大公開!さくらオリジナル新作漫画!
『わたし江田桜。TKB大学女子テニスサークル部長。次の大会に向け軽井沢で強化合宿中』
『江田先輩… ステキ』
『社長令嬢で美人で学業もスポーツも万能なんて…』
『木杉財閥の御曹司とご婚約なさったんですって』
『憧れちゃう』
「コレさくらちゃん?眼鏡してないし目パッチリだしサラサラヘアーだし見てもわからなかったー」
「スポーツ万能?そうだっけ?出」
「いきなり盛り過ぎじゃないかな、さくら」
「これ100㎝のIカップはあんだろ。さくらはもっとこう、コンパクトで見た感じ弾力が…」
「おっぱいおっぱいって相変わらずソコばっかりか山田ぁっ!」
「ラケット振るのに邪魔じゃない?」
「あーあーあー清水さんはいいわよね大きくて」
「だって重いし」
「うっさいわ続き続き」
スパーン
『きゃあっ』
『大丈夫?あなたは我が部のホープなのよ。大会まで故障しないようにね。志水さん』
『すみません、部長。今のフォームだと、どうしても部長について行けなくて…』
『そのための合宿よ。大会優勝に向けて私が全力でサポートするわ』
『お願いします!』
「これ私?テニス漫画?」
「ソレは読んでのお楽しみよ」
『よー江田ー。お前んトコもココで合宿かー?』
『K・Y…』
『偶然同じトコになったのも何かの縁だよなー。仲良くしようぜー?』
「え?コレ俺?」
「目付き悪いけど山田君よね?」
「口元釣り上げて完全に悪人顔だよな」
『触らないで!馴れ馴れしい!』
パンッ
『テメー!』
『行きましょう、皆さん』
『部長、あのひと同じ高校だった矢間田くん?』
『あんなヤツにかかわっちゃ駄目よ志水さん。空気読めないから渾名がK・Yになったんだから』
『ククク…』ペロリ
「あっ、血なめた」
「山田くん、こんな人だったっけ?」
「ちがーう!」
『少し早いけどお風呂で汗を流しましょう』
『せんぱーい!』
『なにかしら?井伊田さん』
「あっ、私!」
「後輩になってるね」
「飯田さんは可愛いから後輩役も似合うよ」
「続きが楽しみー!」
『昼間見た男の人…風呂場の周りをウロウロしてたんです。心配だから一緒に来て下さい』
『わかったわ』
『…大丈夫よ。安心して』
『でも心配… そうだ!今からお風呂入っちゃいません?あの人達が来る前に済ましちゃいたいけど、一人じゃ怖くって』
『?でも着替えがないし…』
『そう言うと思ってセンパイが用意してた浴衣と下着、持って来ちゃいました』
『もう、しょうがない子ね』
カポーン
『気持ちいいですねセンパイ』
『そうね。きれいな星』
『そうだ!みんなも呼んで来ます!』
『井伊田さん?もう、せっかちね』
「あれ、飯田さん男湯と女湯のノレン入れ替えてるね。これだとさくらの入ってる方が男湯になるよ?」
「男湯になった方に清掃中の看板立ててる」
ゾロゾロ
『へっへっへ、よお、桜』
『K・Y!ここは女湯よ!早く出て行きなさい!』
『バーカこっちが男湯だぜぇ?ほら、隣から後輩ちゃん達の声が聞こえるだろぉ?』
『キャー!きれーい!』
『あれーセンパイいないねー』
『のほせてどっかで休んでるんじゃない?』
(井伊田さん?!)
『俺が恋しくて男湯で待ってたってワケだ。それじゃあ遠慮なく。おいテメーら手足押さえて口ふさげ!』
『むぐ、むぐ、んっ、んーーーっ!んぐーーーっ!』
『うわっ!噛まれた!』
『馬鹿ヤロウ手ぇ離すな!』
『今すぐやめなさい!大声出すわよ!』
『いいぜぇ…このザマを全員に公開してもいいならな!うりゃっ』
『あうっ!卑怯者っ!木杉くん助けてぇ〜っ!』
『木杉くぅ〜んだってよ。ゾクゾクするぜ!うおーーーっ』
「うわー山田サイテーだな」
「賢人がこんな奴だとは知らなかったよ」
「俺じゃねーって!」
「さくらちゃんが主役?ずるーい!私もー!」
「こっ、こんな作品認められません!委員長として!」
「あら、じゃあ彼との合宿も中止になっちゃうかもー」
「だっ…駄目な物は駄目っ!」
「まーそう言わずに2巻まで見て考えて」
『井伊田さん、部長見なかった?』
『センパイならのぼせたからってアッチに行きましたよ』
『ありがとう!』タッタッタ・・・
(フフフ…)
「なんか飯田さんが怪しいね」
「ちょっと待てこの流れだと次は真由美か?」
『よお、志水』
『あ…』
『どうした、誰か探してんのか?』
『うちの部長、見なかった?』
『ああ、江田?のぼせたって言うから別館の方で休ませてるよ』(ホントは男湯でウチの部員の餌食になってるがな!)
「賢人、キミには人の心がないのかい?」
「人間の屑だね」
「だから俺じゃねーって!出お前許婚者なら止めろよ!」
「僕が止めて止まるなら、こんな事態になってないよ」
「悟り過ぎだろ!」
『矢間田くんって色々悪い噂があるけど、意外と面倒見いいのね』
『噂は噂だよ』(ニヤリ)
『テニスサークルの部長やってるくらいだもん、人望あるのよね』
『まあね』(ヤリモクのヤリサーだがなぁ! ニヤァァァ)
「清水さん、後ろ後ろー!」
『矢間田くん、雨の日に仔猫拾ってたでしょ?』
『ああ』(仔猫を餌に女子を部屋に連れ込むためになぁ!)
『私、知ってるんだ。矢間田くん、ホントは優しい人なんだーって』
「完全に騙されてる!」
「清水さん逃げてー!」
『こっち、暗いね』
(フフフ… 泊まりは俺達2サークルだけだから別館は使われてねー。泣いてもわめいても誰も来ねーぜ!)
『俺さ、あの頃から麻由美の事、好きだったんだ』
『え? あっ、あむっ』
クチュ… クチュ…
『麻由美… 愛してる…』
『うん…』
『こっちに来て。二人きりで話したい事が一杯あるんだ』(ヤる事も一杯あるがな!)
『うん…』
『君だけを愛してる』(ククク… キス一つで即堕ち!チョロい!チョロいぜ!!!)
「さくらちゃんとしたばっかりなのに…」
「鬼!悪魔!山田!」
「真由美、こんな扱いじゃ駄目だろ?駄目だよな!」
「でっ…でも、意外と悪くない…かな?純愛っぽくて」
「純愛?」
「清水さん、カッコ内ちゃんと読んでるかな?」
「んー・・・でも、そこさえ読まなかったら本当は好きだった人と数年ぶりに話が出来て、急接近して、結ばれるって悪くない… かも…」
「いやソコちゃんと読もうよ真由美!」
「でも私はいいとこなーい!」
「だーいじょうぶ!3巻は飯田さんがヒロインよ!」
『せんぱい… 助けて…』
『井伊田さんにだけは手を出さないで。私がかわりに何でもするから!』
『よーし、じゃあ口をあけろ…』
「後輩を人質に取られあらゆるプレイを強要される社長令嬢、桜!襖が開くとトロ顔の麻由美!桜と麻由美の目の前で遂に矢間田の餌食になる井伊田!しかし実は!」
『麻由美いっ!』
『おんっ!』
『はあっ、はあっ』
『ね、私の言う通りにしたら何もかも思い通りになったでしょ?さあ、次は私に…ご褒美…ちょうだい』(くぱぁ)
「裏で全てを操っていたのは井伊田だった。麻由美に純愛を貫いていた矢間田の悪い噂を流して二人の仲を裂いたのは井伊田!高校で孤立した矢間田を誘惑し悪の道に誘ったのも井伊田!大学で矢間田にヤリサーを作らせたのも井伊田!両方のサークルに同じ合宿所を予約したのも井伊田!しかし!」
『もっと…』
『麻由美… 俺は何て事を…』
「愛する人と結ばれた矢間田は、しかし高校時代の麻由美を思い出していた。あの頃の… ほのかに憧れ続けた麻由美を。こんな筈じゃなかった。俺は…俺は何て事を!うわあーーーっ!」
「さくらちゃんヒートアップし過ぎ」
「最終巻は純愛に目覚めた矢間田と3人のいちゃラブ4P、そしてみんなの祝福の中、トリプルマタニティーマリッジ&あまあま新婚初夜でハッピーエンドよ」
「どこが純愛だ!飯田さんはこんなんでいいのか?丸っきり悪役だぞ!」
「んーでもピカレスクロマンって感じ?可愛いだけの馬鹿っぽいキャラじゃなくて悪女ってのが何かいいかもー」
「出!こういう時はガツーンと反対しなきゃ」
「僕は、さくらがいいって言うんなら…」
「駄目だ!お前の許婚者だろ!しっかりしろ!」
「わかったよ賢人。僕も反対だ」
「優介も反対だよな!」
「僕は飯田さんがいいなら…」
「反対だよな!」
「う…うん」
「真由美もわかってるな!委員長として!」
「い… 委員長として!」
「これは完全にアウトだ!!!」
「待ってくれ賢人」
「出」
そうだ。一番の秀才、元生徒会長の出ならこの場をきっちりシメてくれる。頼んだぞ出!
「ここは民主国家日本だ。民主的に行こうじゃないか。議論も出尽くしたようだし僕達6人で投票しよう。コイツを出版するなら○、しないなら☓でね」
「いいアイデアだ。さすが出」
俺を含めて4人は反対になったからな。ん?でも何だかイヤな予感がするぞ?
投票の結果、○が5票、☓が1票で出版が決まりました。お前ら何考えてるんだ!
むしろコレで小説を1つ作れるんジャネーノという話まであったりなかったり。
ところで普通に読んだ後で、2巻の矢間田×麻由美の会話を()部分飛ばして『』だけ読み直してみて下さい。




