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陰謀
「乗れよ」
「うまく行ったか?」
「『学校サボってカラオケなんて考えられない!委員長として!』だってさ」
「ソレしか誘い方知らねーのか? 相手見て変えろよ」
「それどころか1の2の加藤からカラオケルームの件で相談されて被害届け出させるって」
「ヤバくね?」
「大丈夫。ホラいま正門から入ってるアイツ」
「こっちの方がイケてんじゃん」
「学校一の美少女『飯田 真由美』アイツを放課後この車でバイトに送ってやる話になってる。飯田にナイフ突き付けて『声を出したら刺す、黙って乗れ』と言えば清水は乗る。『委員長として!』」
「へへへ。車を出してるのは俺だからな。2人とも最初は俺が喰うぜ」
「飯田は譲るけど清水は俺で。誘ったのは俺だし」
「チェッ。2人ともズリーっスよ」
「車はない女も誘えないで文句いってんじゃねー。お前はいつも通り撮影係だ。飽きたらくれてやる。お前も飽きたら金を稼がせようぜ」
「わかってるけどよ…」
「放課後が待ち遠しいぜ」




