお持ちなのに、あまりにお人好しすぎて、優しすぎて、危なっかしいくらい美しい心を持つ人。


 だから悔しかったのだ、彼女の人生が汚い人間共に踏みにじられたことが。

 だから嬉しかったのだ、彼女が自分たちに頼って、復讐したいと思ってくれたことが。


「お嬢様……」

「なんてお方だ、あなた様は……」


 皆は泣きじゃくった。

 そして彼女に一応「疑いが晴れて王都に戻れますが」と伝えたが、彼女は断った。


「ここも楽しいのです。たくさんの人々が告解に訪れ、それを傾聴する日々は良いものです。身も心も神の御心に捧げる日々は、私には本当は……一番向いていたのかも知れません」


 確かに、とMKSは思った。

 ロゼッタは昔も美しかったが、今はもはや生きる女神のように神々しい。

 彼女の美しい生活に今日は余計な口出しをすることは止めようと誓い、MKSは修道院を去った。

 うっかり王都の現状を聞かれてはたまらないとも思った。



「……お嬢様には隠しておきましょう……」

「ああ……お嬢様が今の王都を知ったら……悲しまれるかもしれない」

「お嬢様には笑っていてほしいからなあ」


 彼らは固く誓った。お嬢様には隠しておこうと。

 すでに彼らが復讐をかなりえげつなく遂げてしまっていることに。


 MKSは王都に戻って女王陛下にロゼッタの現状を報告した。

 女王陛下はロゼッタを連れ帰れなかったことにがっかりしていたが、同時に納得してくれた。


「ロゼッタはそういう令嬢だったな。……確かにシスター・ロゼッタとして生きるのが、彼女にとっては幸せかもしれない」


 そして女王陛下の配慮により、ミルサウザンド公爵家は領地と財産の回復の後、最果ての修道院の領地を追加で与えられ、新たなる聖地として整備するように命令された。

 家族と再会し喜ぶロゼッタは、その後も修道女として人々のために悩みを聞き、祈りを捧げ、平和の為に知恵を使い、人々のために尽くした。


 シスターロゼッタの評判は瞬く間に広がり、シスターロゼッタに対する信仰は国教すら凌駕する勢いとなった。MKSは最古参の信徒として、全国各地、時には国外まで布教の為に活動した。時として邪魔になる勢力は潰し、悪魔は退治し、最強の聖女信徒組織として名が知られるようになった。


 これが一介の不幸な公爵令嬢ロゼッタ・ミルサウザンドが国教の大聖女マザーロゼッタに至るまでの道のりの最初の物語である。

 将来、この時代の歴史は編纂にあたって王家の記述は簡潔にまとめられ、婚約破棄した王太子については一行も書かれることも無く歴史から葬られた。


 最期まで自分が国教の大聖女と呼ばれることには、ロゼッタは気付いていなかった。

 気付かせないようにしていた。MKSたちが。


お読みいただきありがとうございました。

追記

・コックのロクムアメザーは6月6日に雨ザーザーのロクムアメザーです。

・ミルクレープ公爵家だったんですがあまりに美味しそうがすぎたので少し変えました。

・ニア、トーイ、エキチカの三人娘はお気に入りです


楽しんで頂けましたら、ブクマ(2pt)や下の⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(全部入れると10pt)で評価していただけると、ポイントが入って永くいろんな方に読んでいただけるようになるので励みになります。すごく嬉しいです。


また、今連載中の作品もあります!よかったらどうぞ!(以下リンク)

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優秀過ぎるMKSと清らか過ぎるお嬢様によるすれ違いコントの様な展開がとても面白かった ギャグと復讐の割合もちょうど良く、随所に光るセンス溢れる表現にクスリとさせられた 願わくば、MKSとお嬢様の物語…
MKS(公爵家使用人)って、日本語か〜いw 英語ならMDS(デュークズサーバント)辺り? 王太子は外患誘致罪ですから火刑一択で、歴史書には大々的やらかしが書かれて数百年後まで叩かれ続けるのが順当な気…
MSK凄く優秀! 流石は公爵家に採用されているだけはある! MSKに慕われていたお嬢様も聖女に成る位にいい人で優秀! 国はこの公爵家が支えていたのだね… ニア、トーイ、エキチカには笑った! 不動産屋…
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