第9話「王太子の追放宣言? ふん、偽聖女の最後の足掻きなんてまとめてぶっ壊すわ!」
ルシアンのアジトで次の遺跡の地図を確認しながら、私は通信石からの報告を聞く。
「ふん、学園で私の支持が広がってるなんて、乙女ゲームの逆転劇そのものね。…偽聖女アメリア、追い詰められてるわよ。」
星輝の宝珠を握ると、ゼクスがノリノリで答える。
「レイリア、次の遺跡は川沿いの谷間だぜ! スキル宝玉の反応、今回もバッチリ!」
「川沿いの遺跡か…。チートスキル、また増えるかしら?」
私はニヤリと笑う。
「レイリア様、学園での噂、アメリアの評判がさらに落ちてる。…一部の生徒が『偽聖女』って公然と言い始めてる。」
カイルが報告してくる。エリオットが目をキラキラさせて言う。
「偽聖女バレ、星輝の力で決定的になるかも! 遺跡、早く行こうぜ!」
ルシアンが通信石を手にニヤリ。
「アメリアが王太子レオンを動かしたらしい。…お前を正式に追放する気だぜ。」
「ふん、偽聖女が最後の足掻きね。乙女ゲームのヒロイン、必死すぎるわ。…いいわ、相手してやるわよ!」
私は鼻を鳴らす。アメリアもレオンも、まとめて叩き潰してやるわ!
「レイリア、アメリアとレオン、ぶっ潰して新スキルゲットだぜ!」
ゼクスの声に、私は『飛行魔法』で宙に浮かぶ。
「ふん、偽聖女の最後の企み、チートでひっくり返してやるわ。…遺跡、行くわよ!」
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川沿いの谷間にそびえる遺跡は、水音に響く石塔が美しい。入口のアーチから湿った風が吹いてくるわ。
「よし、入るわよ!」
私は気合を入れる。ルシアンが「罠に気をつけろ」と短剣を構え、カイルが「レイリア様、先に行くんじゃない」と過保護に前に出る。エリオットは「星輝の文様、水と土の複合属性だ!」と興奮してる。…うるさいわ、この三人。
遺跡の中はひんやりとしていて、壁の光る模様が青と茶色に輝いてる。…やっぱり未来的ね。
「レイリア、奥にスキル宝玉! けど、トラップが複雑だぜ!」
ゼクスの実況に、私はメニュー画面をチラ見。…準備は万端よ。
奥の広間に入る直前、トラップが発動! 床から岩の壁がせり上がってきて、道を塞ぐ。
「ふん、乙女ゲームの遺跡トラップね。…でも、私には関係ないわ!」
私は『飛行魔法』で宙に浮かび、岩の壁を飛び越える。広間にたどり着くと、祭壇に青と茶色の宝玉が浮かんでる。…スキル宝玉ね! けど、その前に聞き覚えのある声が響く。
「レイリア・フォン・エルミナ! 魔物使いの罪で、ルミエール王国から追放を宣告する!」
王太子レオンよ! アメリアを連れて、騎士団を引き連れてる。…アメリアの聖女スマイル、ムカつくわね。
「ふん、偽聖女に唆されて、王太子自ら出張ってくるとはね。乙女ゲームのラスボス戦みたいだわ。」
私はメタツッコミしつつ、星輝の剣を構える。
レオンが剣を振り、「騎士団、捕縛しろ!」と叫ぶ。騎士団が一斉に突進してきた!?
「レイリア様、俺が守る!」
カイルが剣で騎士を牽制し、ルシアンが「俺が騎士の動きを封じる!」と罠で足止め。エリオットが「祭壇のトラップ、解除するよ!」と叫ぶ。…仲間、頼りになるじゃない!
私は祭壇へダッシュ。宝玉に触れると、メニュー画面に『元素変換』追加!
「ゼクス、これ何!?」
「『元素変換』だ! 物質の元素を変換できるぜ! 例えば、岩を水に変えたりな!」
元素変換!? 乙女ゲームの万能チートっぽいわ!
────
「元素変換、発動!」
私は指を鳴らす。騎士団が突進してきた地面を、岩から水に変換! ドロドロの泥沼になって、騎士たちが「うわっ!?」と足を取られる。
「何!? 地面が…!?」
レオンが驚く中、私は『時間停止』を発動! 動きが止まったレオンと騎士団の武器を、星輝の剣でシュパッ! と叩き落とす。
「ふん、偽聖女に騙されて、私を追放? 乙女ゲームのシナリオ、間違ってるわよ!」
時間が動き出すと、レオンが「くそっ…! なんて力だ…!」と顔を歪める。アメリアが焦って叫ぶ。
「レオン様、私の聖属性魔法で…!」
アメリアが聖属性魔法を放つけど、光が弱々しく消える。…偽聖女の魔法、効かないわね。
そこへ、エリオットの通信石が光る。…何? 彼が石を手にすると、学園からの声が。
「エリオット様! 大変です! アメリア様が偽の聖属性魔法を使ってた証拠が…! モブ生徒が、アメリアの魔法道具を見つけて…!」
…何!? 偽聖女バレ、決定的!?
「ふん、偽聖女の化けの皮、ついに剥がれたわね。…レオン、アンタも目を覚ましなさい!」
私は宙から降りて、剣を向ける。レオンが「アメリア…本当なのか…?」と呟き、アメリアが「わ、私がそんな…!」と顔を真っ赤にして逃げ出す。…乙女ゲームのヒロイン、みっともないわね。
「レイリア様、さすがだ…! 元素変換、なんて力だ…!」
カイルが感嘆の声を上げる。エリオットが「星輝の技術、元素操作まで! もっと研究したい!」と興奮。ルシアンがニヤリと笑う。
「へえ、公爵令嬢、偽聖女を完全に潰したな。…学園での立場、逆転だぜ。」
「ふん、褒めても何も出ないわよ、ルシアン!」
私は鼻を鳴らして剣を収めるけど、内心ニヤニヤしてる。…偽聖女バレ、完了よ!
通信石からさらに報告が。
「レイリア様、学園で『レイリア様こそ正義!』って…生徒たちの支持、完全にレイリア様に傾いてます!」
…ふふ、乙女ゲームの悪役令嬢ルート、完全にぶっ壊したわね。
「この世界、私が変えてやるわ!」