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勇者ケント捕獲作戦5

「早く見つけないとヤベーぞ」

「スンスン、スンスン、みんな来て。こっちよ」

 匂いフェチ真由美が臭跡を見つけたみたい

「ふっふーん。私は匂いからソノ時の風景を実際に見たように思い浮かべられるのよ」

「えっ?私そんな能力ないけど?」

「本体真由美、私達精霊には個体ごとに異なるスキルがあります。元から匂い系スキル持ちの精霊だから匂いフェチの人格と合体し能力を強化したのでしょう」眼鏡クイッ

なるほどねー。あっ、じゃあ私にも特別なスキルがあるのね?

「ポンコツ真由美の人格には特別にポンコツな精霊が合体したかと」

 何よそれムキー!

「あれっ〜 道から外れて〜 茂みに入ってくよ〜」

ストーカー真由美はどう思う?

「確かにアッチの落ち葉や下草が乱れてるがなー」

「見える、見えるわ。ここよ。ケンちゃんはこの樹の前に立ち止まって… 服の前を持ち上げて… あっ、キャー!キャー!キャー!」

「どうした、何があったかハッキリ言え」

「ケンちゃん… たっ… 立ちションを…」

「何っ、俺達にも見えるように出来ないのか? 見たいっ、いや見せろ!」

「匂いフェチ真由美だけズルイ〜」

「落ち着いて下さいストーカー真由美にエロ真由美。どうやら本体にだけ映像が送られているようです」

「ホントだ。本体が両手で顔を押さえて… 指の隙間からガン見してる」



「とんだロスだ。真由美オメーは精霊の個体能力に頼り過ぎなんだよ!」

「ほう? 個体能力以外の使い方があると?」眼鏡クイッ

「こうすんだよ」

 あっ、ヤオチュの後ろに青白い髪をなびかせた美女が。これは新手のスタンド?

「何だそりゃ? コイツは風の上位精霊だ。見ろ」

「おお、上位精霊の周りに私達と同じ3頭身精霊が集まって… 渦を巻きながら何かささやいていますね」眼鏡クイッ

「ふんふん、風上から流れて来た精霊に聞いたら見なかったとよ。つまりアイツは風下にいる。風上なら位置がわかるし風景も見えるんだがなー」

「なるほど上位精霊なら下位精霊を使役できるのですねメモメモ」眼鏡クイッ

「エロ真由美が合体したドリュアスは男狂いのエロ精霊だがアレで植物系の上位精霊だ。そして全ての草花ひとつひとつに精霊が宿ってる。つまり緑溢れるこの山とアルケー村全てがお前の支配地だ!」

「わかった、やってみる。 草花の精霊たち… お願い… 力を貸して!」

 本体が胸の前で両手を合わせて祈り、緑の髪のエロドリアード真由美が村の方角に両手を広げ… 光る!

「見えた!」

「どこだ!」

「待って… まだ山の中。繁みをかき分けてコッチに来る… 私の目の前に立ち止まって。いやーん顔近過ぎードキドキしちゃうー。ケンちゃん服の前をたくし上げて… 何するの私動けないのにっ… 駄目っ… 根が勝手にっ… 吸っちゃう! 私の中にっ… ああっ… 温かい湯気が顔に…」


「そりゃこの木の精霊が見たモンだ! 違ーーーう! 草木の根が地面の下で絡まってるのを利用して村までの道の精霊を召喚するんだよ!」

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