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幼馴染のツンツンな委員長が、異世界では俺にデレデレなんです  作者: 松林ゆきひろ
【ハーレム絶対防衛戦】
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激流の決闘!

誰かローザを嫁に貰ってやって下さい。

ケルト系、肩の下まである赤毛のウェーブヘア、ナイスバディの好物件。はすっぱな口はテレ隠しで、本当は情が深くて面倒見の良い娘です。

 カティーの手を引き、リラの尻を押し上げながら岩肌を登り切ると、背後で轟音が起きた。

 続いて、どう、どう、と、聞いた事もない重い振動が全身の骨に響く。

 見ると山肌が崩れ青い瀑流が噴き出し、反対の斜面に激突するや下流に方向を変え襲いかかっていた。上下にうねるその姿は、巨大な青い龍のようだ。


 龍はたちまち魔獣と異世界から来たアイツを飲み込む。いや、恐るべき力を秘めたはずの巨龍は、谷底から黒い(もや)と明るい白光(びゃっこう)が噴き出るや、真っ二つに切り裂かれて逃げるように両岸の斜面を駆け上った。それは3人の足元まで迫った後、再び斜面を駆け下りて激突し、うねりながら沢を駆け降りていく。


「ここは危ない!もっと上がって!」

 叫びながらローザは考えた。

 この川は毎年春先になると、雪が固まった天然の(つつみ)を雪解け水が押し流し、何度も何度も川下に駆け降りる。こんな事は珍しくもない。だからアルケー村は奔流の噴き出る谷間から少し外れた、被害の及ばない斜面にある。


 ただこの時間は、おやつを食べ終わった子供達が、お父さんやお母さんや、まだ川に入れないよちよち歩きの小さな弟や妹のために、夕食を少し贅沢(ぜいたく)にして喜ばせてあげようと、(みんな)で川床に降り、あの透き通った甘い川エビを探しているはず。


 川下(かわしも)の山々を見やると、瀑音に気付いたか、そこかしこの炭焼き小屋や、木こり小屋や、猟師小屋から見慣れた狼煙(のろし)が立ち昇り始めていた。良かった。村の子なら、3才でもこの狼煙(のろし)の意味は知っている。

 無口で怒りっぽくて乱暴で、あぶく銭を稼ぐや店に来て悪酔いする、取り柄と言えば早くて楽という以外にないと思っていた山の男達だが、こんな時にはこれほど心強い人達はいない。


「村は大丈夫!ケン坊は?」

「まだ戦ってる!」

 三頭犬(ケルベロス)は3つの首から交互に『地獄の業火(ヘルファイヤー)』を吐き散らすが、アイツはうねる水流をうまく盾にしてかわし続けている。一方で、紫に輝く光の剣が、たびたび三頭犬(ケルベロス)を切り裂きそうになるものの、ここぞという時にピタリと止まり、大きなダメージを与えていない。

「何やってんのよ!アイツ!」

「あそこ… マユミが…」

 カティーの指差す先、三頭犬(ケルベロス)の首筋のたてがみには半ば埋まるように囚われた真由美が。三頭犬(ケルベロス)はイザという時に首筋を向けて真由美を盾にしている!

 真由美は時折り赤い魔法の炎を発しているが、魔獣の剛毛には炎をはじく力があるのか意にも介さない。

「ダメ!水が減ってる!」

 リラの言う通り、岩盤から噴き出す水は徐々に量を減らし、やがて勢いはあるが膝程の深さまで減ってしまった。


 しばらく様子を(うかが)っていた三頭犬(ケルベロス)は、真由美を縛り上げた長いたてがみをうねらせて自分の肩の上に立たせた。アイツが良く見えるように。

 そして、3つの首から特大の『地獄の業火(ヘルファイヤー)』を、アイツに向けて吐き出した!

ノリノリで書いたけど、コレどうやって勝てばいいんだ?

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