第24話「敵対国の魔物軍団? ふん、チートで世界統一に突き進んでやるわ!」
近隣諸国との同盟を結び、世界統一に向けて動き出した私。星輝の技術を共有し、世界が繁栄し始めてるわ。…けど、遠方の敵対国が抵抗してきた。
「ふん、乙女ゲームの敵対国イベントね。…最強の領主として、この世界を一つにするには、抵抗勢力も黙らせる必要があるわ。」
星輝の宝珠を握ると、ゼクスが緊迫した声で答える。
「レイリア、大変だぜ! 遠方の敵対国、ダークロア帝国が魔物軍団を送り込んできた! ルミエール王国を潰す気だ!」
「ダークロア帝国? 乙女ゲームのラスボス国っぽいわね。…でも、私にはチートがあるわよ。」
私は眉をひそめる。
「レイリア様、国境近くで魔物軍団が…! 闇属性の魔物、シャドウドラゴンまで…!」
カイルが慌てて報告してくる。エリオットが通信石を手に興奮する。
「星輝の技術で防衛できるけど、数が多すぎる! 新たな遺跡でスキルゲットしようぜ!」
ルシアンがニヤリと笑う。
「ダークロア帝国、かなり強硬だぜ。…レイリア様なら、まとめて黙らせられるだろ?」
「ふん、敵対国ね。乙女ゲームの最終試練イベントだわ。…まとめて叩き潰してやるわよ!」
私は鼻を鳴らす。ダークロア帝国が何をしようと、チートでひっくり返してやるわ!
「レイリア、遺跡でスキルゲットして、魔物軍団ぶっ潰そうぜ!」
ゼクスの声に、私は『飛行魔法』で宙に浮かぶ。
「ふん、世界統一への障害、チートで消してやるわ。…遺跡、行くわよ!」
────
新たな遺跡は国境近くの荒野に隠されてた。乾いた大地にそびえる石塔が、夕陽の中で不気味に輝いてるわ。
「よし、入るわよ!」
私は気合を入れる。ルシアンが「罠に気をつけろよ」と短剣を構え、カイルが「レイリア様、先に行くんじゃない」と過保護に前に出る。エリオットは「星輝の文様、防御属性っぽいね!」と興奮してる。…うるさいわ、この三人。
遺跡の中は乾燥してて、壁の光る模様が金色に輝いてる。…やっぱり未来的ね。
「レイリア、奥にスキル宝玉の反応! 急がないと魔物が…!」
ゼクスの実況に、私は『転送魔法』でトラップを回避。奥の広間にたどり着くと、祭壇に金色の宝玉が浮かんでる。…スキル宝玉ね!
宝玉に触れると、メニュー画面に『絶対防御』追加!
「ゼクス、これ何!?」
「『絶対防御』だ! あらゆる攻撃を無効化するバリアを展開できるぜ! めっちゃ頼りになるチートだな!」
絶対防御!? 乙女ゲームの鉄壁チートっぽいわ!
遺跡を出ると、国境に魔物軍団が押し寄せてた。闇属性の魔物が数百匹、シャドウドラゴンが咆哮を上げてる! ダークロア帝国の兵士が魔物を操ってるわ。
「グオオオオ!」
「レイリア様、俺が援護する!」
カイルが剣を構える。私は『結界生成』で国境の村を保護し、『召喚魔法』でシルバーフェニックスを呼び出す!
「ふん、乙女ゲームの魔物軍団イベントね。…でも、私にはチートがあるわよ!」
私は星輝の剣を構える。シャドウドラゴンが闇の炎を吐いてくる!
「絶対防御、発動!」
私は指を鳴らす。金色のバリアが私と仲間たちを包み、シャドウドラゴンの闇の炎がバリアに弾かれる!
「時空操作、次元切断、発動!」
時間を遅らせて魔物の動きを鈍らせ、次元の斬撃で魔物を一掃! シャドウドラゴンも次元に飲み込まれ、「グオオ!?」と消滅する。
「エネルギー変換、魔力増幅も発動よ!」
魔物の闇エネルギーを吸収し、星輝の剣がバチバチッと光る!
「攻撃力、40000に上昇! レイリア、フルパワーだ!」
ゼクスの声に、私は剣を振り上げる。
「星輝の剣、フルパワーよ!」
シュパアア! 光の刃が魔物軍団を薙ぎ払い、ダークロア帝国の兵士が「うそ…! 魔物が…!」「逃げろ…!」と逃げ出す。…ふふ、乙女ゲームの防衛イベント、完璧ね!
私は『時空操作』でダークロア帝国の王都へ一瞬で移動。敵対国の王の前に立つ。
「ダークロアの王、私はレイリア・フォン・エルミナよ。世界を一つにするため、抵抗はやめなさい。星輝の技術で、あなたの国も繁栄させてあげるわ。」
王が震えながら答える。
「レイリア様…あなたの力に敵うはずがない…。ダークロア帝国、ルミエール王国と同盟を結びます…!」
「ふん、乙女ゲームの敵対国説得イベントね。…いいわ、受け入れてあげるわよ。」
私は鼻を鳴らして答えるけど、内心ニヤニヤしてる。…世界統一、また一歩進んだわ!
「レイリア様、さすがだ…! 絶対防御、なんて力…!」
カイルが感嘆の声を上げる。エリオットが興奮して言う。
「星輝の技術、防御まで完璧だ! 世界統一、どんどん進むね!」
ルシアンがニヤリと笑う。
「へえ、公爵令嬢、敵対国もまとめたか。…次は何するんだ?」
「ふん、褒めても何も出ないわよ、ルシアン! …次はこの世界の全ての国を一つにするわ。国境のない繁栄した世界を作るわよ!」
私は鼻を鳴らして剣を収める。
「レイリア、ステータス、統率力さらに上がったぜ! 世界のリーダーとして、誰もが認めるな!」
ゼクスの声に、私はメニュー画面をチラ見。…統率力、60000!? チート、最高!
「この世界、私が変えてやるわ!」




