これから始まるらしい
ムクドリさん次第で展開していきます。
〈2023年 5月 20日 土曜日〉
その土曜日の早朝、俺は鳥の声で目を覚ました。
と、言ってもね‥‥‥
φ(・ω・ )。o0○
声の主の姿を求めて窓を開けば、心地よい緑の匂いのそよ風が、私の頬くすぐる‥‥
裾で風のドレープを描く白いレースのカーテンを開けば、遥かに見える広い空と連なる山の稜線。
薄くたなびく雲は神々しく、朝日に照らされて私の目に眩しい。
今日一日の始まりを告げるかわいらしい小鳥のさえずりに、私の心は───
‥‥なーんて、行かないのよ。諸事情で (´Д` )
しかも、聞こえて来たのはどう聞いても鳥が怒ってるダミ声だし。ケンカかな。
俺んちの周りは、せっまい敷地にギリギリに立てられた、木造一軒家やら、アパートやらマンションが、ひしめき合ってる住宅街だ。
俺んちなんて、窓を開ければ正面には人んちの窓だし、横の窓開ければ手が届きそうな隣んちの壁だし、情緒なんて全く無いよ。他所んちの屋根で、空だってまともに見れないんだから。ネット上で写真とかキラキラアップさせる要素なんて全く皆無な相当な庶民だよ・・・(*´Д`*)
要するに言いたいことは、俺の家の周りには美しい天然の自然環境も、この辺の多くの家には、庭さえ無いってことだ。
緑があるのは公園と街路樹と、所々に点在する昔から住んでる地主の家のスゴーく広い庭。それくらいじゃないかな。
そんな環境ですが、周りには野鳥が結構いる。
去年の今頃、俺はやはり鳥のエッセイをせっせと書いては投稿していた。
それは俺んちのベランダから、手が届きそうなすぐそこの他所んちの屋根にムクドリが住み着いて子育てしてたから。
ムクの巣にカラスが寄って来てて、親ムクドリが発する警戒の鳴き声に、家の飼い鳥のセキセイインコさんが、余りに震撼してて、そのビビってる様子が可愛くてエッセイにしたのがきっかけで書いてた。
その時はムクの雛の声も日に日にでかくなって来て、そろそろ巣立ちだろうなーって思ってた矢先に遂にカラスに襲われて、残念な結果になってしまっていた。
ムクドリさんは悪夢を体験したことだし、今年は来ないんじゃないかって思ってたらさ、今年も同じ場所に来た!
しかも、そこの屋根の隙間は人気らしくて、俺がチラリと目撃した所によると3ペアのムクドリさんがその場所を取り合いしてて、早朝に聞こえたのは、そのケンカの声だった!
ワクワク‥‥‥
今年もすぐそばでムクドリさんの雛の声が聞けるかも。
俺は朝晩ムクさんを観察して、ここに記録しようと思う。
今年こそ雛が巣立つの見れるかな (*^ー^)ノ♪
ムクドリさんたちに変化見つけたら更新します φ(^Д^ )