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幼馴染のツンツンな委員長が、異世界では俺にデレデレなんです  作者: 松林ゆきひろ
俺と真由美の俺的に残念ではない学園生活
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いい所で夢から覚めた時あるある

「あ… 真由美?」

「ケンちゃん、目が覚めた!」

 真由美。何てキレイで愛らしいんだ…

「真由美!」

 俺は思わず真由美を押し倒した。

「あんっ」

「ゴメン、俺どうかしてた。俺が本当に好きなのは真由美だけだ」

「いいよ… こっちに来て最初の日に好きって言ってくれた時に… 心の準備は出来てるから…」

 今日から俺達は、本当の恋人同士になるんだ…




 はっ!


 ここは?


 あれ?


 えっ?


 真由美を押し倒したハズなのに何で俺、仰向けで寝てるの? 何か横に明るい物が… スマホ? って事は今のは…


 夢かーーーっ!

 何だよもう! ホントいいとこだったのに。今すぐ寝直して続きを見なきゃ。ってアレ? 何か初めて見る画面。にこやかな女神にフキダシが付いてて… ナニナニ?


『緊急メンテナンスのお知らせ。メンテナンス終了は17時の予定です』だって? 今の時刻は… 夜中の3時近く。駄目じゃん! いやでも今寝ればワンチャン続き見れるかも。とりあえずスマホ画面の明かりを頼りに勉強机にスマホ置いてっと。ベッドにリターン! 速攻でオヤスミ!


 あれ? そういえば昨日はゲームせずに寝るつもりだったのに。いつの間にゲームしてたんだろ… 癖になっちゃったの… か… な…



 はっ! 明るい… 朝か。いやー何かゲームの夢見ないで起きるのって久しぶりな感じするなー。逆に新鮮だわ。しかしやっぱりアレなのね。 ゲーム世界に行った夢を見るのはゲームしながら寝落ちした時だけなんだ。


 だけど昨日の夢ってホント無茶苦茶したよなー。まあ夢って不条理な展開が普通だよね。それに結局は俺の頭の中だけの話だしセーフ。夢の中で何があっても俺が話さなきゃ誰にも知られないし罪にもならない。何してもOKなんだからせめて揉んどけばよかった。


 まー愚痴ってもしょうがない。朝飯食って学校行くか。


 階段を降りながら考えてみたんだが、あんな夢を見てしまって真由美に会った時にどんな顔すりゃいいんだろう。マトモに話できるかな? どう話をするか考えといた方がいいな。練習、練習。


“きっ、きにょうは大変だったね”


 いやっ、きにょうって何だよ。それに朝から嫌な事を思い出させるのもダメだろ。


 つらつら考えながらリビングに入ろうとしたら何かいつもと違う雰囲気。いつになくにぎやかだな。昨日は警察沙汰だったのに美奈のヤツ、何でそんなに明るく笑ってるんだ? これは説教してやらねば。


「オイ美奈!」

「あ、おはようケンちゃん。今から味噌汁あたため直すから少し待ってて」


 え? 真由美? 真由美ーーーーーっ?

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