22話 ミナトタウン!伝説のお宝の噂
クリームタウンで一つ目のスターストーンのかけらを手に入れた。
新たな仲間マークを加えてブレイド達の冒険は続く。
さて、残りは12個のスターストーンはどこにあるのだろう?
ブレイド達は、クリームタウンから西に進んだミナトタウンにやってきた。
サン大陸では有名な港町で、貿易も行われている。
「久しぶりにこの街に来たが、相変わらず賑やかなところだ」
タブレットを開いた。地図アプリが、この街に対して反応している。
「どうやら、アプリはこの街を指しているみたいだな」
「この街を?この街に何かあるってことかしら?」
何かないか辺りを見てみた。すると、ブレイド達の知り合いと思われる人を見つけた。
何やらチラシを配っているみたいだが。
ブレイド達は声をかけた。
「よう、リュシアじゃないか」
「ブレイドさん、お久しぶりです」
リュシア、ミナトタウンから南にある島のランゴ・ボング島出身の女の子で、村長の娘。
以前、ランゴ・ボング島にある遺跡を調査する目的で訪れたブレイド達を
道案内してくれたのが彼女だ。
「リュシアちゃんも久しぶりね。ミナトタウンには何をしに?」
「ランゴ・ボング島の宣伝目的でここに来たの。ここなら人も多いし、観光客を呼び込むのに適しているからね」
ランゴ・ボング島が遠く離れた島である為、収入目的で定期的にここで観光客を呼び込む活動をしているようだ。
「島にあるクリスタルココナッツで宣伝すればいいんじゃねえの?」
「クリスタルココナッツ?聞いたことねえな」
「あら、マーク知らないの?世界七不思議よりももっと不思議とか言われてるお宝よ」
「そもそも、世界七不思議という言葉自体知らないが・・・」
「まあ、それはともかく、クリスタルココナッツは、名前の通り、クリスタルでできたココナッツで、不思議な魔力が詰まった魔法アイテムだね」
「ほお・・・そんな魔法アイテムがあるのなら興味があるな」
ところが、クリスタルココナッツの話題を出した途端、リュシアは暗い顔をした。
「あら?リュシアちゃん、どうしたの?」
「うん、実はあまりクリスタルココナッツの存在は島としても明かしたくないの。最近、盗まれかけて、警備が厳重になったの」
「盗まれかけた?」
「はい、以前、何者かがクリスタルココナッツがある台座に侵入した形跡があって警備が固くなりました」
「そんな状況で観光客を呼び込んで大丈夫なのか?」
「観光客を呼び込まないと、島としての収入も稼がないといけませんし・・・」
大した根性だな。だが、コイツは無視できない話でもありそうだ。
「よし、分かった。この話、俺たちが何とかしてみようか」
「そうね。無視は出来なさそうだし」
「ブレイドさん、皆さん、よろしいのですか?」
「ああ。ここ最近、本土でも物騒な話題が多いからな」
もしかしたら、ソードマン軍が絡んでいるかもしれない。
それに・・・
「もしかして、あの島何かあるの?」
ルーノが察したかのようにブレイドに声をかけた。
「お宝情報がランゴ・ボング島を指し示している」
「なるほどね・・・行ってみる価値はありそうだね」
果たして、クリスタルココナッツを狙っているのは?
ブレイド達は、ランゴ・ボング島に向かった。




