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幼馴染のツンツンな委員長が、異世界では俺にデレデレなんです  作者: 松林ゆきひろ
俺と真由美の俺的に残念ではない学園生活
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3年ぶりに2人で登校 1

「あの… 外は危ないから中で待ってていいですか?」

「もちろんよー。賢人ぉー、早くなさーい。真由美ちゃん、待ってるわよー」

「今降りてるとこー せかすなよ母さん」

 全く。俺の方はさっきまで寝てたんだから仕方ないだろ。なんてボヤきながらも、実のところは逸る気持ちを抑えながら、階段の手すりを持って滑るように階段を駆け下り、玄関に向けてターンすると…

 両手を下に伸ばして指を組み、少し恥ずかしそうにモジモジしながら待っていたのは当然、彼女…

 ここは敢えて言おう… 俺の… 俺の真由美だった。


 か…カワイイ。キレイだ。おっぱい大きい。いや、最後のはナシで。なんてキレイなんだ。


 中学1年の春に仲違いして以来、苦節3年。毎日毎日、真由美の後姿を、揺れるポニーテールを、淡い後れ毛を後ろから目で追い、授業中にも休み時間にも真由美の横顔をチラチラチラチラ横見し続け、目が合って真っ赤な顔で睨み付けられは視線を逸らし、学校行事の写真販売となれば自分の写真そっちのけでどんなに小さくても真由美の写った写真があれば残らず買い漁り、来生と真由美が2人で生徒会の仕事をする度に胸が締め付けられ、眠いわけでもないのにベッドに寝転がって向かいの窓際で勉強机に向かう横顔を見ながら楽しいデートや… その… イチャラブエッチとかを妄想し続けた…


 そんな俺の! 暗黒の3年間が! ついに報われた!


 3年ぶりに正面から見る真由美は、まだ幼さの残る中1の真由美と違い、あちこち成長した大人っぽい魅力に溢れ、本当にキレイで… その真由美と今日俺は2人で学校に行く!


「ま… 待った?」

「ううん」

「俺に任せて。アイツらが来たら、またやっつけてやるよ」

「こら! お巡りさんに相当絞られたんでしょ? 無茶はしない」

「母さん、そんな心配しないでよ。当面はパトカーがあちこち警戒してるから大丈夫だって。さあ行こう」

「おばさま、行ってきます」

「行ってきまーす!」

「本当に、無茶しないでね。行ってらっしゃい… ふふふ。張り切っちゃって」

 真由美ちゃんの手を引いてお出かけなんて本当に何年ぶりかしら。

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