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ー7ー

家に帰って食事が終わった後に龍二さんから戦闘に対する簡単なレクチャーがあった


「拓がまずボフボフに対峙する

その時、詠美は拓の動きを読み魔法を飛ばす方向を決める」


簡単な図も描きながら図を説明してくれている


俺は目で追いながら、詠美さんはマメにノートにメモしてる


(戦闘中に読めないでしょうに)


まあ、勉強熱心なのはいい事か


「また、拓は詠美が魔法を飛ばしやすいように常に詠美の位置を把握し

詠美と対象物の一直線上に立たない様にする

拓はまだ、攻撃力が高くないから先に詠美に魔法を当ててもらってから攻撃するのも一つの手ではあるがそれは敵に対して不意打ちや待ち伏せの時には有効だが

逆の場合はまず出来ないと思え 」


ん〜、戦闘パターンも何通りも考えれそうだな


「明らかに戦闘力が違えば力でゴリ押しも出来るのだがな

初心者のうちはまず無理だと思え」


かなり実戦的だよな

今日のもいい例だよな

俺たち2人では完全に無理だったのに

ボルノックさんが1人であっさり...


(あのボルノックさんの動きは凄かったな〜...)


俺は昼間の事を思い出していた


「ねえ、龍二さん

やはり戦い方には武器や体格も関係するのかな?」


俺の質問に龍二さんは大きく頷き


「もちろんだ、俺と拓の武器は違うので当然違ってくるし

拓が俺の武器を持ったとしても同じ攻撃力を出せないだろうから戦い方も違ってくるな」


「ん〜、自分にあった戦法を考えて鍛えていかないと行けないか〜...」


俺は腕を組んで上を見上げた


「私も少しでも魔法でサポートするようにしますから

一緒に頑張りましょうね」


詠美さんは笑顔でガッツポーズをした


(確かに、2人でしっかり頑張らないとな)


「なら、明日はもっと上手く出来るようによく作戦を練りましょうね」


「はい!」


俺の提案に詠美は笑顔で答えてくれた

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