荒野の世界は永遠の果てかな
エペ中に描きました。
「しかし、この武器は馴染みやすい。」
AndroidAXE
蟻のアントとandをかけた武器。
あの巨大ロボをアントロイドみたいな名前だと思うから、Androidみたいなんだよね。
まあ、ただの語呂合わせに近いけど、それこそが案外良かったりして。
すると近くで大きな爆風が起こる。
私はすぐさまリフレクターを展開し、爆風を反射させた。
望遠鏡もないからな、仕方ない。
目が疲れるからやりたくないんだけどな。
千里眼
爆風の中心地点。
そこは怪獣とワームが縄張り争いをしていたが、どうやらもう既に決着が着いたそうだ。
怪獣はそのままワームを食い殺したが、ワームの再生能力ですくさま復活。
そこからまた怪獣の腕を食い破る。
ワームも怪獣も俗世の生物だったから、面白さが際立つものだ。
するとワームの1部が再生し、私に近づいてくる。
小野寺可不可は感じ取った。
ワームは地中に潜り近づくことを。
わずかながら足で感じとったことで、ワームの位置を掴み取る。
ワームの移動方法ってなんかモグラみたいだな。
まあそういうやつの対策はもう知ってるんだぜ。
それは、こっちが振動を与えればいい話だ。
小野寺可不可は足を大きく揺らす。
足の振動は地震と等しくなり、地中を大きく揺らす。
するとワームが地表から出てきた。
どうやら進路が塞がれ、その腹いせに出てきたって感じかな。
なら、そうだな。決めゼリフはなかったから、こう言うか。
「血肉なるなら骨無くせ。人畜が」
空間を殴る。
異世界渡航の時に使った境目の破壊。
そこから来るのはその衝撃を波打つような歪み。
ワームが変形し、そこから体がえぐられる。
えぐられた体は再生せず、そのまま地面に落ちた。
「はっ。サンキューな。いい試合だったぜ。」
空間の歪み。
その影響は遥かに大きい。
何故なら歪みによる切断はダメージとはならないからだ。
傷ではない。
空間の歪みはただの歪みだ。
だからこそ、傷口なんてないのだ。
どうやらこの攻撃は有効打にもなる。
ならこう改造しよう。
AndroidAXEに、空間認識を付与した。
これぐらいさせる世界。
やはり劇的なものだ。
人類最強のプロフィール
空間操作は長けた方だぜ。
認識は半径数キロは伊達じゃない。
また、そこから衝撃を加えたりなどの干渉もできる。
神との戦いまで行くのも、異世界に行くのも、この空間干渉で行えたものだ。