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シンセンレッド新必殺技誕生

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〜上空に飛んでいるゴーストのアジト〜



ブロンズ・フランケンシュタイン「ブラックヴァンパイアめ・・・あの程度の龍戦士どもにしてやられるとは・・・!」


ホワイト・マミー「・・・まずいな・・・こんなことがデュラハン様に知れたら・・・!!」


?「御心配には及びません」


ブロンズ・フランケンシュタイン・ホワイト・マミー


?「このわたくしめにお任せを・・」



とある夜


烈子は部屋でtvを見ながら1人酒をしていた


*雷雄と光莉は雷雄の父親(光莉の旦那)に会いに昨日から大阪に行っている。


烈子「・・・」ごくごく


烈子は1人で飲んでいるうち少し寂しくなってきた


1人暮らしが長いほうだけど、皆と暮らすようになってからは1人が寂しいと感じるようになってしまいどんどん酒が進んでいった


そしてどんどん酔いが回り・・・


ピンポーン


酔った勢いで氺の部屋を訪ねる


氺「・・・・」←作曲中のためインターホンを無視


ピンポンピンポンピンポンピンポン


氺「・・・・」イラ


ガチャ



烈子「やっほ★」←かなり酔っている


氺「・・・・火焔さん・・?」


そして…


烈子は氺の連れまわしあちこちの飲み屋をハシゴしていた


最終的に烈子は氺におんぶされている状態だった


烈子「うー世界はぐるぐるまわるー」


氺「・・・飲みすぎですよ・・・」


烈子「う~・・・ん!?」


烈子は赤ん坊を抱いていた16-17歳くらいの少女を見つける


烈子「こらー!!jkがこんな遅くに何してんのー」


氺「・・!?・・ちょっ・・火焔さん!?」


女子高校「!?」


烈子「・・・う・・!?・・・おろろろ~」


氺「・・・うわー!?ー」


烈子は酔いが回りすぎてゲ〇を吐いてしまう


氺の洋服にも少しついてしまう・・・


女子高校「な・・・なんだこのばばあ・・・いくぞ・・・」


女子高校は赤ん坊を抱いたままその場を走り去ってしまう。



翌日の昼頃


雷雄と光莉も帰ってきて


皆で大阪土産を食べていた


そして烈子は昨夜の話をしていた


烈子「そんなわけで・・女子高校が赤ん坊を連れてて・・一体何してたんだろう・・?」


光莉「なるほどなーもしかしたらその子・・ヤンママかもしれへんなー」


雷雄「いやいやjkっていったらまだ10代でしょ?ありえないって」


光莉「甘いなー、早い子はそれくらいの内に相手を見つけてなんてことは十分あり得るでー」


烈子「そんなもんなの?」


光莉は「私も旦那と出会ったのは18の頃やし、そのまま卒業と同時に入籍したしなー」


*光莉は旦那とは専門学校の同級生である


光莉「そんで成人する前にらいを妊娠して、今に至るって感じや」


雷雄「でもそれって・・・かなり昔の話だろ・・・今の時代は結婚事態する人は少ないし・・・」


光莉「・・・・」ピキ・・!!


烈子・雷雄「!?」


氺「!?」


光莉「・・・らい・・・それどーゆ意味や・・・?・・・私がBBAって言いたいんか・・・!?」ゴゴゴゴゴゴゴ


雷雄「い・・・いや・・・そーゆ意味じゃ・・・なあ・・氺?」アセアセ・・・


氺「・・・」ぷい


氺は気まずさからそっぽをむける


光莉「・・・・氺ちゃんは私の味方やもんな?」ニコォ


氺「・・・はい・・・」こくこく


雷雄「・・・!?・・氺!?・・・裏切ったなー!?」


烈子「わ・・・わたし買い出し行ってくるね。たしか調味料とか切らしてたよね?」


烈子は部屋を出ていく


~外~


烈子「ふーそろそろ叔母さんの怒りも収まってる頃かな・・・ん?」


烈子が帰ろうとすると


昨夜の女子高生が歩いていた


昨夜同様赤ちゃんを抱いていた


女子高生「・・・ん?」


向こうも烈子の存在に気付く


烈子「・・あれ?・・あなた・・?」


女子高生「あーてめえ昨夜のゲ〇BBA!」


烈子「ば・・!?・・・失礼ね!?・・私まだ30よ・・!!」


女子高生「30!?・・十分BBAじゃねーか!?」


烈子「むきー!!」


赤ちゃん「うわーん」


烈子・女子高生「!?」


2人が大声を出したら赤ん坊が泣きだした


女子高生「あーよしよし泣くなよ」


烈子「ごめん。ちょっと赤ちゃん貸して」


烈子が抱っこしたとたん赤ん坊が泣き止んだ


女子高生「・・すごっ」


烈子「はい。赤ちゃんかえすね」


?「みつけたぞシンセンレッド」


烈子「・・!?」


突然怪人が現れた


烈子「・・・!ゴースト!!」


ヴァンパイア「俺はゴースト怪人の1人ヴァンパイアだ。貴様らに倒されたブラックヴァンパイア様の直属の部下だ。貴様らに倒されたブラックヴァンパイア様の仇今こそ果たしてやる」


女子高生「な・・なんだよこいつ?・・・しかもシンセン・・ってなんだよ?」


烈子は女子高生と赤ちゃんを庇う


すると


シンセンイエロー「れっちゃん!!」


シンセンイエローがかけつけてきた


烈子「らいくん!!」


女子高生「‥?・・なんだよまたなんか現れたよ・・・」


烈子「大丈夫よ。彼は私の従兄弟で、仲間よ!・・・あれ?・・・氺は・・・?」


シンセンイエロー「ああ・・・・あいつは・・・・」


~自宅~


氺「おろろろろー」


光莉「氺ちゃん?大丈夫か?」


氺が昨夜の烈子同様トイレで吐いており、光莉の背中をさすってもらっていた


氺は元々酒に弱く、二日酔い状態だった上に、大阪土産の中にアルコール入りのお菓子を食べてしまったため


気分が悪くなってしまったのだった


シンセンイエロー「・・・てなわけで俺一人で来たわけ」


烈子「あはははは・・・」←原因の人


シンセンイエロー「ここは俺が引き受けるかられっちゃんはその子達と一緒に逃げて!」


烈子「・・うん!」


烈子は女子高生の手を引きその場を立ち去る


ヴァンパイア「・・・!!・・・待ちやがれ!!」


シンセンイエロー「おっと。お前が待ちな。ここは通さないぞ」


ヴァンパイア「・・・・まあいい。」


ヴァンパイアは不敵な笑いをして姿を消す


シンセンイエロー「・・・!!」


その頃烈子達は女子高生の家に避難していた





烈子「はあはあ・・ごめんね、なんだか巻き込んでしまって・・・」


女子高生「別にもういいよ。それより・・あんたらはなにものなんだよ」


烈子は女子高生に洗いざらい全て説明する


女子高生名は 赤井瑠璃あかいるり


この付近の学校に通う高校二年生。


そして赤ちゃん(男の子)は


つい最近橋の下で捨てられていたのを連れてきてしまったのだった


瑠璃は両親を2年前に事故で亡くし、今は海外出張にいっている叔父のこのマンションにお世話になっている。

*大家さんには親戚の子の赤ちゃんと伝えており、学校に行っている時は預かってもらっている


そして赤ちゃんの名前は幸せになってほしいと願いをこめて彼女はこうと名付けた。


烈子ははじめは親を探すなり、施設に預けるなどの提案を考えるが


以前のことが頭によぎったため、言葉に出来なかった。*第五話より



幸「あーう」


烈子「・・・」


幸君も瑠璃ちゃんの傍にいたほうが幸せなんじゃないかと思いもあったのだった


幸「あっ・・えっ・・えっ・・・」


幸君が突然ぐずりだした


瑠璃「あっ・・おむつだな・・・」


瑠璃ちゃんはおむつ交換になれてないのか苦戦していた


烈子「ちょっと貸してくれる?」


烈子は手際よくおむつ交換をしてみせた


瑠璃「へー結構うまいな。・・・あんたまだ独身なんだろ」


烈子「妹が年が離れてて、よくやってたからね」


瑠璃「そうなんだ。妹さんは今何歳くらいなんだ」


烈子「・・・生きてたらあなたと同じくらいかな・・・・12年前に亡くなって・・・」


瑠璃「そうか・・・悪いな・・・」


烈子「ううん。気にしないで」


その時


?「みつけたぞ」


烈子・瑠璃「!?」


振り向くとヴァンパイアがたっていた


烈子「ゴースト!?・・・どうしてここが・・・!?」


ヴァンパイア「その赤ん坊のおかげでな・・・貴様らの居場所を突き止めるなど安易なものだ」


烈子「・・!?・・幸のおかげ・・・!?」


すると幸君から微かに光が放たれていた。


ヴァンパイア「まず貴様らを消したいが、こちらにも事情があってな・・・その赤ん坊を渡してもらおうか!」


烈子「させないわ!・・龍印チェ・・・」


ヴァンパイア「させるか!!」


ヴァンパイアは烈子が変身する前に襲撃する


烈子「・・・がっ・・・」


烈子はその場に倒れてしまう


ヴァンパイア「変身できなきゃ所詮ただの女だ・・・さあ赤ん坊をわたせ!!」


瑠璃「・・!?」


すると烈子はヴァンパイアの足をつまむ


烈子「瑠璃ちゃん!・・・幸君を連れて逃げて!!」


瑠璃「で・・でも・・・」


烈子「早く!」


瑠璃「わ・・・わかった!」


瑠璃は幸を抱いたまま部屋を飛び出す


ヴァンパイア「どけ!!」


ヴァンパイアは烈子に蹴りをいれる


烈子「がはっ・・!」


ヴァンパイア「無駄なことを・・・」


ヴァンパイアは瑠璃を追いかける


烈子「ま・・・待ちなさい・・・」


烈子は意識がもうろうとした状態で


ドラゴンブレスに連絡をいれる


烈子「氺・・・らいくん・・・・」ガクッ・・・


烈子はその場で意識を失ってしまう


瑠璃「はあ・・はあ」


瑠璃は必死に逃げていた


ヴァンパイアはゆっくりゆっくりと歩き追いかける



瑠璃は幸と出会った橋の場所まで、たどり着いていた


ヴァンパイア「鬼ごっこは終わりだ。嬢ちゃん。」


瑠璃「・・・っ!」


烈子「待ちなさい!!」


ぼろぼろになりながらも烈子が後を追ってきた


ヴァンパイア「・・・そんな手負いで何ができる」


ヴァンパイアは瑠璃から幸を引きはがす


瑠璃「幸ー!!」


幸「・・・うわー」


幸は大声で泣き出してしまう


そして幸から光が消えた


ヴァンパイア「!?・・・くそっ・・・光が消えたか」


するとヴァンパイアが幸を橋から落とそうとする


ヴァンパイア「もうこいつには用はない」


烈子・瑠璃「!?」


ヴァンパイアは手を放し橋の下に幸を落とす


瑠璃「幸ー!!」


烈子「幸くん!!」


だが・・・


ヴァンパイア「!?」


謎の影が幸を間一髪でキャッチしたのだった


その影はシンセンブルーだった


烈子「氺!?」


シンセンブルー「・・・間に合ってよかった・・・いてて」ズキッ・・・


まだ二日酔いは完治してはいないようだった


ヴァンパイア「おのれーゴースト兵!!」


ヴァンパイアがゴースト兵を呼ぼうとすると


ヴァンパイア「!?」


ゴースト兵たちが全滅させられていた


シンセンイエロー「悪いな。俺が全部のしちまったわ」


烈子「らいくん!」


シンセンイエロー「遅くなってわるかったね。れっちゃん」


シンセンブルーが橋の上までジャンプし瑠璃に幸を返す


瑠璃「幸ー!」


瑠璃が抱きかかえるとさっきまで泣いていた幸は笑顔をみせる


烈子「・・・よくもこの子達を危険な目に合わせてくれたわね・・・絶対に許さないわ!・・・龍印チェンジ!!」


烈子も変身する


シンセンレッド「フレイムソード!!」


シンセンレッドがフレイムソードを召喚すると・・・



突然ものすごい力がみなぎってきた


シンセンレッド「これは・・・・!・・感じるわフレイムソードの新しい技が・・・!!」


ヴァンパイア「ほざけー!!」


シンセンレッド「フレイムソードフェイバリットホールド!!サラマンダーアタック!!」


新必殺でヴァンパイアは倒される


三人は変身を解く


雷雄「やったなれっちゃん!」


烈子「うん!」


烈子は笑顔を見せる幸とうれし涙を見せながら幸を抱きしめる瑠璃をみながら


昔の自分を思い出していた


妹と過ごした幸せな日々を・・・



それから


幸君は乳児院に引き取られた。


でも、毎日面会に行き、自分が大人になったとき必ず迎えに行くと約束をした。


遠くない未来、きっとその約束は果たされるであろう


~数日後~


烈子はお墓まいりに来ていた


烈子「お父さん、お母さん・・・」


お墓の前に花を添える


烈子「彩陽・・・お姉ちゃん頑張るからね・・・天国で見守っててね・・・

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