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ー8ー

「まあ、2人でよく相談して決めることだな

さて、俺はそろそろ宿に戻るよ

また、明日な」


龍二さんは手を振りながら部屋を出ていった


「龍二さんおやすみ」


「龍二さんおやすみなさい

ありがとうございました」


2人で龍二さんを見送った後、再び相談を続けた


「俺がボフボフに攻撃した後は必ず右に飛ぶようにしますよ

だから詠美さんは左手にまわってもらえれば...」


「そうですね、拓さんの行く方向さえ分かれば私も対応出来ます」


あ〜でも無い、こ〜でも無いと2人結構遅くまで話していたのだろう


「拓ちゃん、おばあちゃんもう寝るからね〜」


部屋の外から ばあちゃんの声がした


そうだな、明日もある事だし

俺と詠美さんも寝る事にした


(明日こそ自力でボフボフを...)


と、思っていたのだか


「拓、すまないな

ボフボフの依頼は今日は無かったんだ

代わりに別のを受けてきた

まあ、やる事は同じだから気を引き締めて行けば大丈夫!!」


なんて、言いながら高らかに笑うバーサーカー...


もとい、ジュディーさんがいた


(まあ、これからボフボフばかり出てくるとは限らないから仕方ないか)


「で、今日はどんな依頼だ?」


龍二さんがジュディーさんに尋ねる


「あ〜、下水道のネズミ駆除だ!」


「ひ〜、ね、ネズミ...」


マリーさんはあからさまに嫌そうな顔をしている


「下水道ならランタンが必要になりますな〜」


ボルノックさんが必要な物を考えながら呟いている


「よし、まずは道具屋に行ってみるか」


みんなでゾロゾロと道具屋に向かっていった


ここでは店の人もひどい値段で売ろうとする事は無かったようだ


龍二さんの無理な駆け引きもここでは無かった


ランタンを一人一つづつ持ち下水道の入り口に向かっていった

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