第4話
私は教師に成り立て約1年の高校2年生のクラス担任をしている綾波静。私はいえ…私達は今異世界の世界に来ていた。事の始まりは何時も通り放課後のホームルームが終わり、まだ残っている生徒と話をしていた時に起こった。
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「静先生!ここが分からないんですけど?教えて下さい!」
「ええ!良いわよここはね……………なのよ!分かったかしら?」
「はい!なる程こうなるんですね!分かりました!ありがとうございます♪」
う~ん?授業で教えてる筈なのに分かって無いのは、私の教え方が悪いのかな?もっと分かりやすく教えないとね!頑張ろう!
ガラガラ
あ!この匂いは!
「え~うそ~♪」
「ホントだって!俺はホントの事しか言わないよ♪特に君みたいな可愛い子にわね♪」
「もー他の子にもそう言ってるんでしょ?知ってるよ?」
あ!私またこの匂いで感じてしまう……駄目よまだ生徒が残っているのだから!頭がもうろうとする…
「ねぇねぇ!これ誰のスマホ?」
え?生徒が何かを言ってるわね?
「いや俺のじゃないな?」
ああ落とし物のスマホの事ね…
「私のでも無いよ?」
「俺達のでも無い」
「先生の物でも無いわ」
「そうなんだ?でもこの教室に居るのは私達の他に居ないしね?どうしよう?」
そうね今日は職員室に置いて置いて明日誰のか聞けばいいかな?
「先生?どうしよっか?ロックか掛かってるから中見れないし?職員室にでも持っていく?」
そうその時だったその時に突然教室が光に包まれて気がつくと、私と数名の生徒達は異世界に転移していた!
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私達は王様や大臣に言われるがまま話しを聞いていた。すると男の生徒の一人の小室拓海が俺達で魔王を倒そうとか言い出した。私は趣味でラノベを読んでいるけど自分が体験するのは、やりたくないと思っていた。
「それでは皆様ステータスと念じて下さい」
私達は各々でステータスを確認してそれを見せたいと思えば、他人にも見せる事が出来るみたいだね?でも私はラノベの知識でステータスを他人に見せるのは良くないと思っていた、特に王族などが絡むものはね!だから私は見せない、生徒達は皆で見せ合いっこをしていた。とりあえず私もみてみようかしら!
ステータス
【名前】 アヤナミ シズカ
【年齢】 23歳
【職業】 エレメントハンター
アクティブスキル
【鷹の目】
パッシブスキル
【気配察知】【無音歩行】
ユニークスキル
【魔法矢生成】【看破】
【言語理解】
なる程私はエレメントハンターなのねそれと、ユニークスキルの【看破】は知られない方が良いと思う。
それから私達は大臣に連れられて宝物庫に案内され、そこから好きな装備を持って行って良いと言われたが、【看破】で見たらそこにある装備は見た目などは派手だがそんなに良いものではなかった。
その中でも私が選んだ武器はランクcの弓と短剣とレザーアーマーだった。そして短剣を取ろうとした時に取ろうとした短剣が目の前から消えたそしてあの匂いがした。それから私達は大臣に部屋を与えられた。1人1部屋で今私は自分が与えられたら部屋でこれまでの事を思い返していた。
「あれは目の錯覚?それにあの匂いはあの子の匂いな筈?まさかあの子もこの世界に来てるの?でも誰も見たとは言ってないしね…確かにその場に居ても居ないかのように感じるときもあるけど、私の嗅覚があればその存在を認識出来る!なんたったて私以上の匂いフェチは今まで出会った事は無いのだからね!」
だから良く思い出して私!何か見過ごしてるはずだわ!・・・・・・・・あ!あの時!確か教室が光に包まれる前に、あの子の匂いを感じた!そして転移したって事はあの子はこの世界に居る!でも何故あの子は私達の前に現れないの?………そうかあの子は私と同じでラノベ等に詳しいそして自分のスキルで姿を隠してるって事ね!姿を隠してると言う事は?隠密、ミラージュ、ステルス、幻影などだよね?てことは匂いは消せてないから匂いで位置を確認してそこに看破を使えばあの子を見つける事が出来る筈!
「良しそうと決まったら何だかお腹が空いたわね!確か呼びに来るって話だったけど遅いわね?何かあったのかしら?」
それからしばらくして、呼びに来たメイドさんの話によると厨房に用意していた食事が全部無くなっていたらしく、作り直していたので遅くなったらしい。まさかこれはあの子が?でも11人分の食事が綺麗に無くなってたって事は?暴食?いえあの宝物庫の事が見間違えでないとしたら、それはアイテムボックスか収納とかのスキルな筈!でもアイテムボックスを持ってるのは誰も居なかったから、それはユニークスキルだね!
「はぁ食べた食べた♪まぁ味はそこそこ出し良かったけど、簡単な料理を直ぐ出してくれたぶん豪華さは減ったらしい。それでもおいしかったわねさてと何でも明日は朝から王様と謁見が有るらしいから、今日は早く寝ましょう今日1日で色々有ったしね流石に疲れたわ」
お読み下さりありがとうございます。
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