夜の浜辺(異世界編) 2
その時、俺の右、つまりリラとは反対側にキラキラと煌めく光球が出現した。これはモンスター召喚の光!
輝きがおさまるのも待たず、眩い光の中から誰かが語りかけて来る。誰だ!
「やはり現れましたね」
光は人間に似た形になり、片手を顔に当て何かをクイッとしゃくった。この声と動きは…
「委員長真由美!」
光の中から踏み出した委員長真由美は、しかしもはや身長10センチ3頭身のチビキャラではなかった。俺と同じ身長にキリリと引き締まった顔立ち、そして男を悩殺せずにはおかないボディーラインの… 学年でトップクラスのおっぱいとくびれた腰と、大き過ぎない割に丸くセクシーなケ… 尻!
俺の愛するボディーラインを余す所なく晒すピチピチのハイレグ水着に白くすらりと長い生足と生腕、上向きに反り返った先っちょが二股のヒレ付き尻尾、そして頭の上の被り物の左右には小っこくて黒い目、帽子の庇のように前に突き出たのは笑うように半開きになった小さな歯の並ぶ口。
「上限開放Rデルフィニちゃん委員長真由美、推して参る!」
「長げーよ!」
“限凸マックスSSR特効ケートスオリジナル真由美、見参!”
「ポンコツ真由美!」
“オリジナル真由美よ!”
「限凸マックスSR特効オリュクス匂いフェチ真由美、参上!」
「同じく〜 エロ真由美よ〜」
「ん? ストーカー真由美は?」
「ストーカー真由美なら〜 最初からソコにいるよ〜」
「どこだよ」
“砂漠迷彩で目の前の砂浜にいるのがストーカー真由美よ”
言われて砂浜を良く見ると、砂浜に突き出た岩だとばかり思っていた塊に2つの目がパチクリしている!
「ふふふ… 限凸R自然金真由美、岩石モード!」
「みんな! いたのか!」
ぃやっべ〜 つまりココまで全部真由美の分身に見られてた? 真由美が寝てる間に他の女の子と何かしたら、真由美が起きたとたん全部バレて修羅場じゃん!
「本体真由美とアレキサンドラが寝ている今は勇者ケントとリラ、プラス私達精霊5体のデッキで対戦しなけれはなりません」眼鏡クイッ
「くっ、物理打撃無効は効かないんだぞ。どうやってリラを守る? 逃げるか?」
「クラーケンの触腕2本は本体の2倍、この場合60メートルです。下手に逃げても食らうだけ、しかも逃げた先に誰かいたら巻き添えです」
「闘るしかないのか! って言うか中々来ないな、攻撃」
「それは〜 最初は私達のターンだから〜」
は?
「ターン!?」




