第1話
僕の名前は臼井忍僕達は教室で突然光に包まれて気付けばそこは!牢獄のような場所にいた。僕は直ぐに分かった!コレは異世界転移だと!だが周りに居るクラスメイト数人は何も分かっていなかった。
「ち!此処は何処だよ!」
「何処此処?帰りたいよ~!ママ!」
「拓海君此処何処だろ?」
「分からないな?でも大丈夫だよ!俺が君達を守ってあげるよ!」
「「「拓海君♪」」」
ち!お前は何様だよ!でもお前は状況が分かって無いだろうが僕は、おおよその検討はついているけどね!此処は異世界、そしておそらくそろそろ王族の者達が現れて勇者様とか言って、魔王を倒してくれとか言ってくる筈だ!だから僕はラノベの知識でしっている事を試してみる。先ずは基本のステータスと頭に浮かべて見る。
ステータス
【名前】 ウスイ シノブ
【年齢】 17歳
【職業】
アクティブスキル
【ステルス】 【スティール】
パッシブスキル
【気配遮断】 【無音歩行】
ユニークスキル
【アイテムボックス】 【言語理解】
やっぱり出来たね♪HP表示とかはなくて、スキルのみの表示なのか?まぁその辺は追々だな!それとスキルに関してはゲームとかと同じだろうね?とりあえず使ってみるかな♪先ずはステルス!お!なんか目の前が薄くなった感覚だな!これが今消えてるんだろうな♪
ガチャガチャ
来たな!やっぱり王族が来たよ…おお♪クラスのDQNの男が王族に絡んでるよ♪馬鹿だね♪いや~テンプレ乙ぅ~♪お!兵士と一緒に来たオッサンが大臣かな?……………予想通り大臣がクラスメイトに勇者様とか言い出したよ♪で魔王を倒してくれだって♪……で、これまたイケメン君が魔王を倒すとか言ってるし♪いや~テンプレ乙ぅ~♪おステータスの事を聞いて大騒ぎしてるし♪イケメン君が勇者?DQN君が魔法剣士?それにイケメン君が口説いてた女子が聖女様とか言ってるし♪その他の生徒もそれなりに良い職業らしいね?僕は職業が無いけど何でだろう?
「それでは勇者様方先ずは皆様に武器をお渡ししますので、ついてきてくだされ!」
あ!僕もこのまま消えたまま行くかな♪それにしてもクラスメイトが少ないな?そうか!あの時教室に居たのは数人だったからこの人数なのか!全部でひぃふぅみぃよぅ……僕入れて11人だなその中の1人が綾波静先生だな!とヤバいおいて行かれる。
「此処が宝物庫になります!さぁ勇者様方お好きな装備と武器をお選び下さい。それと奥にある金貨は持ち出さないで下さい」
おお!大きな扉の前に来たら兵士達が扉を開けて中を見せてくれたよ♪じゃあ僕も遠慮無く持っていかせてもらおうかな♪…そうだな…僕は力がないから大きな剣は持てないし、短剣でダガーと呼ばれる物にして装備も軽そうなレザーアーマみたいなこれで後は、奥にある金貨をも拝借してと♪どうせ見えないからばれないだろう♪よしこんなもんだろ♪アイテムボックスは便利だな♪手に触れて頭で意識するだけで荷物が入るよ♪
「う~んどれが良いんだろう?良く分からないな……」
あ!彼女はあの時教室で僕のスマホを持っていた子だ!身長155位でショートカットの薄茶のロリ体型だから間違い無い!そうだ!スキルのスティールを使って見るかな?とりあえず使い方が分からないから彼女に近づきスキル発動っと!お!アイテムボックスに何か入った?どれどれ?…ん?ダガーとレザーアーマーと金貨とハンカチ?ちっ!間違えた!じゃあもう一度!…今度は?青と白の縞パンツ?……………げ!
「ん?…………何か下半身がすうすうする?気のせいかな?」
マズい!早くスマホを当てなくては!…今度こそ!…あ!スマホ取れた!よし早く逃げよう!でも縞パンどうするかな?