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序章 第壱話「運命が導く場所」

東方Projectの三次創作です。

原作:東方ロストワード

原作の原作:東方Project

【注】キャラクターの性格は原作や東方ロストワード本家と少し違う可能性があります。


登場キャラクター

冴月(さつき)(りん)

種族:人間

性別:女

役職:外の世界の人間

能力:なし

スペルカード:なし

ラストワード:なし

・本作の主人公にして外の世界の人間。突如としてレミリア・スカーレット(L4)がいる紅魔館で目覚めた後、幻想郷に転送される。

レミリア・スカーレット(L4)

種族:吸血鬼

性別:女

役職:紅魔館の主

能力:運命を操る程度の能力

代表的なスペルカード:???

ラストワード:???

紅魔館の主で吸血鬼。運命を操る程度の能力などはいつものレミリアと変わらないが、スペルカードがあるかは不明。いつものレミリアとは世界群が違う。

博麗(はくれい)霊夢(れいむ)(L1)

種族:人間

性別:女

役職:博麗の巫女

能力:空を飛ぶ程度の能力

代表的なスペルカード:霊符「夢想封印」、夢符「封魔陣」

ラストワード:「夢想天生」

・博麗の巫女で人間の少女。裏表のない性格。魔理沙とはライバルでかつ親友。努力はしないが才能はある。妖怪には厳しめのポーズを見せる。

霧雨(きりさめ)魔理沙(まりさ)(L1)

種族:人間

役職:魔法使い

能力:魔法を使う程度の能力

代表的なスペルカード:恋符「マスタースパーク」、恋符「ノンディレクショナルレーザー」

ラストワード:「ブレイジングスター」

・人間の魔法使いの少女。捻くれ者で負けず嫌い。霊夢とは親友でライバル。霊夢とは真逆の努力家だが、それを他人には見せない。紅魔館の本を盗む癖がある。

【始まりを告げる巫女】『夢想卿』(世界群不明)

役職:黒幕

種族:人間?

能力:主に空を飛ぶ程度の能力(黒幕)

代表的なスペルカード:霊竜「想竜封印」、竜夢「封竜陣」

ラストワード:「夢想天生 紅竜」

・ロストワード異変の黒幕の仲間。何処かの巫女らしき姿をしている。その正体はL1世界群とは別世界の■■。他の■■より落ち着きがある。

【終わりを告げる魔法使い】、【竜言語の黒魔法剣士】『流星卿』

役職:黒幕

種族:人間?

能力:魔法を使う程度の能力(黒幕)

代表的なスペルカード:恋竜「ドラゴンスパーク」、竜星「ドラゴンメテオ」

ラストワード:「ドラゴンズ・ブレイジングスター」

・ロストワード異変の黒幕の仲間。『夢想卿』とはライバル。何処かの魔法使いらしき姿をしている。その正体はL1世界群とは別世界の■■■。他の■■■よりシリアス。

【全ての幻想郷を知る者】『幻想卿』

役職:黒幕

種族:妖怪?

能力:境界を操る程度の能力(黒幕)

代表的なスペルカード:紫龍「二重黒死蝶&紫死竜」、部下「『猫鬼卿』&『狐精卿』」

ラストワード:「深弾幕結界 -画竜点睛-」

・ロストワード異変の黒幕でリーダー。何処かの賢者らしき姿をしている。その正体はL1世界群とは別世界の■。他の■より計画的。

【地に堕ちた明けない明星】『孔雀卿』

役職:黒幕

種族:吸血鬼?

能力:ありとあらゆるものを破壊する程度の能力(黒幕)、何でも吸収する程度の能力(仮)

代表的なスペルカード:禁竜「レーヴァテインドラゴンズ」、禁竜「過去を刻む龍の時計」

ラストワード:「サイケデリック・スカーレット・クラッシャー」

・黒幕の仲間。『紅魔卿』の妹。何処かの館の吸血鬼の妹らしき姿をしている。その正体はL1世界群とは別世界の■■■である。他の■■■よりメスガキ気味で精神が不安定。

【永遠を得ようとし、得られなかった末裔】 『紅魔卿』

役職:黒幕

種族:吸血鬼?

能力:運命を操る程度の能力(黒幕)

代表的なスペルカード:「レッドドラゴンマジック」、神竜「スカイ・ザ・ドレイク」

ラストワード:「スカーレットサーペント・ディスティニー」

・黒幕の仲間。『孔雀卿』の姉。何処かの吸血鬼の姉に似た姿をしている。その正体はL1世界とは別の■■■■である。他の■■■■よりカリスマ性があり、尊大な態度を取る。

博麗(はくれい)霊夢(れいむ)(L0)

役職:なし

種族:人間

能力:不明

代表的なスペルカード:不明

ラストワード:不明

・ロストワード異変の最初の被害となった世界の霊夢。ネガティブになっており、感情の豊かさはない。博麗の巫女である事すら忘れてしまう。

霧雨(きりさめ)魔理沙(まりさ)(L0)

役職:なし

種族:人間

能力:不明

代表的なスペルカード:不明

ラストワード:不明

・ロストワード異変最初の被害となった世界の魔理沙。ネガティブになっていて研究のやる気が無くなっている。

八雲(やくも)(ゆかり)(L0)

役職:なし

種族:妖怪

能力:不明

代表的なスペルカード:不明

ラストワード:不明

・ロストワード異変最初の被害となった世界の紫。ネガティブになっていて幻想郷の賢者である事を忘れてしまっている。

──運命を操る程度の能力を持つ主の居る館。

──その名を「紅魔館」と言う。

その館には運命を操る主【レミリア・スカーレット】の他に、破壊する程度の力を持つ主の妹【フランドール・スカーレット】紅魔館唯一の人間で時を操る程度の能力を持つ主の部下【十六夜咲夜】、紅魔館の大図書館に住んでいる魔法使い【パチュリー・ノーレッジ】、【パチュリー・ノーレッジ】に仕える悪魔族、小悪魔(正式名称不明)、紅魔館の外側を見張り、紅魔館の安全性を守る門番【紅美鈴】の以上六名が『住んでいた』。

──だが、それらの人物は幻想郷の少女が移転してからは【レミリア・スカーレット】以外にはもうL4世界群には居なかった。

「世界群」とは並行世界(パラレルワールド)の集まり。「群」と付けられているので世界群の中にも様々な並行世界がある。

例えるなら、L4世界群という言葉が出て来たが、これは「L世界団」と言った中の世界群の一つである。L世界団には他にもL1世界群と言ったものがあるが、これらはL4世界群とは別物である事をご了承願いたい。

因みに、アルファベットの後ろにある数字は「逸脱度」を示す。「逸脱度」とはその世界がどれだけ例外的要素を持っているかを表す。この場合、L4世界群は逸脱度は「4」。例外的要素がそこそこ目立つ程度である。L1世界群の場合なら逸脱度は「1」。最も例外的要素が少なくてかつ逸脱要素が少ない。

なお、数字の前の「L」についての由来は不明。

「LostWord」から取った可能性もあるが…?

──だが、外の世界の少女がレミリア・スカーレットと出会った瞬間から全ては始まっていたと言えるかもしれない…


L4世界群の紅魔館──

「ようこそ。外の世界の人間。まず、貴方の名前を名乗りなさい。」

外の世界の少女は突如、L4世界群の紅魔館に居る事に気が付く。昨日まで普通だったのに。今日まで友達と学校に行って、勉強して、テストして、そしてゲームしていた毎日だったのに。しかし、そんな事考えている場合では無い。レミリアの圧に負け、外の世界の少女は自分の名前を出した。

「冴月麟」と。

「”冴月麟”ね...まあ悪くない名前ね。」

「良いわ。貴方がすべき事はそれでおしまい。」

「貴方をL1世界群に転送するわ。この封結晶を使うわ。」

そう言ったレミリアは紫色の封結晶を麟に見せた。この封結晶と言うのは色によって様々な効果がある。例えば、紫色なら他の世界への転送、緑色ならお祈り用などである。

「...”冴月麟”をL1世界群に転送しなさい。封結晶。」

レミリアが言うと封結晶の結晶がバラバラになり、その後、一点に集まり...

穴が開いた。

「...冴月麟。転送完了よ。」

そして時は流れ...

L1世界群 博麗神社では──。

「...いやー今日も参拝客が来ないわね。」

「まあ、それもいつもの事だけど。」

霊夢は参拝客が一人も来ていない事を一人で呆れていた。すると──

「おーい!霊夢!遊びに来てやったぜ!」

霊夢の親友でかつ、ライバルの魔理沙が遊びに来た。

「魔理沙、今日も全然参拝客が来ないのよ。」

「まあ、仕方ないだろ?だって霊夢だし。」

「何よそれ!」

「まあ私が来たんだから感謝して欲しいぜ。」

霊夢と魔理沙が話をしていると──

──(ドンッ!!)

「!?」

何処からか人がこの世界にやって来た。その人は何処か少女に似た、だが霊夢、魔理沙よりは幼かった。

「うわあっ!」

魔理沙はびっくりして思わずその場を立ち去った。

「…さっきの何だったのかしら。」

「ていうか魔理沙は?さっきまで隣に居たはずなのに。」

「まあ、魔理沙の事だし魔法の森に言って探し物でもしているわ。」

「…あのっ…」

すると、今まで喋りすらしなかった少女が声を出す。

「貴方は誰ですか?…私は冴月麟って言います。」

その少女こそが数分前にL4世界群の紅魔館にいた冴月麟である。

「……冴月麟?名前よね?」

「というかいきなり少女が此処に現れてびっくりした!」

「まあ、それはいいとして。私は博麗霊夢。博麗の巫女よ。」


【博麗神社の巫女さん】博麗霊夢

通称:通常霊夢。この世界では様々な霊夢がいるので区別する時にその呼び名を使う。


「よ、よろしくお願いします!」

「あ、別にタメ口で良いわよ。まあ、貴方がそうしたければそれで良いけど。」

「おーい!霊夢!なんか青いの見つけたぜ!」

すると、魔理沙が魔法の森から戻って来た。

「あ、魔理沙って…これ、封結晶!?何であんたがそんなものを持ってんのよ!」

「いや、たまたま拾ったんだ。」

「たまたま拾っていい代物じゃないでしょ!これ!」

「いや、これいい効果あるかもだぜ?」

「って、霊夢の隣にいるのは誰だ?」

魔理沙は霊夢よりも一回りくらい小さい少女に気が付く。

「この子は冴月麟。」

「へえそうなんだ。なあ、麟。幻想郷の色々な所に行ってみようぜ!」

「ちょっと魔理沙。流石にそんな事言ったら困惑するでしょ。」

「…幻想郷ってなんですか?」

「え!?」 「は!?」

麟の発した言葉に霊夢と魔理沙は驚いた。幻想郷は知っての通り、霊夢と魔理沙の住む所。そんな場所を知らないなんて…もしかしたら麟は外の世界の人間ではないかと霊夢は推測した。

「おい、お前幻想郷を知らないのか?」

「はい。そうなんです…って、貴方は…」

「おう。自己紹介が遅れたな。私は霧雨魔理沙。何処にでもいる普通の魔法使いだぜ。」


〜【普通の魔法使い】霧雨魔理沙〜

通称:通常魔理沙。魔理沙も世界に沢山いる為、このような呼び方をする事とする。


「これからよろしくな!」

「はい、…あ、うん!」

「…にしても面倒なことになってしまったわね。」

霊夢はため息をつきながら儀式を行う。儀式名は「外の世界の人間帰還の術」。

その名の通り、外の世界の人間を元いた世界に戻す儀式だ。本来であればこの儀式は成功する筈なのだが…

「ああ!もうなんで成功しないのかしら!!」

「いつもなら上手くいくのに!」

「まあまあ霊夢そんなムキになるなよ。この封結晶を使えばいいんじゃないか?」

「それはダメ!封結晶って危ない予感がするし!」

「…まあ、確かに香霖も言ってるしなー…でも、お前大丈夫か?麟と一緒に過ごせるのか?」

魔理沙の言う香霖とは森近霖之助の事である。霖之助は幻想郷の中では少ない男性である。種族は半人半妖。

「…だって術だって効果なかったし…」

「あ、あの!霊夢さん、魔理沙さん宜しくお願いします!」

「まあ、麟本人がこんな元気なのに一緒に過ごしたくないって言うのは失礼よね。」

「…よろしくね。麟。」

こうして霊夢と麟は一緒に過ごして行く事となった。L1世界群は今日も変わらず平和である。しかし、三人は別世界で既にロストワード異変が起きているのを知らなった──。


D?世界群 博麗神社?では──。

「…………………」

「おい何か言ったらどうだ?『幻想卿』。」

此処はD世界団のD?世界群。何故「?」が着いているかと言うとこの世界では逸脱度すら分かっていないからだ。「D」の由来も不明。

そしてD?世界群の博麗神社らしき場所ではL1の人物に似た者達が会議をしていた。

『幻想卿』は何処ぞの妖怪賢者に似た姿をしている。

「いや、ちゃんと人数が合っているのか確かめていたのよ。」


〜【全ての幻想郷を知る者】 『幻想卿』〜

・本来であるなら彼女にも本名があるはずなのだが、名乗ってない為、本名で呼ぶ事が出来ないので仕方が無く彼女の仲間達が呼んでいる名前で呼ぶ事にする。

彼女はとんでもない考えがあるらしく…


「そんな呑気な事している場合?あんた、麟は幻想郷に転送されたの?」

冷静に言うのは、何処ぞの神社の巫女の人間に似ている『夢想卿』。


〜【始まりを告げる巫女】『夢想卿』〜

・やはり彼女も本名で呼ばれていない為、夢想卿と呼ぶ事にする。

彼女もまた幻想卿の仲間らしく、仲の良さは変わっていない。ただ、夢想卿はL1の神社の巫女の人間より少し落ち着きがある。

「『夢想卿』の言う通りだ。まず、麟ってやつを幻想郷に転送しないと話にならないぞ?『幻想卿』。」


〜【終わりを告げる魔法使い】or【竜言語の黒魔法剣士】『流星卿』〜

・やはり後ろに「卿」が着く者は本名で呼ばれないらしい。その為、流星卿と呼ぶのが最適である。

彼女は唯一、二つ名が二つあるみたいが…理由は不明。夢想卿とのライバル的関係は相変わらず。


「そんな事はもう既にしてあるわ。しかも、私の望んだL1世界群の博麗神社に転送出来たわ。」

「ははっ!何それ!あんな麟クマちゃんよりフラン、何か破壊したいんだけど!!」

騒がしく話すのは何処ぞの館の吸血鬼の妹に似ている『孔雀卿』。


〜【地に堕ちた明けない明星】『孔雀卿』〜

・彼女も本名不明なので孔雀卿と呼ぶ事にする。精神が不安定でメスガキ気味。どうやら「破壊する程度の能力」以外にも能力があるみたいだが…?


「『孔雀卿』。黙りなさい。幻想卿の計画は成功している所よ。」

落ち着いた口調で話すのは『紅魔卿』。彼女は『孔雀卿』の姉。


〜【永遠を得ようとし、得られなかった末裔】 『紅魔卿』〜

・彼女もやはり本名は不明。にしても彼女の様子は他世界の彼女に似た存在とは違い、何故そんなにカリスマがあるのか。


「……麟を幻想郷に転送。これらは成功した。その上、L0世界群をロストワード異変に染め上げた。」

「私達の計画はバッチリよ。皆。」

そう。『幻想卿』が言うようにL0世界群と言われる平行世界は既にロストワード異変に染まってしまった。

L0世界群とは逸脱度0のナチュラルな幻想郷。前述の通り、今はロストワード異変が起きてしまっているが。そのL0世界群の幻想郷の様子が──。

L0世界群 幻想郷の何処かにて。

「此処、何処…?私は…?何でこんな所に…私はこの神社の巫女だったけ…?」

「…私、何の為に魔法を使っていた?こんな森で…」

「私が信じてきたものは何だったの…?そもそも幻想郷って…?」

もれなく全員、幻想郷の記憶を失ってしまっている。そしてネガティブになっている。

どうやらこの世界の派生としてL0g世界群もあるみたいが、それはL0世界群の人物すら詳しく事は知らない。

分かっている事は『亡霊化』の道を辿った者達の世界である事くらいである。


一見、平和に見える世界。だが、別世界では異変などで記憶すら失ってしまう苦しい世界なのかもしれない。

今のL0世界群等のように──。

ここまで見てくださりありがとうございます。小山シホです。さて、ここまでどうでしたでしょうか。

実は私、東方ロストワードが好きでして、小説を書きたいと思っていました。その為、今回、遂に書かせて頂きました。

書きたいものがかけて光栄です。しかし、東方ロストワードのストーリーはまだ完結しておらず、難解なので私の解釈が納得できない可能性もあります。後、書いている人は国語があまり上手くないので難解な言葉を使うと「ん?」となることがあります。そこはご了承ください。

ストーリーは東方ロストワード原作基準です。だけとキャラクターの性格はもしかしたら少し変わっているかもしれません。それでも良いって人はまた次回も是非見てください。

では良き小説ライフを!

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