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ー9ー

下水道に向かいながら龍二さんが俺と詠美さんに色々アドバイスをくれた


「今回の依頼はネズミって事だが、ネズミって結構厄介でな

動きは早いし、爪と前歯は鋭いしで油断してたらすぐに怪我してしまう

それに下水道は足場が狭いしこちらの動きも制限されてしまう

今回は誰か1人つけて、3人で行ってもらうぞ」


そうだよな、ネズミって小さいよな


そんなんを剣でやっつけれるのか?

どちらかと言うと魔法の方がいいのでは無いか?


「とりあえず、現地を見てから作戦を考えるか

地形が分からなければどうにもならない」


そうか、まあ情報は多い方がいいのだろうな


そんな事を考えてるうちに下水道の入口についた


下水道と言うだけあって臭いがキツイな


「拓殿、この布で鼻と口を隠すのですよ」


「ありがとうございます」


ボルノックさんが四角い布を渡してくれた


その布を半分におって鼻と口を覆い頭の後ろで結んだ


全員が準備したのを確認するとまずはみんなで中に入って行った


足場はちょうど人が2人並んで歩ける広さがあり、その横を同じ位の幅の水路があった


しかし中は暗くランタンを持っていても奥の方までは見えなかった


「まあ、地下なんてこんなものか」


龍二さんはため息混じりに言った


「拓、だいたいネズミは壁の穴から出てきたり、下水の中の餌に集まってる時があるが、基本は臆病だから足音がしたら逃げてしまうんだ

でも、絶対に深追いするな

無理と思ったら諦めろ

分かったな」


「はい、無闇に追いかけないようにします」


そして、1回外に出た後チーム分けをして入って行くことにした


俺、詠美さん、ジュディーさんの3人がまず入る事になった

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